教えられること

おそらくの話になるのだが、私の才能で最も秀でて居ることは「書く」ということなのだろう。
特に創作に関して書くという行為は疑いの無い文章を書いている自覚がある。
だが、この「書く」ということを他人に教えられるのかというと、絶対に教えることはできないと思っている。
その理由は「書く技術」を言語化できないからだ。

まず第一に書くという行為とは日常的に使うため誰でも出来ると思われている部分が大きいのだが、それならば小説家に金を出す人はいないだろう。

このことから書くということは特殊スキルなのだ。

正確な話をしていくと書くことは別に誰でも出来ることである。
だが０から１を作り出すことが別の能力が必要であるだけなのだ。

ここで教えられるものについての説明をしておこう。

物事で教えられることというのは１を10にすることなのだ。
例えば音楽演奏に関して言えば基本的に楽譜のあるものを演奏する。
これに関しては努力で達成することが出来ます。
なぜならお手本があり、そのことをなぞるまでが演奏だからです。