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バンドTシャツ

メルカリで写真集を買うのにハマっていたが自分の中であっさりとブームが去ったので、今度は絶版のバンドスコアを集めようかと思ったのであるが、しかしギターもベースもとうの昔に売ってしまって、バンドスコアを買っても練習する楽器がないのである。

さきほど「ストーンローゼズ」というバンド名で検索したら、バンドスコアは出てこなかったが(昔僕は持っていたから発売されてないわけではない)、CDのほかにTシャツがたくさん出てきた。

これだ!バンT(バンドTシャツ)だ!

これなら実用的だし、僕は今のところ今回のアイキャッチに使っているカート・コバーンのシャツしか持っていないので、これを集めようと思った。

しかしである。それが公式なものかどうかがわからない。著作権無視の無許諾のバンドTシャツはおそらく世界中に山ほどある。それを買っていいものかという葛藤が生まれる。

公式のものもずっと同じものを売っているわけではないので、もう買えないマーチャンダイズもあり、そういう意味では「まあ、あまり気にするなよ」というところなのだが、やっぱり、なんかねえ。

いま自分が着ているシャツはそれなりに有名な店のやつなのでまさか無許諾ってことはないと信じたい昨今です。

バンドTシャツは音を聴かせなくても「わしはこのバンドが好きなんじゃい」とアピールすることができて便利である。最近はバンドの音楽とは関係なくロゴやシンボルがファッションとしても利用されるので、それを着ていたからといってそのバンドの音楽が好きとは限らないんだけど。

まあでも音楽好きと会うときにそういうものを着ていれば「ああ、この人はこれが好きなのね」という話になるかもしれないし、あるといいのかなと。ロゴやシンボルなどのデザイン的なものではなくて顔写真とかだとなおさら「おっこいつ」と思うわけだけど、無許諾の可能性がバーンと上がる。

悩ましいなあと思いつつ、クラシック音楽団体もアパレルやればいいんじゃないかなあとか考えました。スズリで作って、自分たちで買い取って、演奏会場で物販してもいいし、ベイスで売ってもいい。ファンクラブ特典にするとクローズドになるのであまりなあ、という気はします。

話に出てきたスズリとベイスはこちらやで。

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