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好きな作家さんができました


こんばんは、ざっきーです。

最近、好きな作家さんができました。

その方は、凪良ゆう先生。

出会いは今年の7月。
最初に読んだのは『わたしの美しい庭』でした。

なぜ読むことに決めたのか。
完全なるジャケ買いでした。

大学を卒業したあたりから、全然小説は読んでいなくて。
昨年、資格試験を立て続けに2つ受けて勉強に嫌気がさして、小説が読みたい気持ちに久しぶりになりました。

とはいえ何を読んだらいいのか悩み、
とりあえずこの一年は本屋さんで手前に並んでいる有名な小説や
アニメ化されていて馴染みのある小説を読んできました。


そんな中、キラキラ輝いて、すてきな(私好みの)かわいいイラストの表紙が毎回気になっていた本がありました。

それが、『わたしの美しい庭』でした。
今まで読んだ本の中で一番おもしろい!と思いました。
ジャケ買いしただけなのに、ものすごく印象に残るすてきな作品でした。

次に気になって手にしたのが『流浪の月』。
本屋大賞だし読んでおくか〜くらいの気持ちでした。

なのに、それなのに、
とんでもない作品でした。
普段小説は全く読まない旦那さんに
「めちゃくちゃおもしろかったんだよ!読んでほしい!!」
と熱弁したくらい。自分の中で衝撃的におもしろかったのです。


そして次に読んだのが『汝、星のごとく』

文庫版が出たら読むか〜なんて思っていましたが
本屋さんに行くたびに気になる。
表紙も可愛い、本屋大賞、気になる。
もう、買ってしまえ〜!と思って購入。

とんでもない作品でした。(2回目)
流浪の月とは全然違う、とんでもなさ。
どえらい純愛を浴びせられてしまいました。
純愛だけではなく、いろいろな人物の、たくさんの、たくさんの愛も。

つらく悲しい気持ちになる描写が山ほどあり、
そのたびに涙が溢れてきましたが
それと同じくらいの愛に、最後はボロボロ泣きました。

そして、自立することの大切さ。
他人に動揺しないこと。
確固たる自分を築くこと。
なんだかたくさんのことを教えてくれました。

瀬戸内の海、見てみたいなあ。


『汝、星のごとく』を読み終えた頃、凪良先生のSNSを発見。
11月に新刊が出るとのこと。
それは、『汝、星のごとく』の続編であるとのこと。
そのとき10月、こんなの、読むしかない。

小説の新刊を心待ちにして過ごすなんて、人生で初めてのこと。
わくわくして発売日に新宿の紀伊国屋書店へ。

文庫本じゃないと持ち歩けないからなあ〜とか言っていた少し前の私は予想していなかったことですが
毎日カバンに入れて、会社に行く電車の中で読みました。


こちらも、本当に、

とんでもない作品でした。

『汝、星のごとく』を読んで心打たれた方(おそらく読者全員)、ぜひ読んでいただきたいと思います。

みんながみんな、誰かのことをとても大切に思って、動く姿に心打たれました。
またいろんな形の愛が書かれていました。
私もこんなふうになりたいなあと思いつつ
そのどれもが様々な過去から生まれたもので
もがき苦しみ誰かに助けられて得た愛でもあり。
簡単に手に入れたものではなかったのです。

続編ということで、登場人物たちの過去や未来が書かれていました。
こうなってよかった....ああ....こうなるのか....よかった.....よかった..........と思いながら最後まで読みました。

『汝、星のごとく』は悲しい気持ちもありつつ読み終えたので、
今度は幸せいっぱいになりながら読み終えました。


凪良ゆう先生の作品、読み尽くしたい....!

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