#175 (番外編)ドラマ視聴率 各局比較(2017/06/16)


フジテレビの亀山社長が退任、BSフジの宮内社長と入れ替わる人事が発表されて暫く経ちましたが、亀山千広氏といえばドラマ、ということで今日は2003年以降の各局ドラマ(21時台、22時台)の視聴率を比較してみました。

フジのドラマ視聴率の低迷が伝えられていますが、2003年〜2013年までの平均視聴率は13.46%で他社が11%台だったので2%ほど高い水準でした。

・2003-2013年の各社ドラマ視聴率
 フジ  13.46%
 日テレ 11.66%
 テレ朝 11.36%
 TBS  11.67%

2014年以降フジテレビの視聴率は低迷し、2014年〜2017年の平均視聴率は8.7%ほど。他社の平均が11.2%程ですから大きく離された結果となっています。

躍進目覚ましいのがテレ朝で2013年以降ドラマ視聴率では民放4社の中でTOPを走っていて、平均で他社を3%ほど、フジを4%以上、上回っています。

・2013年以降の各社ドラマ視聴率
 フジ  9.36%
 日テレ 10.56%
 テレ朝 13.56%
 TBS  10.29%

2013年頃が民放ドラマでは大きなターニングポイントになったのかなぁという感じですね。この2013年は亀山氏がフジテレビの社長に就任した年。なんとも皮肉なものです。

ちなみに、亀山氏のプロデューサーとしての代表作として踊る大捜査線が有名ですが、いわゆるの月9ドラマでいうと、あすなろ白書、ロングバケーション、ビーチボーイズなどがあります(踊る大捜査線は火9)。月9だけで見ると亀山氏プロデュースのドラマ視聴率は7作品(1991年〜1997年)平均で22.6%。”さすがっ”という感じなのですが、同じ1991年〜1997年の他のプロデューサーの月9ドラマの平均視聴率が21.4%なので、ちょっとよかったという感じのようです。(月9のプロデュースをすること自体がトップofトップなので差が出ないのは当然といえば当然の結果なのかもしれません)

。。。頑張れ、フジ!

Source:
Audience Rating TV ドラマ視聴率
https://artv.info/ar16.html

#今日のざっくり
#ドラマ視聴率

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