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自分との闘いを制する

人は身体が疲れている時や心が疲れて落ち込み、行動出来ない時もある。

そんな時には大抵、人と比べて安心するところがある。

自分が行動出来ない事を正当化するように、他人の悪い所、駄目な所を思い出して安心するのだ。

そして、他人のせい、環境のせい、運気のせいと、自分を慰めるように、自分以外のせいして、行動出来ない、駄目な自分を正当化する。

そんなどうでもいい、どっちでもいい事を考えるようになる。

正確に言えば、考えていない。暗い妄想に浸っているだけだ。

そして、気づけば、夕方、何もせずに絶望に近い気持ちになり、

そうこうしているうちに、ますます疲れて、1日が終わる。

自分との闘いに負けているのだ。

よく聞く例えで、自分の中の2つの人格。

片方は、行動に満ちていて、あれをやろう、これもやろうと1秒でも時間を無駄にしないで行動する自分。

もう片方は、恐れに満ちていて、あれは面倒くさい、これも面倒くさいと、だらだらと時間を浪費して行動しない自分。

どちらも同じ自分。

その2つの自分のせめぎ合いを1日の中で繰り返している。

とりわけ、学校や会社など、集団の中では、行動的な自分が勝つ事が多いかもしれない。

逆に、家に帰り、独りになった時や休日などは、面倒臭がる自分が勝つ事が多いかもしれない。

だから、仕事が中心で、他人に認められたいと願っている精神的に弱っている人ほど、その傾向があると思う。

その間違いに気づいてほしい。

仕事の為に生きているのではなく、生きる為に仕事をするのだ。

あなたが思っているほど、他人は関心を持っていない。

その事に気づいてほしいのだ。

だからこそ、まずは自分である。

その自分の内なる声に心を傾けてほしい。

その自分の中の心のせめぎ合いの闘いを制してほしい。


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