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ちょっと斜に構えた「エッセイ」でありたい。 そんな気持ちで書いてます。
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記事一覧

『 そして男の日傘 』

これを購入してからもう何年になるでしょう。 当時は「男が日傘??」と男性の日傘は余り見かけず、正直気恥ずかしい思いもありました。 しかし 様変わりしたものです。 そうですね〜2、3年前の男性の日傘率は主観と偏見から0.1%ほどでしたが、ここ数年の猛暑のせいか日傘を持つ男性が、それもどちらかというと若い方が街中でチラホラ見受けられます。 少し前の国連の発表ですが、もう地球は「温暖化」のレベルではなく「灼熱化」だとのこと。 昨夏はメキシコで暑さで枯れたサボテンが出たらし

『 7人の孫 』

そうなんです。 実は7人目なのです。 ですから とりたてて騒ぐほどの事でも無いのですが。 それまでの6人は 3人の息子の子ども達で、今回は長女で末娘の子どもなのです。 そこで 何故かは分からないけど今までと何かが違うんです。 多分 母親から産まれた娘。 その娘から産まれた命。 上手く表現出来ないけど大袈裟かな? 「命の連鎖」みたいなものを感じます。 言い尽くされたことばですけど 『人は生きてるんじゃなくて何かの力で生かされてる』 一人ひとりの孫はそれぞれ可愛く

『 睡眠時無呼吸症候群 』

洒落になりません。 ふとしたキッカケで「それでは私も」と思い立ち検査をして見ました。 それは ドライバー仲間が定期検診後に疑わしい結果が出てそれに該当したとの話からです。 人の命を預かるプロドライバーですからこれは要注意です! 数日後、かかりつけ医で申し込むと医療器メーカーからデバイスが送られてきてその指示に従い一晩装着してデータを取ったのです。 保険適用ですから私の場合はその検査費用は2000円ほどでした。 結果は、、 1時間に50数回息が止まってるそうです。Σ

『 父の日と箸 』

そのバリューと存在感は対する「母の日」とは比較ににならないほど小さな「父の日」 30数年花屋をしていて「母の日」の喧騒に比べ「父の日」の静寂は世の中の父親の尊厳を正直に反映しているなとの印象でした。 まあ 扱っていた商品が「花」ですからなかなか父親のイメージには縁遠い条件のアイテムだと知ってもです。 そんな中 先日、優しい我が子どもたちから食事会への招待があったのですが、さらに嬉しい事にそこでプレゼントを貰いました。 今日はそのお話です。 皆からの気持ちのこもった

『 ネットビジネス 』

この単語の響きは何処となくスマートでオシャレ感がありますね。 パソコンの普及と共に広く認知されてきたこのネットビジネス。 「スキマ時間であなたも簡単に副業で稼げますよ」との謳い文句で参戦した方々も多いはずです。 しかし いざ挑戦してみるとこの甘い謳い文句とは裏腹に成功にたどり着くには「過酷な現実」があります。 つまり例外なく ネットビジネス未経験の挑戦者にとっては長い道のりと孤独な闘いが待っています。 しかし 主催者側からのセールストークは決してすべてがウソでも詐欺

『 神社とおみくじ 』

毎度の「ひらめき」で先日の「三峯神社」につづき 今回は埼玉県「秩父(知知夫)神社」へ早朝に出向きました。 ここ湘南エリアからですと圏央道から関越道に合流。 花園ICで下車、そこから30㌔の道のりです。 片路約二時間のドライブになります。 神社は秩父駅前にあるため決して山深い所ではないので高速を降り一般道をひた走る。 しばらくすると前方に秩父「武甲山」の山並みが目に入る。 「武甲山」は石灰岩の採掘が進んだ白く斑に見える山肌が特徴的で不思議な光景です。 神社への到着も

『 平和の象徴 』

「ホットケーキ」(今風にはパンケーキ)と「ポップコーン」 この二つは何故か見ても食べても幸せな気持ちになるのです。 好物だと言う理由もありますけど二つとも緊張感やストレスのある場面では登場しない、私の中ではそんな存在なんです。 ファミレスでデザートのパンケーキ。 映画を観て泣き笑いのポップコーン。 これって私の偏見が幾分入ってるかもしれませんがどうしても笑顔がオーバーラップするのです。 そこで簡単にできるポップコーンを作ってみました。 何だかいい映画を観たくなりま

『 困った時の神頼み 』

一時低迷していた外国人観光客の姿が街中で目立つ様になりました。 特に昨年末辺りからでしょうか・・。 これもきっと政治が対策をあれこれ練っても止まらない今の「円安」が大きく影響しているのでしょうね。 私の本業(タクドラ業)にもそのプラスの変化は十二分に感じとれます。 そして少し話は飛びますが。 私はひとり暮らしでお気楽なオフの日などは相変わらずその場の思いつきで気ままな自由行動が常です。 もういい歳なんだから「日がな1日」お茶でも飲みながら煎餅でもかじって日向ぼっこで

『🌸賢く楽しむ🌸』

休みの早朝 一通りのルーティンを済ませ食事も摂り終えて本を読みながらマッタリしていたら、いつの間にかうとうと寝込んでしまった。 どれくらいの時間が経ったのだろう? 携帯からの、メールのピコ〜ンの着信音で正気に戻された。 ふと気付くとシーンとした部屋には、アナログ時計が時を刻む音と石油ファンヒーターの燃える音。 静かだ、、。 最近は、そんなふとした何にもない独りの時間に幸せと生きている実感を覚える。 なんて事を書くと 「コイツ、どんだけさみしい年寄りなんだ。」 気

『 鉄っちゃん候補生 』

いつも使っている通い慣れた道。 電車を乗り継いでいく道のりなのですが、そこで出会ったあるプラットフォームでの微笑ましい光景です。 ここは始発駅。  鉄道少年と思わしき子どもが発車前の車輌をバックにお父さんから写真を撮ってもらっている。 少年は行き交う人に目線を動かし、少し照れくさそうだ。 可愛いですね。 そこに突然車掌さんが車輌から降りてきて、その少年に制服の帽子を後ろから被せてあげようとしたのです。 私はそれを見て  えっ!と、少しびっくりしましたがそれ以上に

『 高齢者講習 』

これで私は2度目の講習になります。 満70歳を越えると地元の自動車教習所での「更新手続き前の予備講習」を受けなければならない決まりになっています。 歳を重ねる事は良いこともあるけど面倒くさい事も多々あるんですね。 日本は「超高齢社会」になり、事故も目立つようになって高齢者ドライバーには風当たりの強いご時世です。 そして免許証の返納とやらが進んでいる中、実際は高齢者の自動車事故は国内での交通事故全体から比較してもそれほど多くはないのです。 ここでは詳しい数字は省きます

『年末歳時記』

昼過ぎに通勤電車の車窓から陽当たりのいい庭で「餅つき」を楽しむ家族の光景が見えます。 日本古来の年末の風物詩。 なぜか気持ちが和らぎました。 いいですね、この日本文化^^ ところがここ最近いや、かなり以前から この餅つきに限らず この年末の慌ただしさも、除夜の鐘が鳴り終わったあの正月独特の静けさも無くなりつつあります。 ともに 昔から培って来た「家族で襟を正して新年を迎える」この日本固有の文化がいつの間にか消えかかっている。 これって 決してワタシだけの気のせいで

『ドリームキラーの変貌』

「あなたも1日たった1時間の作業で お小遣いがひと月〇〇万円位は稼げますよ」 ネットにはびこるそこそこ成功を収めた人間のセールストークでもあり「常套句」となっているこのフレーズ。 そんな誘い文句に踊らされ夢を描いて「小銭を小脇に抱え」ネットビジネスに挑戦をしてもそこはそんな甘い世界ではありません。 ただただ例外なく、その結果が出るまでは「長く孤独で地道な努力」が要求される地味な世界です。 その証拠に 一度は夢を抱いたチャレンジャーのほとんどが五月雨式に前線から撤退して

『 煩悩とパチンコ 』

古今東西、人間の煩悩に寄生する博打(ギャンブル)癖は廃れない。 そう言う私にも充分経験はあるし、それだけにハマる気持ちもよく分かる。 私の場合はお馬ちゃん(競馬)だった。 ギャンブルにのめり込むその理由は勿論金銭的な欲得は否定できないけど、あの勝ち負けのエキサイティング?そんな瞬間がクセになるのだ。 それはとりもなおさず 「あと一歩で勝てたのに」と言った都合のいい思い込みだ。 そしてもう一つ 「今度は勝てるぞ」 「俺だけは負けないぞ」 などといった「壮大な偏差値の低