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【Tier1-紫ルフィ徹底解説】



【挨拶】


はじめましての方はじめまして。
いつも記事をご購読していただいてる皆様ご無沙汰しております。
ザキオカ(https://twitter.com/Corgi0218)です。
こいつ誰だよと思った方の為に軽く今まで触れたTCGの受賞歴等を載せておきます。

【ワンピースTCG】
2022愛知CS 準優勝
2023本選 全国11位
2023宮城CS 予選敗退
-フラッグシップ-
シリアルルフィ「出場無し」
ゾロ 「0/2」
シリアルシャンクス 「2/3」
【LORD of VERMILION Ⅲ】
2015全国大会 BEST16
2016全国大会 準優勝
【WIXOSS】
WIXOSS PARTY SPECIAL 優勝2回
ホビクロス 優勝1回
【デジモンTCG】
エヴォリューションカップ 優勝2回

東北は非公認大会が少なくなかなか公式イベント以外出場する機会がありませんが機会があれば遠征もしてみたいですね。
前振りが長くなりましたが今回は5弾環境を戦う上でトップメタになるであろう「紫ルフィ」の解説をしていこうと思います。


【更新情報】

9/12
最新構築の記事を掲載致しました。
詳しくは【9/13更新 最新の紫ルフィ事情】をご覧ください。

9/13
【紫ルフィミラー 後手を取った場合の捲り方】を更新しました。
詳しくは【9/13更新 最新の紫ルフィ事情】をご覧ください。

9/22
【9/22更新 最新の紫ルフィ構築】を更新しました。

9/24
【対環境デッキ対面プレイ&マリガン基準等】を大幅に更新しました。

10/25
【10/25更新 -3on3に向けて-紫ルフィ&サカズキ構築】を更新しました。
【対環境デッキ対面プレイ&マリガン基準等】の「赤緑ロー」「ベロベティ」「カタクリ」を更新しました。

10/27
【10/27更新 -3on3に向けて-紫ルフィ&サカズキ構築】のサカズキの構築を更新しました。



【紫ルフィ】

5弾で追加された「紫ルフィ」
新弾前の総評ではそこそこ強いデッキぐらいの立ち位置でした。

しかし5弾がいざ発売されてからまわしてみると動きが環境に対して強すぎて瞬く間に環境で戦えるデッキである事がわかりました。
「紫ルフィ」を解説する上で知っておいて欲しいことは、
「紫ルフィは最強の押し付けデッキ」であるということです。
これを踏まえた上で「強さ」「弱さ」について解説していこうと思います。

【強さ】

・白髭譲りのリソース確保力
・カイドウ譲りのドン加速
・やってはいけない後2マゼラン
・先2の後出しジャンケンからの理不尽ムーブ

大きく分けるとこんな感じかなと思います。
まず「白髭譲りのリソース確保力」ですがリーダー効果により任意で盾を回収することが出来ます。
ワンピースカードにおいて手札の枚数は命と同義な為序盤にリソースが多いとそれだけで強いです。
また「青ナミ」や「クイーン」など序盤に殴ってこない相手に対して自ら盾を回収できるため相手の「ノーパン戦術」を潰すことが出来ます。
また、盾回収というデメリット?の代償として「カイドウ譲りのドン加速性能」を持っています。
カイドウといえば鬼ヶ島によるドン加速ですがどうしても2ターン目にステージを置かなければいけないという制約からスキが生まれがちでした。
しかし「紫ルフィ」はそのスキが一切無く、序盤にリソースを確保しながら実現してきます。
ここで一番の問題が「アクティブ追加」という点です。
先行なら2ターン目に4ドンのカードが使えるし
後攻なら2ターン目に5ドンのカードが使えます。
これがとにかくヤバいです。
特に「後2マゼラン」と称される後攻2ターン目にマゼラン含む5ドンのカードを投げる動きですがこれがとにかく強いです。
後2でマゼランを投げられるとプランが崩壊するデッキがほとんどで
例を挙げると「青黒サカズキ」等は、そこに合わせられる除去が三千世界しかなく、その後も6-8-10と、7ボルサリーノや9ミホークといった強いカードをマナカーブ通り投げられなくなってしまします。
エネルや赤紫ルフィに関しても似たような事が言えると思います。
これが出来るリーダーは「紫ルフィ」だけです。
例外として先行2ターン目で殴ったトリガーでブーストというのがありますがこれはあまりにも運ゲーなので例外とします。
また、「先2の後出しジャンケン」も非常に強力で
相手が後1でサーチ以外の動きが無かった場合基本的に手札は6枚あります。
先2でリーダーで殴って受けると手札が7枚になる為、4ローが直撃します。
守られた場合でも4-6000を先2ターン目に出せるため弱いわけがありません。
また4-6000を出すルートを選択した場合先行3ターン目に到達する最高ドンが7ドンの為最速7キッドが完成します。
先②4-6000
先③7キッド
先④9カイドウ

が後2マゼランに負けず劣らずイカれているので先行も十分強いのが本当におかしいです。
意味不明な強さです。
わかっていても止めらない強い動きは本当にどうしようもないもので似ている所だと「後1お菊」などがその部類かなと思います。
マナカーブを無視すると言ったところだと「緑錦えもん」は似ているものがあるのかもしれません。
ここまでが簡単な「強さ」になります。

【弱さ】

・紫単色故の低コスト除去の少なさ
・対応力の低さ

個人的に「紫ルフィ」の弱さはそれを補えるほどの「押し付けの強さ」があると思っている為あまり気になりませんが強いて言うならばこれらが弱みかなと思います。
紫色のカードは基本的に低コストの除去が少なく「赤ゾロ」などの低コストで横に展開するデッキに対して弱い印象です。
また、最高除去が9カイドウの6コスト以下KOなので対応力が求められる
「8キッド」などはかなり不利かなと思います。
しかし「赤ゾロ」も「8キッド」も環境的に減少傾向にあり現状はあまり気にする必要はないかなと思います。
基本的に器用な立ち回りはできません。
完全に押し付けデッキです。
以上が簡単な「弱さ」になります。



【構築/採用カード/不採用カード解説】

【フルパワー型】

【インペルダウン型】


基本的な動きは同じですが最大値を引き上げるか安定性を取るかの差です。
個人的には「インペルダウン型」の方が1ターン目にやることがあって好きです。
また2000ボードが立つことがマンシェリーやマキノに対しての圧になる為、安定感があるのはやはり「インペルダウン型」かなと思います。
フルパワーはサーチが一切なく基本的に引いてきたカードで戦う事になります。
ですが白髭同様「盾=手札」なのでサーチがなくても引きたいカードを引ける確率が高く、思ったより困らないかなと思います。
そもそも「インペルダウン型」のハンニャバルもマゼラン以外に欲しいカードがなく、肝心なマゼランも旬を過ぎると一切使わないカードになってしまう為基本的にハンニャバルを使うのは1ターン目だけかなと思います。
また、ハンニャバルのサーチ先が16枚しかない為たまに外れます。
既にマゼランが手札にある場合は無理に投げなくても良い気がするので臨機応変に使ってください。

以下有料記事になります。
有料記事では「構築解説」「運用法」「採用カード/不採用カード」「環境デッキに対しての立ち回り」など現段階で私自身が「紫ルフィ」に対して考えていることを全て書きました。
個人的にかなり完成度の高いデッキだと思います。
かなり読み応えのある記事に仕上がってると思いますので是非ご購入いただければと思います。

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