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【チャンピオンシップ本選11位】黒単ルッチ解説【環境デッキ対面分析有】

挨拶

はじめましての方はじめまして。
前回の愛知CSの記事をご購入いただいた方はご無沙汰しております。
ザキオカ(https://twitter.com/Corgi0218)と申します。
普段は宮城県で主にワンピースカードとデジモンカードをやっております。
今回は2/19に行われた【チャンピオンシップ本選】にて使用したデッキや3弾の環境デッキについてお話させていただければと思いnoteを作成しました。

至らぬ点があると思いますが最後までお付き合いいただければと思います。


【チャンピオンシップ本選】


本選は51人で行われ、6戦のスイスドローを行った後上位8名が決勝トーナメントに上がれるというものでした。

惜しくも予選は4-2で最後オポによる結果を待つ形になってしまいました。
しかし、私が敗れた相手は予選2位通過の「サイーデ氏」と予選4位通過の「めりい氏」だった為かなり希望が持てる状態でした。
しかし現実はそんなに甘くはなく無情にも順位は11位。
会場でリアルに膝から崩れ落ちました。
涙を流しながら会場に残った各地の最強プレイヤーと交流をした後、会場を後にしました。

余談ですが嬉しいことにバナピーカ氏に声をかけていただき各地の予選2位組で写真を撮っていただきました。
会場で唯一撮った人物写真なので一生の思い出です。
この場を借りて一緒に撮影していただいたバナピーカ氏とナマコ氏に感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございました。

ナマコ氏(福岡2位)、ザキオカ(愛知2位)、バナピーカ氏(宮城2位)



デッキ解説



こちら今大会で使用した構築になります。
赤を強く意識していたため赤に強く出れて他にも明確な不利がない「ルッチ」を選択しました。
予想通り大会出場者の半数が赤を握るという結果だったため予想は間違えてなかったのかなと思います。
今大会は第3弾「強大な敵」の発売から1週間というかなり短い準備期間で大会に臨まなければいけない状態でした。
私の構想にあったデッキは2つ
「ニューゲート」「ルッチ」のどちらかでした。
「ニューゲート」は言わずもがな3弾発売後からフラッグシップやスタンダードバトルなので一番優勝報告を見る最強リーダーでした。
3弾で「イゾウ」という最強のサーチカードと「5マルコ」というアルティメットパワーカードの追加がかなり大きいのかなと思います。
また2弾環境で天敵であった「緑錦えもん」が「カタクリ」や「エース」の登場により全体的に通りにくい環境になったのも追い風の要因なのかなと思います。

では何故すでに強いとわかっている「ニューゲート」ではなく「ルッチ」を選択したのか。
今回、全国的に調整期間が短く十分な練習時間が取れなかった方がほとんどでした。
しかし私はそうではありませんでした。
新弾発売一週間前のカード公開がされた後、本選までの間恐らく100時間以上は調整に調整を重ねました。

ニューゲート対面も死ぬほどやりました。
ナミ対面も沢山やりました。あまり勝てませんでした。
エース対面も沢山やりました。フクロウ最強です。
赤ゾロ対面も沢山やりました。とてもキツかったです。
ルッチも沢山やりました。後攻ゲーでした。
何故かカタクリ対面が一番練習しました。(本選分母0)

「ニューゲート」と「ルッチ」どちらもかなり練習しましたが結果的に「ルッチ」を持ち込むことを決断しました。
今回は、
「デッキの採用カードや使い方」
「何故【空気開扉】を採用しなかったのか」
「3弾環境の対面分析」
「結果的に何故ルッチを選択したのか」

について解説していきたいと思います。

今回の構築はリーダーを含めて15種類という非常にわかりやすい構築になりました。
今回は種類も少ないので全てのカード解説していきたいと思います。



以下有料記事になります。
かなり読み応えのある記事に仕上がってると思いますので是非ご購入いただければと思います。


【Lルッチ】
個人的にかなり好きな効果です。
手札2枚というコストがあまりにも重いですがリーサル性能が高すぎます。
効果を見て気づいた方も多いと思いますが完全に「Lキッド」です。
しかもこちらは15000で2回殴れます。
弱いわけがありません。
相手の盾が0枚になった瞬間相手はブロッカーを2面用意するか手札で15000のアタックを止めなければいけません。
仮想敵である「ニューゲート」は盾が勝手に0になるためかなり通りの良い効果になります。
赤に対して明確な強い動きがありどの対面でも明確な不利対面がないにが「ルッチ」の強みかなと思います。
何故「ニューゲート」ではなく「ルッチ」を選択したのか
それは「安定感」に他なりません。
私はデッキを選択する際「安定感」を重視しており最大値が120点のデッキより平均80点のデッキを好む傾向にあります。
「ニューゲート」は非常に強力なリーダーですが「モビーディック号」への依存度や「ラディカルビーム」や「毛皮強化」などのサーチ出来ないイベントカードが入っている為(バギー型もあるが出力が落ちる)予選本選含めて9連勝するのは難しいのではないかと思い「安定感」の差で「ルッチ」を握ることにしました。
結果的に4-2という結果でしたがもう一度本選をやるとなっても「ルッチ」を握ると思います。
それほどまでにこのリーダーは強いと思います。


【フクロウ×4】&【ボルサリーノ×4】
黒の対赤最終兵器です。
赤は効果でKOすることが多いデッキです。
そこで効果でKOされない「ボルサリーノ」と「フクロウ」はまさに天敵といっても良いでしょう。
特に「エース」は除去に大変優れておりほとんどのカードが除去対象です。
しかしそもそも効果でKOされないカードに対してはほとんどやることがなく「ルッチ」の効果も含めかなり有利に立ち回れる対面だと思います。
しかし「フクロウ」は常時効果でKOされないのに対し「ボルサリーノ」は自分のターン中はKOされてしまいます。
「ゴムゴムのJET銃」「火拳」が捲れたら悲しいことになってしまう為、必ず祈りながら盾を殴りましょう。
「ニューゲート」に対してもかなり安心してゲームを進めることが出来ます。
「ニューゲート」は最終的に「モビーディック号」や「ラクヨウ」などの力を借りてバカワパーで殴ってくるため手札だけで守るのはなかなか難しいです。
しかし「フクロウ」や「ボルサリーノ」がいると一番多きい打点をブロッカーで守れるためかなり安心感があります。
赤対面はこの2種類のカードがいかに引けるかが鍵になります。
3弾環境で黒を使うなら「フクロウ×4」「ボルサリーノ×4」から構築を考えるといっても差し支えないぐらい環境最強カードなので4投必須になります。



【4クザン×4】
このデッキの後手を取った際のマリガン基準でもある最強カードになります。
このカードを後攻2ターン目に出せるか出せないかで勝率は大きく変わります。
後攻2ターン目に「4クザン」着地より優先されるカードはありません。
何が手札にあっても後攻2ターン目は必ず「4クザン」を出してください。
「4クザン」が場にいることで9コスト以下のカードが全て除去範囲に入ります。
4コスト以下は「4クザン」+「嵐脚周断」
7コスト以下は「4クザン」+「カク」
9コスト以下は「4クザン」+「サカズキ」
また、登場時効果の1ドローも強力で場に出した際のテンポロスがほぼありません。
逆に「4クザン」にはガード値がついていない為手札にあると何も意味がないカードになります。
ワンピースカードにおいて手札のガード値のついてないカードを積極的に使うということは非常に大切な為、意識的にガード値がついてないカードを使うようにしましょう。
後攻2ターン目に絶対出したいカードなので4投必須です。
後、純粋にキャラが好きです。


【カク×4】&【サカズキ×4】
このデッキのアタッカーであり盤面をひっくり返す上では欠かせないカード達です。
前述した「4クザン」と合わせることでほぼすべての盤面を取れるようになります。
まず、3弾で追加された「カク」は黒が喉から手が出るほど欲しかった手札を消費せず盤面を取れるカードです。
2弾環境で手札消費をしないで盤面に触れる中型があればなと1000回は考えました。
このカードは本当にバリューがイカレています。
なぜパワーが6000あるのか
なぜ1000カウンターがついているのか
なぜ自身もコスト対象なのか
なぜコストが奇数なのか
どれをとってもイカレてます。
本当はこいつがSECだった説まであります。
鼻も長いですし。
3枚以下にする理由がないので4投必須のカードになります。
次に、「サカズキ」ですがコストが手札1枚と重いですが2弾環境に比べサーチが増え手札維持が容易に出来るようになりました。
またワンピースカードにおいてパワー7000という値はコスパ含め一番強くアタッカーとして非常に優秀です。
単体で5コスト以下をKO出来るのは非常に優秀で「カク」との差別化も間違いなく出来ていると思います。
「サカズキ」を減らしてまで入れたいカードがないので現状では4投確定かなと思います。


【イッショウ×1】
ついに登場したランダムハンデスカードです。
他のTCGをやっている人はわかると思いますがTCGにおいてハンデスは最強です。
それに加えてワンピースカードでは手札1枚の重要度がかなり高くハンデスが決まるとかなり勝ちに近づきます。
では何故そんな最強カードが1枚の採用なのか。
これにはいくつか理由があります。

一つ目は、「コストが重すぎること」
8コストはあまりにも重すぎます。
基本的に一試合で1回しか投げれません。
また、あくまでもハンデスしか出来ないことから相手の盤面にさわることが出来ない為返しの相手の攻撃を耐えるだけの下準備が必要です。

二つ目は、「黒の中型カードがあまりにも優秀であること」
前述した通り8コスト払うと基本的にそのターンはドンを使った強い動きが出来ません。
黒は4-6コスト帯に非常に強力なカードが集中しており「4+4」や「4+5」など二枚のカードを使った方が相手に負荷をかけられると考えてからです。
勿論「イッショウ」の方が強い場面もありますのでそこはケースバイーケスだと思います。

三つ目は、「赤ゾロに対して出すスキがない為」
個人的に不利対面の一つが赤ゾロになります。
特に今回は本選ということもあり本選に「赤ゾロ」を持ち込んでくるレベルの人の「赤ゾロ」は間違いなく練度が鬼な為かなり苦戦を強いられると考えていました。
「赤ゾロ」に対して8コストで2枚ハンデスなんて悠長なことをやっていたら盾がいくつあっても足りません。
前日まで「衝撃波×2」「イッショウ×2」で悩みましたがやはり「赤ゾロ」に対して強く、盾から捲れて強い「衝撃波」を厚くしようと思い「3-1」の構築にしました。



【スパンダム×4】&【ブランニュー×4】
ついに来ました黒のサーチカードです。
テキストの数字が誤字なのかわからないですが「5枚見る」ではなく「3枚見る」となっているのが大変不本意ですが運営様が与えてくれたカードなので涙を流しながら使います。
このデッキにおける「ブランニュー」はサーチも出来て墓地も肥やせる言わばワンピ界のデドダムです。
あちらは3コストでこちらは2コストですからドン追加がないことは多めに見てあげましょう。
この構築は「CP」と「海軍」のハイブリット構築な為勿論たまに対象がいない場合があります。
しかし「ブランニュー」のサーチが外れた場合「ブランニュー」が2枚以上見えない限り必ずCPが2枚以上落ちています。
「カク」の効果条件を満たす上でトラッシュにCPを落とすことは非常に大切な為、思っているよりテンポロスにはなりません。
また、後攻1ターン目に出せると2ターン目に出したい4コスト帯の強カード「4クザン」「ボルサリーノ」に触れるのも大きな点です。
「ブランニュー」一枚で2ターン目までの動きを安定させることが出来るため非常に強力です。
攻撃面でも「バギー」などの軽量アタッカーを踏みにいったり、環境には少なくなりましたが「ももの助」や「ボニー」のシステムカードを殴ったりできるため盤面で腐ることもほぼありません。
2ドンつけてリーダーを殴るということもかなりあります。
攻守ともに優秀なカードであるため私は4投必須なカードだと思います。

「スパンダム」も基本的な役割は同じですがこちらは1コストな為先行で出すことが出来ます。
しかしこちらは、サーチが外れる=海軍が落ちるということなので何のメリットもありません。
スパンダムのサーチが外れるととても悲しい気持ちになります。
ですがスパンダム以上に入れたいCPがいないためこちらも4投確定かなと思います。


【カリファ×4】&【ブルーノ×4】
どちらもCPがついており「カク」の効果対象カードになります。
どちらも優秀でカリファは2000カウンターなのに効果がちゃんと強いです。
黒は4コスト帯が非常に強力な為、素だしすることはほとんどありませんが手札入れ替えやコスト軽減などかゆいところに手が届く効果になっています。
減らす理由がないので4投必須です。
ブルーノも黒では貴重な奇数の強いカードです。
先行3ターン目にカクを使えなかった場合などに出します。
パワーが6000と非常に優秀で1ドンつけてブロッカーとして棒立ちさせておくことは序盤はほとんどありません。
完全にアタッカーです。
使用感としては「おでん」に近いかもしれません。
KO時にカリファやフクロウなどの優秀なカードを出すことが出来るため場持ちもかなり良いです。
ブルーノ以上に入れたいCPのカードが他にないため私は4投かなと思います。


【嵐脚 周断×2】
メインでステージ破壊効果を持つ唯一無二のカードです。
環境最上位に「ニューゲート」の「モビーディック号」がある以上頭に入れておきたいカードになります。
ステージ破壊以外の効果も優秀で「4クザン」とあわせると4コストまでを取れるカードに早変わりします。
また、トリガー効果が非常に優秀で単純に手札が1枚増えます。
「ニューゲート」対面以外は脳死で発動して良いのではないかなと思います。
また盤面に「4クザン」がいることが条件ですが2コストでリーダーを起こせるカードになる場面があります。
特徴にCPも含んでおり使っていてあまり邪魔にもならないと思い採用しました。
3枚以上は腐る場面が多そうなので入れて2枚が限度かなと思います。


【衝撃波×3】
黒の最強4000カウンターです。
調整段階で数を「2→3」に増やしたのは正解でした。
「ニューゲート」対面での3コスト以下は「イゾウ」や「ラクヨウ」がいます。
これらのカードは序盤は殴ってこない為かなり刺さるのではないかと思い数を増やしました。
また「赤ゾロ」に対しての明確な勝ち筋でもあります。
また終盤に盾から捲れると試合を決めてくれることも多くあります。
「モビーディック号」がある状態での「4マルコ」を盾からKOできる数少ないカードであり極限状態の終盤戦でかなり強いカードになります。
本当は4枚入れたいカードですが枠が見つからなかった為今回は3枚の採用になりました。
今後の環境次第では4枚に増えるかもしれません。


【たしぎ×4】&【つる×4】
基本的に2000カウンターになります。
盤面に出すことはほぼありません。
しかし効果がきちんとマイナス効果な為どうしても相手の盤面を取りたい時に使用するときがあります。
特に「たしぎ」は先行2ターン目に出すことがたまにあります。
先行2ターン目に「たしぎ」を出しておくと先行3ターン目にカクで5コストまで取ることが出来ます。
要求値が高いため手札次第ではありますが戦術の一つとして頭に入れておくのはありかもしれません。


以上採用カードの解説でした。


不採用カード

「空気開扉」や「流星火山」や「6ルッチ」などが採用候補にあがりましたが、今回は不採用となりました。
要望により「5ガープ」の不採用理由を追加いたしました。



【空気開扉】
「空気開扉」を採用すると構築がガラッと変わるのでなぜ「空気開扉」型にしなかったのかという解説をさせていただきます。
「空気開扉」は基本的に後攻2ターン目に使用することで5コストのカードを早出しすることが強みなカードになります。
確かに後攻2ターン目で「ブルーノ」や「カク」や「ジャブラ」が登場したら強いかもしれませんがあくまでも運で頼ることになってしまいます。
最悪の場合4ドン払って手札1枚を使用してトラッシュを5枚肥やすカードになってしまいます。
4ドン払ってそんなことをしてしまったら勝てる試合も勝てません。
また黒には4コスト帯に優秀なカードが沢山あります。
65%ぐらいで出る「5コストのカード」より100%出せる「4クザン」か「ボルサリーノ」の方が強いです。
そして一番の欠点はガード値がついていない事です。
このカードは後半になればなるほど使用しません。
なのにガード値がついていません。
かなり厳しいデメリットです。
私自身が「安定感」を好むという理由もありますが練度を上げれば上げるほど「空気開扉」は抜けるカードなのではないかなと思います。
以上より今回は「空気開扉」は不採用と致しました。


【5ガープ】
こちらTwitterのDMにて不採用理由を教えてほしいというお声を複数いただきましたので解説させていただきます。
「5ガープ」の採用ですがカウンター値の観点から入るならサカズキの枠かなと思います。
しかし、「サカズキ」と「ガープ」ではあまりにも役割とカードパワーが違います。
やはりパワー6000とはいえレストしなければ効果を使えないというのがあまりにもデメリットすぎます。
ワンピースカードはレストしているキャラをとる事はあまり難しくない為アクティブで出ることに大きな意味があります。
また、レストしてしまう事により「ゴードン」や「十字架」の的になってしまう事があります。
パワー6000というラインは仮想敵の赤にとって処理しやすいパワーラインになります。
「ゴードン」+「5マルコ」
「ゴムゴムのJET銃」など
やはり「サカズキ」のパワー7000はこのゲームにおけるコスパ最強打点なので「サカズキ」を抜いてまで入れたいカードでは無いのかなと私は思います。

【流星火山】
基本的な役割は「嵐脚 周断」と同じです。
「嵐脚 周断」はステージを破壊出来るのに対して「流星火山」は破壊出来ません。
その代わりに対象が1コスト以下の為、腐ることが少ないです。
しかしこの環境において「ステージ」を破壊できるか出来ないかはかなり大きな差であると私は考えています。
また、「ブランニュー」は外れても多めに見てやれるが「スパンダム」が外れるとキレそうになるのも大きな理由です。

【6ルッチ】
調整を通して欲しいと思った場面は一度もありませんでした。
「空気開扉」型には入ると思いますがこの構築には入りません。
「速攻ゾロ」のテキストを5万回見直して出直してきて欲しいです。

以上不採用カードの解説でした。

環境デッキに対しての強いカード・立ち回り

最後に、恒例の環境デッキに対しての強いカード・立ち回りなどを解説して終わりにしたいと思います。
今回は本選で多かったデッキに対しての解説を掲載させていただきます。

赤ゾロ以降の対面分析を掲載致しました。
ご覧いただければと思います。


先手後手の選択
全ての対面で後攻を選択してください。
黒の動きで先行が後攻を上回ることはありません。
マリガン基準
先行【スパンダム・ブランニュー・たしぎ・フクロウ・カク】
後攻【スパンダム・ブランニュー・4クザン・ボルサリーノ】
後攻は「スパンダムorブランニュー」+「4クザンorボルサリーノ」があれば確定キープです。
基本的に先手後手共にスパンダムorブランニューが引けていないときは脳死でマリガンで良いのかなと思います。


VS【Lニューゲート】
先手後手の選択:後攻
キーカード【フクロウ・ボルサリーノ・衝撃波・嵐脚 周断・4クザン・イッショウ】
先行五分。
後攻有利対面です。
本選最大母数であり優勝・準優勝デッキです。
今後更なる増加が確定している為沢山練習しておきましょう。
今回の構築は2000カウンターが12枚採用している為ニューゲートの6000アタックは全て2000カウンターで守ります。
7000アタックはもらいます。
盾をキープしつつ後半はブロッカーを展開し相手の盾が0になったらリーダー15000でドンです。
リーダーを6000で殴れるときは殴りますが盤面を出せるときは盤面を出します。
後攻2ターン目に手札に「4クザン」と「フクロウ」があった場合でも「4クザン」を着地します。
4クザンを早めには出せれば出せるほど勝ちに近づくと思ってください。
また衝撃波がかなり刺さります。
来たるタイミングで使用すると一気に相手のプランが崩壊するので頭に居れて戦いましょう。
「ニューゲート」は「イッショウ」のハンデスを回避することはほぼ不可能な為出せたらかなり刺さります。
ですが出したターン何も出来ないので次の受けを考えて投げましょう。

VS【ルッチ】
先手後手選択:後攻
キーカード【フクロウ・ボルサリーノ・サカズキ・4クザン・イッショウ】

ミラーです。
完全に後攻ゲーです。
後攻が8:2ぐらいで有利です。
全力でじゃんけんに勝ってください。
ミラーは完全に練度ゲーなのでとにかく数をこなしてください。
基本的な動きは変わりません。
1ターン目【ブランニュー】
2ターン目【4クザン】or【ボルサリーノ】
3ターン目【カク】or【サカズキ】
4ターン目【イッショウ】or【4コス+何か】
スキを見てフクロウやボルサリーノを着地させてきます。
何もやることがない時にブランニューに2ドンつけて殴るとかなり効果的です。

VS【エース】
先手後手選択:後攻
キーカード【フクロウ・ボルサリーノ・4クザン】
有利対面です。
とにかく相手の7コスト前にフクロウをボルサリーノの着地を狙います。
炎帝はタイミングが読みやすいので合わせてブロッカーを着地させます。
動きとしては
1ターン目【ブランニュー】
2ターン目【4クザン】or【ボルサリーノ】
3ターン目【ブロッカー着地】
4ターン目【4コス+何か】
基本的に有利対面であるためとにかく「フクロウ」と「ボルサリーノ」を沢山出しましょう。

VS【ナミ】
先手後手選択:後攻
キーカード【カク・サカズキ】
不利対面です。
相手が対話をしてくれません。
盾からドロートリガーが捲られないこと祈りながら盾を詰めるゲームです。
相手のリーダーが殴ってくれない為手札は増えません。
辛いです。
最新の構築では「ウソップ」が抜けている構築が多いためブロッカーを無理して出す必要はありませんがやはり怖いので一面ぐらいは用意しておきましょう。
7ターン目を迎えたら基本負けだと思ってください。
とにかく盤面にいるカヤとモージを焼き尽くしましょう。


VS【赤ゾロ】
先手後手選択:後攻
キーカード【ボルサリーノ・4クザン・カク・衝撃波】
この対面の有利不利は相手の「赤ゾロ」の型によります。
2弾環境で流行した「マグラ」や「サニーくん」が入っている1コスビート型は基本的に不利対面になります。
ですが、「ラディカルビーム」や「毛皮強化」などが入っているカウンター型の「赤ゾロ」に対しては有利かなと思います。
やはり赤ゾロに対しては「衝撃波」の通りがものすごく良いです。
また、「スパンダム」と「ブランニュー」が盤面を殴るのに非常に優秀な為出せると非常に効果的です。
「赤ゾロ」対面で非常に大切なのが「ニューゲート」着地前に「4クザン」を着地しておくことです。
ニューゲートを出されたターンは無理に盾を詰めることを考えず「4クザン」+「サカズキ」で取ることを意識しましょう。
基本的に「赤ゾロ」は「ニューゲート」がいないと個々の単体パワーが低いため後半息切れします。
後、必ず「悪魔風脚」を頭に入れて戦いましょう。
カウンターがかなり豊富なデッキなので意外に手札から2000カウンター×5で耐えられる場合がありますが基本的に盾は1枚以下にはならないようにしましょう。


VS【黄黒リンリン】
先手後手選択:後攻
キーカード【ボルサリーノ・4クザン・フクロウ】
有利対面です。
後攻を取れれば相手の強い動きが1ターン遅れるため基本的に有利にゲームを進めることが出来ると思います。
しかし油断は禁物です。
後攻を取れないと強い動きが1ターン遅れるのはこちらも同じことなのでじゃんけんは全力で勝ってください。
混色な事から盾が一枚少ないためリソースが乏しいです。
相手の手札をを削りながら戦う事を意識すると勝ちに繋がりやすくなります。
お互いボルサリーノとフクロウが除去出来ない為純粋に盾が一枚多い「ルッチ」側が有利なのかなと思います。
構築にもよりますが相手は10ドンのタイミングでほぼ確実に「10マム」の着地を狙ってきます。
「10マム」はかなりの強カードですが10ドン支払う関係上必ずリーダーアタックが5000になります。
「10マム」着地の前のターンにボルサリーノを着地させておき5000アタックをボルサリーノでブロック出来るようにしておくとリソースが温存でき効果的に働くかなと思います。

VS【紫カイドウ】
先手後手選択:後攻
キーカード【ボルサリーノ・フクロウ・4クザン・嵐脚 周断】
有利対面です。
とにかく「ボルサリーノ」と「フクロウ」が刺さります。
2弾までのようなパワーは無く「嵐脚 周断」というステージ破壊カードも入っている為よほどのことがなければ負けることはないのかなと思います。
新弾カードがほとんど入っていない為2弾までの「カイドウ」の動きを覚えておけばOKです。

VS【緑錦えもん】
先手後手選択:後攻
キーカード【4クザン・サカズキ・カク・衝撃波】
五分対面です。
前弾通り相手に「お菊」と「4ヤマト」を何回出されるかがそのまま勝率に直結します。
こちらの「4クザン」がほぼ「お菊」と「4ヤマト」に取られてしまう為盤面有利を取りにくいです。
「カク」と「サカズキ」でどれぐらい盤面を取り返せるかがカギになります。
基本的に「エース」と「カタクリ」に駆逐されている為あまり分母が多いデッキではないと思いますので当たらないことを祈りましょう。

余談ですが私が本選出場を決めたデッキは「緑錦えもん」でした。
つまり「本選を決めてくれたデッキ」に「本選初戦」で負けてしまったということになります。
ちなみに本選で「緑錦えもん」を使用した方は一人でした。
50分の1……。


VS【黄カタクリ】
先手後手選択:後攻
キーカード【4クザン・カク・ボルサリーノ】
最初に申し上げておきたいのはこのリーダーは物凄く強いです。
「ニューゲート」さえいなければ最強のリーダーだと思います。
ただ、この環境で「ニューゲート」に不利なデッキはなかなか苦戦を強いられます。
ですが「ニューゲート」以外に不利対面はほぼないので必ず動きを覚えてください。
「ペロスペロー」「クラッカー」「7マム」「8カタクリ」「10マム」「雷帝」「Lカタクリ」
これらのカードは単体性能がぶち壊れている為テキストを隅々まで熟読しておいてください。
動きとしては
1ターン目【ブランニュー】
2ターン目【4クザン】or【ボルサリーノ】
3ターン目【ボルサリーノ】or【カク】or【サカズキ】
こちらが後攻を取ること前提ですが3ターン目までに「ボルサリーノ」を出すことで相手の4ターン目に出てくる「7マム」の時のリーダーアタックを無償でブロックすることが出来ます。
相手の「7ドン」のタイミングと「10ドン」のタイミングでボルサリーノを着地させることを意識してください。
また、黄色対面で悩むことが多いのが「7マム」などによる盾焼却or盾回復のどちらを選択するかだと思います。
これは9割ぐらいで盾焼却を選択してください。
ワンピースカードにおける盾回復は手札が1枚増えることと同義なので盾回復を選択すると相手に更なるリソースを与えることになります。
勿論盾回復を選択しなければいけない場合もあるのでそこはケースバイケースだと思います。
そして一番大切なのは相手の盾にトリガーが埋まっていないことをお祈りすることです。
黄色対面で一番大切な事なのでシャッフルは念入りに行いましょう。




以上環境デッキに対しての強いカード・立ち回りなどの解説でした。
その他に解説してほしいリーダー対面など要望があれば追加するかもしれません。


おわりに


最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回2度目のnote執筆になりましたがいかがだったでしょうか。
本選に出た方全員がそうだと思いますが本気で優勝を狙っていました。
正直かなり悔しいです。
4月から世界大会の予選がはじまります。
必ず権利を獲得してリベンジします。
引き続き応援していただけるとありがたいです。

また、大型大会に抽選落ちで出れない方が沢山いるのをTwitterでよく見ます。
私も大型大会は【愛知CS】しか当選したことがありません。
10月から応募しているフラッグシップは全て落選しています。
現在30連敗中ぐらいです…
モチベーションを保つのが難しいと思いますが一緒に乗り越えていきましょう。
そんなフラッグシップや大型大会になかなか参加できない方の為に
3/19 仙台駅前シーガルにて「ザキオカ杯」を開催することが決定いたしました。
参加人数は64名と東北最大規模の大会を予定しております。
近日中に応募ページを作成しこちらにもリンクを貼りたいと思います。
少しでも多くの方が大会に参加できればと思います。

リンクを掲載いたしました。
ささやかではありますがnoteご購入の方は参加費を100円引きさせていただきます。
受付の際にnote購入完了ページをお見せください。
https://www.izazin.com/taikai/67533651


この度は記事をご購入いただきありがとうございました。
何かご質問があれば時間がある時に順次お答えさせていただきますのでいつでもリプやDMで聞いていただければと思います。
宮城県仙台市内の平日のスタンダードバトルであればたまにいるので声をかけていただければとても嬉しいです。
もしよろしければ、Twitterにて記事を拡散またフォローしていただけると今後の励みになります。

ありがとうございました。



スペシャルサンクス


調整メンバー
にら(
https://twitter.com/nira_onepiece
とうや(
https://twitter.com/Toya_OP
わか(
https://twitter.com/waka_XoX
(敬称略)

応援していただいた全ての皆様
















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