エンプレス杯2024。

出走馬見て「え?なにこれ?JBCレディスクラシック?」まだ思ったくらいメンバー豪華。

ダート牝馬路線は今年凄くレベルが高い印象。
今後の為にもこの一戦について書いて残しておきたいと思います。


まずは1番人気になりそうなオーサムリザルトについて。

無敗っていう馬柱を見ただけでそりゃ強いよねって思うよね。
これ負かしてきた相手が凄くて新馬戦はオープン馬になってるクールミラボーを差し切り。
しかもこれ牝馬と牡馬の斤量差1キロしか無い中での勝利なんだよね。
クールミラボーのクリスチャンがだいぶ強気に外回したとはいえ牝馬でこれはなかなか出来ない。

1勝クラスでは6ヶ月半の休み明けでダンテバローズを外外を回してノーステッキで差し切り。

2勝クラスは初めて出負けしてずっと外外を回りながらの追走だったのに4コーナーでは1頭次元の違う手応えで先頭に並びかけて最後は流してゴール。

3勝クラスも斤量軽くて時計の出る馬場だったとしても残り5F地点から12.2-12.2-12.3-12.4-12.2
のまとまって締まった展開を前受けで2馬身差押し切り。
2着は追い込んできたメイプルリッジでこの馬もオープン馬。

そして前走アルデバランS
これ差し切ったのハピなんだよね。
斤量差あってハピは出足が鈍くて後手踏んでたからここの評価はちょっと難しいんだけど並大抵の牝馬ではない事は分かると思います。

そして今回エンプレス杯はどうなんやって話なんだけど結論大箱コースばかり走ってきたオーサムリザルトにとってこの川崎競馬場というのはかなり条件としては落ちるイメージですね。
ナイター競馬も未経験なのでこれも怖い。
ただ馬券内から切れるかと言われればここまで読んだ人なら切れないと思うし僕も切れない。
とにかく馬格がある馬で55キロは大丈夫だと思うし積んでるエンジンがかなりでかいと思うので内枠よりは外枠で良かったなってイメージなので。
もしここをあっさり勝つようなら今後ダート牝馬路線の主役はオーサムリザルトで間違いないと思うし帝王賞でも出番あると思います。


続いて2番人気想定のアイコンテーラー。

去年の夏にダート使い始めたアイコンテーラー。
これいきなりリステッド競争で勝ったんだよね。
砂も被らなかったしメンバーレベルもどうかと感じたけどこれも普通じゃ出来ない所業。

まぁこの馬なんといっても去年のJBCレディスクラシックが圧巻も圧巻。
前後半で1.3遅くなる後傾ラップの展開で2番手から上がり最速でグランブリッジに4馬身差圧勝。
テリオスベルが作ったラップにしても垂れておかしくないラップで正直これには驚いた。

チャンピオンズカップは枠が悪すぎて初めて砂を被って脆さが出ての負け。
これ見た時に砂は絶対被れない馬なんだなって思った。
ここは今後も押さえておいて欲しいところ。

今年は仁川Sを3着してから前走川崎記念。
まぁ川崎記念のパドックは本当によく見えなくて推奨できなかった。

ダート走り始めてからは過去最小馬体重だったんだよね。
ただ蓋開いてみたら3着好走。
やっぱり砂被らなかったら強いんだよね。
ライトウォーリアは渾身仕上げの吉原さんの神騎乗だったと思うし2着のグランブリッジも相当川田さん上手く乗ってるのであの状態でここまで走るのはよっぽど川崎が合うんだなって感じがした。

そして今回も同舞台。
先に言っておくと本命。
今回はライトウォーリアみたいに強気に動かしてくる馬そんなにいないと思いますから前走よりはかなり楽なペースになると思うし枠並び的にも外から被してくるとか出してくる馬は見当たらないのでどう考えても前走より走れる条件が揃ったと思っててあとは馬体重がプラスでてきてくれればって所ですね。
強気先行押し切りこの川崎ならできると思います。


そして3番人気想定グランブリッジ。

川田さんがずっと乗ってるので結果もまぁついてくるのは分かるんですがとにかく安定して上がりが使える馬。
前走川崎記念は先にも言ったように川田さんの完璧騎乗だった。
それでもこれはアイコンテーラーにも言える事だけれども牝馬で牡馬混合Jpn1を好走するのは相当強くないと無理な事でとても価値のある2着。

馬券外に敗れたスパーキングレディCにしろ佐賀記念にしろこれらの敗因は明確。
スパーキングレディカップは圧倒的に距離不足。
しかも58キロ背負って追走も大変で4角前でそら届かんよねの位置で勝負圏外だった。

そして佐賀記念。
これはノットゥルノは走りすぎ。
そしてここでも斤量背負わされたんだよね。
2着のキリンジとは3キロ差3着のメイショウフンジンと2キロ差と考えるとよく走ってる。
この斤量問題が牝馬で賞金がある馬の宿命なんだよね。
グランブリッジは馬格がそんなにない馬なのでこういう斤量背負わされる時は相手関係楽じゃない時はだいぶ厳しい。
ここ要チェックポイントです。

そして今回は定量戦で55キロで同舞台。
そりゃこの馬も評価しなければいけないですよね。 
地方交流の川田将雅というのも心強いですねペースが上がらないとみたら前々から競馬してきそうですしそこからでも上がりが使える馬なので対抗評価。


て事で上位3頭評価してみました。

◎アイコンテーラー
○グランブリッジ
▲オーサムリザルト
△ライオットガール

が印ですね。

ライオットガールについて掘り下げておくと今回はペース落ち着くと思ってるので前々から競馬できるライオットガールかアーテルアストレアかと考えた時にこちらを上の評価に持ってきました。
そして何よりやっぱり何度も言うけど牝馬で牡馬混合重賞を勝つというのは強い証拠。
レパードSを牝馬で勝ったこの馬は普通に強いと思うのでね。


アーテルアストレアについても言っておきますと左回りに変わるのは完全にプラス要素でとても怖いんですが川崎となるとやっぱりコーナー角度がきついので減速して回ってくることになってしまうのでこの馬の持ち味の差し脚が鈍る可能性が高いんですよね。
菱田さんが前走みたいに捲る競馬してくるってのが1番怖いんですが流石に去年のエンプレス杯での距離は長いのかなってイメージがその時乗ってた菱田さんにはあると思うので強気には来れないと思って消しです。

とまぁゴールデンウィーク明けの牝馬限定Jpn2について長く書かせてもらいました。笑

最近地方交流重賞本当にダメダメなんで説得力が無いんですがぜひ参考にしてくれたら嬉しいです。

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