有馬記念について。

今年もグランプリ有馬記念の季節が来ました。
今年はG1で◎打った馬達が2着という事が多く勝ちきれないレースばかりで馬券的には悔しい1年なんですが終わりよければ全てよしというわけで有馬記念予想していきます。

まずは展開予想

逃げたいのはタイトルホルダー。
番手に控えるより自分でペースを作っていった方がいいタイプで今年のメンバー構成なら行き切ると見ている。
13番という外目の枠を引いたけど内枠の馬達でスタートが早くてガツガツ前に行く馬がいないので和生くんなら追してでもハナを取り切るはず。
その後ろにくっついていく先行勢は内から4.8.14.15.16
中団に2.5.7.9.10,12
後方は1.3.6.11

タイトルホルダーの番手を取る馬でこのレース大きく変わっていくと見ている。
15がとるのかなと思っているけれど番手は番手でも戸崎さんだと無理にタイトルホルダーを追っかけて行かないかもしれないので和生くんは楽にいけてしまうかも。
4.8あたりが取ったとしても最初から極端に競りかけないはず。
逆に大外から16の川田さんが取りに来ると流石に和生くんを楽には行かせないかなと見ている。
プレッシャーかけてどこかのタイミングで仕掛けてきそうなイメージ。
そうなると後半息が入らなくなって中団からの差し勢に向く展開になりそう。

人気しそうな所で好枠に入ったなという印象なのはジェラルディーナ。
この馬はコーナリングが上手で馬群を割って内から抜けて来れる馬そんな馬が中団前でインベタできそうな5番は怖い。
イクイノックスの9番は良くも悪くもといった感じで最後は外回しになると思うのでそれまでにどの位置で競馬してくるか。
中団後方になると差し届かずとなる可能性があるだけにルメールさん天皇賞よりは前につけていくと見ている。

いずれにしてもペースはミドルペースくらいになるのかなと思ってて番手を取りきれなくても川田さんがどっかのタイミングで強気に来そうで後半は息があんまり入らない展開になると予想。

ここから予想。

◎イクイノックス

今年の有馬記念の本命はこの子。
今年のダービーで本命にしたくらいに強いと思ってるし能力だけで言えばメンバーでも抜けてる評価。
中間調整もノーザンファームのクラブ馬らしくいつも通り馬也中心で仕上げてきてたけど先週の日曜に坂路で一杯に追ってきてて有馬記念狙ってきてるなという印象。
この一杯追いの効果か最終追い切りはWCで3頭併せ馬の真ん中に入り手応え抜群で馬が走りたがってるといった印象で仕上がりは万全に見えた。
中山2500が合うかと言われれば前走の天皇賞秋の舞台より合わないのかもしれないけれど能力そして仕上がりで普通に勝ってしまうのではって思うくらいの馬。
ルメさんも今年そんなに目立ててないのでここは狙ってきそうでそういう時のルメさんはペースが上がっても冷静に追い出し待てて絶妙に差し込んでくると思ってるので後はそれで短い直線の中山で頭まで届くか届かないか。
この馬が出走したレースでは新馬の時からずっと本命にしてきたし去年の有馬記念を勝ったエフフォーリアより強いと思ってるので本命。

○ジェラルディーナ

前走エリザベス女王杯で初G1勝利。
外を回した馬に向くトラックバイアスと言われてるけども前々走のオールカマーでは徹底して内で我慢して直線インを突いての初重賞勝利と自在性がありその場その場での馬場状況とかに対応できるのが強み。
元々折り合いに課題があって能力はあるけど重賞で勝ちきれないレースが続いたけど大人になって成長して折り合いがつくようになってから覚醒した印象。
重賞勝利の2勝が小回りコースが証明するようにコーナリングがとても上手でこの中山は合っている。
中間も前走不良馬場を走った疲れがあるように見せない動きをして順調そう。
何よりとにかくやわらかい動きで綺麗な走り。
前走はかなり仕上げてきてたなと思うけどその状態を維持して出走できそうで枠も完璧なので対抗。

▲ディープボンド
去年のこの舞台2着馬。
去年も印は回していた1頭だったけど今年は大外枠に入ってまた人気落としそうなのでタイトルホルダーより上の評価。
そもそもこの馬はストライドが大きい馬で中山って感じがしないので不利と言われる大外枠はこの馬にとっては動きやすくていいと思う。
イメージとしてズブくてガツガツ追って前に進んでくというイメージのこの馬に川田さんは手が合うと思っているし前走凱旋門賞は馬場も合わなくて走りきってない。
中間は去年とスタイルを変えてない調整過程で1週前最終と追い切りに川田さんがコンタクトをとりにきてて順調。
強気先行で持ち味のスタミナで粘り込みに期待しての3番手。

△タイトルホルダー
言わずもがなファン投票1位でこの有馬記念に参戦の今年の春グランプリホース。
中間はほんまに海外帰り?と言うほどの乗り込み量で仕上がりは万全。
今回はメンバー構成的に競りかけて来そうな馬も他に絶対逃げたい馬もいないので楽に行かせてしまうと圧勝までありそう。
ただ人気被る逃げ馬になるのでここまでの評価。

△ジャスティンパレス
前走菊花賞は3着だったけど勝ち馬の作る流れを先行する厳しいレース展開で上がり2位の末脚は立派。距離も3000は長かった印象で今回の方が間違いなくいい。
中間も併せ馬に遅れてしまっていたけれど時計は出ていてこの馬なりで問題は無い印象。
あとはマーカンドさんがどの位置で運んでくれるかだけ。個人的には天才と思ってる克駿くんの継続騎乗が見たかった。

△ボルトグフーシュ
最後の印も3歳馬で前走菊花賞組から。
菊花賞は立ち回り次第では勝てたのではないかというくらいの末脚で2着。
1週前追い切りが抜群の動きで陣営からの最高の状態で臨めるの言葉が伝わる追い切り内容。
ここ最近は出遅れ癖がついてきてて中山2500での出遅れは致命的になるリスクと福永さんのラスト有馬記念騎乗で穴人気しそうでどうかなと思ったけれども抑えておくべきと思って最後の印へ。

という感じな今年の有馬記念の予想なんですけど如何でしょうか。
イクイノックスは2.5倍とかで買えるのがもしかしたら最後になるかもしれないと思ってるくらいバケモンだと思ってるし本当に大好きな馬なのでなんとか最後の◎勝ち切ってほしい。

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