ドリアンでもなきゃ芋でもないフルーツ
吉本興業の確か福岡事務所に、
「どりあんず」というお笑いコンビさんがいますね。
前説で人気のコンビらしくて、YouTubeで見ましたけど声が聞きやすい!
って思いました。【面白いじゃないんかい?】
「どりあんず」のコンビ名の由来を聞いてみたいですけど、知っている人がいたら 教えてください(笑)
日本人には、馴染の無いドリアン。
タイでは、「フルーツの王様」と呼ばれて大好きな人が多いですよ。
なんたって王様ですからね。威厳がありすぎて近づきがたい。
お値段も他のフルーツに比べると結構なお値段しますよ💦。
いやいや、その前に初めての人には、ともかく「臭っ!!」。
臭くて近づきがたい匂いと共にフルーツのイメージも強烈でしょうか。
私も、どんなもんかと興味本位で横浜中華街で2切れか3切れ入っていたパックを買ったことが有りました。
パックのカバーを開けたら、吐き気を催す臭いにノックダウン👊
私もドリアンもゴミ箱へ直行でした。
ですから、タイに来た頃はドリアンを見かけると横浜中華街で経験したあの匂いがトラウマ化して、絶対嗅ぎたくないので、
近づけない、近づかないように気をつけたものです。
タイ人の友人の親戚の家に遊びに行ったときです。ウドンタニ―県でした。
ご主人様が庭のドリアンの木に登って採ってくださいました。
下から見ると幹と枝の間からぶら下がって見えるドリアンはユーモアたっぷり。人のお尻の様に見えて笑っちゃいました。
ともかくも、新鮮採りたてとはいえ、相手はドリアン!!
でも、ご親切な行為は無視できません。
躊躇しながらも、近づいてみたら
え…❓
臭くない。臭いどころか、なんとなんと上品な花の香り。
一口食べてみると 甘いサックリしたチーズ、しかも濃厚。
なんと美味しい!
それ以降、ドリアン大好きになりました。
あの、悪臭はドリアンの収穫から時間を経て中で発酵するからですね。
日本へ届き販売の頃には発酵しちゃってるんでしょうね。
日本でも柿など、固い柿が好きか熟した柿が好きかの好みと同じ事で
採りたてより数日置いたねっとりのドリアンが好きな人も多いです。
私は今ではどちらも大好きです。
前置き長かったですけど…。 本命は ドリアン ではなく
見た目はドリアンに似てるけどドリアンではないフルーツを紹介
したいです。
「カヌンขนุน 」というフルーツ。 日本では波羅蜜と言うそうです。
世界ではジャンクフルーツと呼ばれています。普通のサイズはドリアンぐらいですが、世界最大級のフルーツらしいですよ。
初めて見た私はドリアンと見分けがつきませんでした。
見分け方は、カヌンは外の凹凸がドリアンに比べると細かいです。
ドリアンの表面は、”ごつごつでこぼこ” で カヌンは ”ぶつぶつ”
カットしてみると、粒とは言えない枇杷(びわ)の実ほどの大きい粒がみっちり詰まっています。
その粒の中に、これまた枇杷の種ほどの大きさの種が入ってます。
因みにですが、
枇杷を知っているタイ人は、タイには枇杷は無いといっています。
一粒もぎって種を出して、黄色い部分を頂きますと、かすかにドリアンっぽい香りがして、食べるとサクサクシャキシャキ食感。
甘さはドリアンと全く違う。
店舗では種を抜いたものを綺麗に並べてパックで販売してるのをよく見かけますが、やはり、丸ごと新鮮なものがおいしいですね。
そして、カヌンの嬉しい事は、種です。
この種は捨ててはいけません。これを塩を少々入れて湯がきます。
これが最高に美味しい。正確にはでかいナッツですけど味は芋。
湯がきたてはホクホクサックリしたナッツ芋
私は実もすきだけど、種の方がもっと好き。
なので、カヌンを買うときは種付きで買った方が楽しみは2倍でございます。
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