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好きな色と似合う色は違う

standfm(スタエフ)でこちらの内容を話してます💁‍♀️



動画のタイムラインを観ていた時にふと目に止まった番組。


古舘伊知郎さんが、大学卒業したニートに説教している絵であった。


内容として、大卒ニートが色んな理由を並べて、働かない事を正当化している絵が出てくる。言い分としては、


・好きでも無いことをイヤイヤやる必要がない。だから、働かない。

・好きなとこに住んで好きなことして生きていけばいい。

・嫌いなことを無理にやって、自分のマイナスになることはあってもプラスになることはない。

などなどを偉そうに語っていた。働かないことに理由をつけて正当化している姿はなかなか滑稽です。

古舘伊知郎さんはそれを真摯に受けて止めていたが、考えには全く同意しない。

好きな色と似合う色は異なる


色々あったけど、

好きなことをやりたいに関して言うと
「好きな色」と「似合いそうな色」は違うよ。


好きな色が似合えば最高だけど、好きな色が似合わない人もいる。


好きだなかった色が好き→着こなせる→似合う色になったりする。


好きな色だけ追い求めるニートに対して、

「食わず嫌いせず、やるべき」と一刀両断。

好き嫌いはどんどん変わる


ニートが自分の納得だけで人生決めるのは僕は正しいと思う。と言った。

それに対して古舘さんは僕は正しくないと思う。
そこから好き嫌いの話になる。

「なんで好き嫌いって決まってるんだ?」


「料理食べたりケーキ食べたりして「これって好きかも」とか言うでしょう。あれは本当はすきかどうかわからない」


例えで語られるんだけど、超空腹なロバがいる。
向こうに干し草の山。全く同じ容積、同じ重さの干し草が同じ距離に置いてあるとどっちに行ってらいかわからない。動けなくなる。


人間に置き換えても、全く同じ景色の未舗装の道が開けていたらどっちに行っていいかわからない。


なんとなく、好きかもで一歩を踏み出した。そっちに行くしか無いでしょ。


それが好きか嫌いの分かれ目。だから、好き嫌いってどんどん変わる。


このやり取りでだけでも古舘さん内容は説得力があると感じました。

どう良く見ようとしてもニートは逃げの口実を一生懸命考えているようにしか見えなかった。

若いうちは似合う色を探すべき

好きな色と似合う色の2つ意識するのはとても意味のあることだと思う。

好きな色は自分しかわからないけど、似合う色は、客観的な目線から気づく情報も取り入れないと気づくことが出来ない。結果的にその似合う色がとても好きな色に変る可能性はめちゃくちゃ高い。


若い10代、20代の内に絶対この世界で生きていくんだと決めて、打ち込むことが出来るのはとても幸せなことだと思う。

しかし、なんとなく好きなことがあってそれをやるだけというのはどうかなと思います。基本、嫌なことを避けているだけと見えるし、実際にそう。可能性を閉ざしてしまっている。

絶対にコレだと打ち込むことが定まっていないうちから、これは俺に合わない、あれも合わないと言って、逃げていたら、ほんとにチャンスを逃す。

若いうちはきっかけをたくさんもらえる。しかし、歳を取るときっかけをもらいにくくなる。単純にきっかけを与える側が気軽に声をかけにくくなるから。


だから、来たきっかけに乗っていく価値はとても大きいと僕は思う。

好きな色を追い求めるのも素敵。でもこれはその好きの度合いがどれだけあるかが重要だ。

僕は似合う色を探していくほうが人生楽しいんではないかと思う。
古舘さんの話を聴いてそう思えました。



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