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キャッシュフロー(CF)計算書の作成(前回の表とあわせてご覧ください)


9月号の表を基に月次のキャッシュフロー計算書(※)を作ってみましょう。
すべての取引を書くスペースが無いので、営業キャッシュフローの項目に限ります。当月1日から10日までの営業CFの内容は以下の通りとします。(※「キャッシュフロー計算書」と「資金繰り表」は厳密にいえば内容に違いがありますが、ここでは同等の意味合いで使っています)

これらの数字はすべて現金と預金の増減、つまり現金勘定と普通預金通帳・当座勘定照合表などに記載されていることにお気づきでしょうか。
すると、キャッシュが動いた日にちもわかるので、以下のような表を作り記入していきます。
(ここでは営業CFだけを記入していますが、キャッシュの動きは投資CF、財務CFのすべてを記入しないとつかめないので注意してください)

<POINT>
・CF計算書は現預金の動きで作成できる。
・営業・投資・財務すべてのCFを記入すること。
・キャッシュのマイナス残高はありえない。
(キャッシュ:現金+当座・普通等現金同等預金)