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売掛金と在庫 ~ 良い兆候と悪い兆候 ~

多くの会社にとって、売掛金と在庫の管理は資金繰りの上で重要なポイントです。 売掛金や在庫の残高が減らずに固定化されてしまうと、その分は資金化されていないため、「資金が寝ている」 といわれる状態となります。 売上と売掛金、売上と在庫の関係について、良い兆候と悪い兆候について見てみましょう。

 もちろん、売掛金の増加、在庫の増加について、合理的な理由のもとに、あえて戦術的におこなっている場合もあるでしょう。 たとえば、新たな販売先を開拓した結果で売掛金が増えたり、周到な計画に基づいた大量仕入れをしたりした場合などです。しかし、こういった行為の結果が予想通りにいかず <悪い兆候> につながる可能性もあります。常に状況を把握して最適な対応をとるようにして、資金繰りの悪化をきたさないようにしなければなりません。

 本コラムの記事はご理解いただきやすいように省略や簡略化していますので、すべての事例に対して正確性を担保しているものではありません。個別の事例や詳細な内容については他の解説記事等も参照してください。