![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119310221/rectangle_large_type_2_082789e98def850c12f8de7602ae3be3.png?width=800)
ZAIM 2021年09月号
社外CFO業務 (予算集計表・予算管理表)
予算標準モデル(8月号参照)で月割りの予算を設定したら、 「予算管理表」 に数字を入れていきます。予算管理表は 「月次」 、「累計」 の表と、 「グラフ」 で構成されています。
予算管理表・単月
つぎに、月次の締めが終わった時点で、実績を入れるのですが、まず 「予算集計表」 に損益計算書の実績数字を科目ごとに入力します。
「予算集計表」 は予算を入れるのではなく、損益計算書の実績数字を 「人件費」 「広告投資」 「モノ投資」 「ヒト投資」 「その他一般経費」 という項目にまとめる役割を果たします。
それを 「予算管理表」 に転記することによって、月毎と累計の予算に対する実績の達成度を見ることが出来ます。
予算管理表・累計
ここで重要なのは累計です。たとえば相撲の星取表のように、月毎に予算が出来た・出来ないで白星の数を数えるのではなく、野球のように試合が終わった(年度が終了した)時点の得点の合計(累計)で、勝敗を決める(予算を達成したかどうか)ことになります。
こういう見方を 「進捗管理 (しんちょくかんり)」 と呼びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1683036001995-ZZKJ9YTHqO.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1683036013427-a1BlA6WRDs.png?width=800)
<POINT>
・ 予算集計表は実績を項目毎にまとめる役割。
・ 予算管理表は 「累計」 に注目。
・ 「進捗管理」 が予算執行のポイント。