そのエントリーの根拠は?FXの正しいトレードスキルとは
みなさん、こんにちは!
今日は、FXで安定して資金を増やすための「正しいトレードスキル」についてお伝えしたいと思います。以前のエピソードでも触れたテーマですが、今回はさらに深掘りしていきます。
特に、資金がなかなか増えずに悩んでいる方にとって、トレードスキルを見直す機会になればと思います。「どうして自分のトレードがうまくいかないのか?」と感じている方は、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
エントリー前に確認すべきトレード根拠
FXで資金を増やし続けるためには、正しいトレードスキルを身につけることが不可欠です。
また、FXには様々なトレード手法がありますが、どの手法を選ぶにしても、エントリーポイントの根拠を明確にすることが大切です。少なくとも以下の問いに明確に答えられない場合、そのポイントはエントリーすべき場所ではないということになります。
「何でかよくわからないけど、この通りにやれば勝てるよ!」では、安定して資金を増やし続けることは不可能ですし、「何となくいけそう」といった直感頼みのトレードでは、早々にFX市場からの退場を宣告されるでしょう。
直感に頼ったトレードは、予期せぬ相場の動きに対して非常に脆弱です。曖昧な判断基準でポジションを持つと、常にストレスを伴い、冷静な判断が妨げられます。その結果、市場の変動に対応しきれず、資金が減り続けることになります。
私の過去の失敗
現在は、ネット上に様々なトレードスキルに関する情報が溢れていますが、私がFXを始めた頃は、今のように情報が豊富ではありませんでした。
そのため、色んなトレーダーさんが執筆された書籍を購入しては試すことを繰り返していましたが、大半がテクニカルインジケーターの活用法に終始しており、なぜそれが有効なのかを理解することができませんでした。
理解できないものは、上手く機能させることができませんので、結果として、訳が分からないままのトレードを続けて、資金を減らし、最終的には挫折することになります。
再挑戦で掴んだトレード思考
一度挫折を経験した私は、再挑戦する際にまず「なるほど!」と理解し納得できるトレードスキルを身につけることが重要だと考え、「相場の原理原則」や「大衆心理を読み解く」といったことを強調していた有償の情報教材を購入します。
しかし、教材の内容は、相場の原理原則を謳いながらも、結局は複数のテクニカルインジケーターを活用してサイン通りにエントリーするというものでした。
『なぜ、このタイミングでエントリーするのだろうか?』
結果として、その教材も相場の本質理解には至らず、約半年後には、その教材の活用をやめることになりました。今思えば、相場状況が変われば使えない代物だったようです。
ここで一つ余談ですが、FX情報教材の宣伝には、過去の検証期間の実績がアピールされることが多いのですが、これから先の相場状況にも対応できるかは不明です。そのため、私はEAを使った自動売買トレードにも関心がありません。
情報教材の有効活用ができなかった私は、その後、なぜ相場がそのように動くのかを理解することに注力しました。
具体的には、「ローソク足がこうなった状態でサインが出たらエントリーする」という視点ではなく、「買いたい(売りたい)と思うトレーダーが注目し、たくさん集まっている場所」を特定するという視点でチャートを観るようにしました。
「買いたい(売りたい)トレーダーが注目し、たくさん集まっている場所」ですから、一旦どちらかの方向に動き出せば、次に待ち構えている場所の付近まではしばらく動きます。その値幅を狙えばいいのです。
つまり、勝てるトレード手法探しではなく、勝てる場所をどう見極めるかに注力しました。結果的には同じことでも、このように思考を転換したことで、チャートの風景が変わり、どこでトレードすればいいのかが見えるようになってきたのです。
もちろん、不確実な相場に加え、メンタルコントロールが災いして見誤ることもありますが、勝率は以前とは比較できない程に向上していきました。
まとめ:活用中のトレード手法の理解度チェック
なかなか資金が増えない、負けることが多く資金が減り続けているというトレーダーの方は、今お使いのトレード手法について、以下の3つのことが満たされているか確認してみましょう。
これらが満たされていない場合、トレード手法の理解に至っていないか、間違ったトレード手法が選択されているかもしれません。
とても重要ですので、しっかり検証することをオススメします。
相場は不確実性を含んでいますが、市場の原理原則とトレーダー心理を理解すれば、勝率の高い場所でトレードを行うことができるようになると思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てたなら、嬉しく思います。次回もお楽しみに!
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