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目を背けるな

2BRO. 兄者氏のラスアス2実況を見ていた。Part Ⅰの発売前にPS5に最適化されたバージョンをやっておくことも考えたが、冒頭のアレがめちゃくちゃツラいし、だったらゲームをやるお兄ちゃんの後ろでおっかなびっくり見る弟の気分でも味わっておくかと実況を見ることにした。しかしさすがは数々のゲームを遍歴してきた御仁だ、ユーモアのセンスもさることながら、時折はさまれる小ネタの数々に失笑してしまった。聞き耳を立てることで視覚化される敵のシルエットを、スキル強化で鮮明にしたときのMGS4“Love Theme”でワロタ。鮮明~。ヘブライ語なので実際になんと発音しているかはよくわからないけど。

自分でやってて苦しくなるゲームを、薄目を開けて覗き見する。こういうことができるという意味では、実況文化というのはゲームに触れる上で代替しがたいものだなあと思う。もちろん僕はすでにクリアしているけれど、当時身近に起こりそうだった不幸のこともあってか、他のゲームをやるようにはあの作品を嚥下することがたやすくなかったのだ。ゲームの構造もほんとうに意地悪でむごいことをやっていて、以前だったらゲラゲラ笑ったであろうノーティドッグのドSな一撃も耐えることができず、みごとに心臓が破裂してしまった。やってくれたなニール・ドラックマン。
できることならもう一周やっておきたかったが、やっぱり精神衛生上よろしくないので実況視聴に甘えさせていただく。いや、やったことないひとはぜひ1からやってほしいんだが、Part Ⅰが出るのでそのあとにでも。

生きるわよ