お前もハイランダーデッキを握らないか?(最後まで無料で読めます!)


・今回は大会参加レポートではなくデッキ紹介です

どうも、あまつ貝です。

突然ですが、『繋ぎ合う親交の環 ペトラルカ』というカードをご存知ですか?

可愛い。

昔からバミューダ△でお馴染みであった「ハイランダー構築(同名カードを1枚しか入れない構築)」をDスタンでも楽しめるデッキなのですが、これが上手く決まるとめちゃくちゃ楽しい中毒性の高いデッキとなっています。

しかし、「同名カードを1枚しか入れられないから構築が難しそう」と思う方も多いと思うので、今回は普段あまつ貝君が使っているレシピを共有してハイランダー構築に興味を持って貰えるキッカケになればと思います。

というか皆にこのデッキ使って貰って他のカードの使用感を教えて欲しい。

・デッキレシピ紹介

こちらが普段あまつ貝君が使っているデッキレシピです。

この構築を使って店頭大会優勝出来たので、それなりに回るという確証を得られたレシピをサンプルとして投稿しておきます。

ハイランダーと言いつつ明らかに同じカードが2枚以上入っているのですがそれらについては後程解説します。

・メインVについて

まずはメインVのペトラルカから。

因みに去年のフェスティバルブースターで突如としてRRR仕様が再録されました。

アタック終了時にCB1する事で山上7枚を公開し、それらの「ペトラルカ以外」が全て別名ならその中からユニットカード1枚をコールしてパワー+10000するという能力でRVRRの順番で殴るデッキ…というのは最低限の動きの話です。

公開した中にペトラルカがあればコールする代わりにスタンドでライドしてもう一度Vがアタックする事が出来ます。しかもVが別のカードに変わっているのでもう一度アタック終了時の効果が使えるというのがこのデッキの最大の魅力となっています。

勿論その中にペトラルカがあれば再びライドして更にコストがあればバトル終了時CB1で7枚公開…と行う事が可能です。

ペトラルカは被っても大丈夫なので投入枚数を調整したりファヴルニールの様にペルソナライドするのに一工夫必要という事はありません。むしろVの効果でペトラルカを積極的に捲りに行きたいので他のデッキ以上に最大枚数投入以外有り得ません。

しかし所詮メインデッキに最大3枚の大当たりをそうそう何度も捲れないのが現実…ですが、ペトラルカ以外にも捲れた時ライド出来るカードが1種類だけ存在します。

それがライゼットです。

突如として大会プロモで追加されたハイランダー強化カードです。

このカードは山札でペトラルカとして扱う効果があるので、ペトラルカの効果で公開された時ペトラルカとして扱います。つまりこのカードにライドする事が出来ます。

なのでペトラルカに乗り続けて最後にこのカードに乗れば理論上1ターンで最大ヴァンガードが5回アタックして6ドライブ出来る事になります。(ドライブ-1はスペリオルライドしたカードに対してかかる効果なので何回乗り直してもシングルドライブは出来ます。)

勿論ペトラルカに乗っている訳ではないので再度アタック時効果を使える訳ではないのですが、シングルドライブは行う事が出来るので、普通にRにコールするよりは利点の大きい効果となっています。

前述の通りペトラルカは被ってもいいのでハイランダーにも関わらず4枚投入となっています。なのでペトラルカの次に捲れると嬉しいカードですね。

ライゼットに乗っても効果でターン終了時にはペトラルカに戻れるので安心です。他のカードでうっかりペトラルカをSBしない様に注意。

因みにあまりやる事はないですがペトラルカの効果は「ヴァンガードにアタックした」バトル終了時なので横にアタックした場合は効果が使えないので注意。

・ライドラインについて

次にG2までのライドラインを紹介します。

今回はウィリスタのライドラインを採用しました。

基本的に同名カード1枚のデッキなので、2ターン目に2ドロー出来る宝石オーダーを確定サーチ出来るウィリスタのライドラインが一番札を整え易く便利と判断してこのライドラインを使用しています。

宝石を2枚入れているのは1枚採用だと不意のダメ落ちや縦引きでライドラインが機能停止する時があまりにも多過ぎたので事故ケアでやっています。どうせペトラルカに乗るまでに山から1枚は確実に消えるので2枚採用でも問題はありません。

他にはG1以下を蘇生する1面埋めて実質ライドコストを1回分踏み倒せる上にG2でRを回収出来るので相手の横殲滅を避けたり強いRの登場時を使い回せる「Astesice」、相手のアグロを抑制しつつG2ライド時にSB1で1ドロー出来る「シアナ」辺りのライドラインを使うのがオススメです。

・リアガードについて

ここからはリアガードで重要性の高いユニット、ハイランダー構築ならではの強みがあるユニットを主に紹介して行きます。

大前提として各1枚しか投入出来ないので、ファイト中にここで紹介したカードが全く絡まない事も珍しくないという事は留意しておいて下さい。

・ハイランダー構築にする上で必ず入れておきたいリアガード

まずはハイランダーならではの理由で優先度の高いカードから。

実際にハイランダー構築をファイトで使っていると、どうしてもペトラルカやライゼット等山札に残っていて欲しいカードか手札に来てしまう事があります。

それらを山に戻したり手札に回収出来るカードが実は存在します。

まずはイルメリ。

このカードこそハイランダー最強の縁の下の力持ち!

G1が戻せないので守護者は戻せません。むしろ守護者を山に戻して何回でも使い回せるルアードがズル。なので、他のノーマルユニットで山を逆圧縮してもあまり利点がない様に思えます…が、このデッキでは違います。

山にペトラルカやライゼットを戻す事で連続スペリオルライドの再現性を上げる為に大いに貢献してくれるのです。なので、ハイランダーなら必ず入れておきたい1枚です。

また、同様の動きが出来るカードにノヴェラがあります。

リリステ4弾でこれまた突如として追加されたハイランダー用の新カードです。

こちらはペトラルカしか選べませんが、2枚選び1枚を山下、残りを手札に加える効果となっています。なので、次のターンのペルソナ用のペトラルカを確保しつつ山にペトラルカを戻す事が出来ます。因みにライゼットは山でしかペトラルカとして扱わないのでこのカードでは触る事が出来ません。

ライドデッキのペトラルカを山下に戻してもゲーム中に二度と絡んでくれないのでライドデッキの物は手札に加えるのがオススメです。スリーブが違うので相手からはバレバレになりますが。

・ハイランダー構築と相性のいいリアガード

他に汎用性の高いものや、他の軸用のサポートカードでもハイランダー構築と相性といいカードがあります。

まずは定番のユイカ。

一時5000円近くしましたが今は再録のおかげで2000円位まで落ちてくれました。

他のデッキでもSB1でのリアガード回収は強いですが、ハイランダーの場合基本的に1回目のアタックは横から入る事になるのでリソース回収の点でも噛み合わせがいいです。

ペトラルカの効果でユニットをコールする際にユイカの効果で空けた前列に出せると動きが綺麗になります。

リアガードを山から出す、強いアタッカーを山に返して使い回す、前列の空いた所にリアガードを出すという動きの観点に注目するとフェルティローザ関係のサポートカードも相性がいいです。

中でもイングリットが特にオススメです。

今回はフェルティローザではないのですが、動きの親和性が非常に高いです。

ペトラルカの効果で出せるとCC出来るのが非常に強力で、上振れるとVの効果でドンドンCBを使っていくのですがそこでコスト回復出来るこのカードが絡むと強いです。

手札に来ても便利です。ペルソナなしで単騎18kのアタッカーになり、アタックした後山下に帰るので前列を空けつつペトラルカの効果で再度山からコールする事を狙う事が出来ます。1回目の攻撃要員として優秀ですね。

・その他便利なリアガード

ここからは必須という程ではないのですが個人的に使用感の良かったカードを紹介します。

まずはアンゼルマ。

他のデッキでは中々見かけないカードにも可能性があるのがハイランダー構築のいい所!

ペトラルカの効果でリアガードがコールされた時にドロー出来ます。

ソウルはスペリオルライドを重ねて行くと勝手に貯まっていくので基本的に使い得の効果となっています。

Rに登場しないといけないのでペトラルカやライゼットにスペリオルライドすると効果が使えないので要注意です。

また、パワーが6000しかなく要求値を取りにくいのでV裏に置くのが基本になります。

他にV裏に置くカードとして使い勝手が良かったのはアウラです。

効果を使うと自害するが断じて断頭台のアウラではない。

ガード値がやや乏しいデッキなのでこのカードで清浄の盾を確定サーチ出来るのは非常にありがたいです。山からユニット以外のカードを抜き出す事で相対的にペトラルカの効果で強いユニットを捲る確率も上がります。

これまたパワー6000しかないのでV裏に置くのが基本のカードです。後半に引いても弱いので出来れば序盤V裏に置いて確実に効果使った上で後半はアンゼルマをV裏に置くのが理想展開です。

他のユニットでは能動的にRから退いてくれるカード、CCを狙えるカード等がオススメです。

逆にCBを使うカードはあまり入れない方がいいです。VがどこまでCBを使うのか正直自分でも分からないので横では極力使わない方がいいです。

・オーダーカードについて

このデッキでは聖杯の使用感がとても良かったです。

グラムグレイス、ファヴルニールのストラクのおかげでかなり値段が下がり、入手難易度が下がりましたね。

ペトラルカにスペリオルライドを重ねて行く関係でペルソナライド用のカードもマリガンで残さずむしろ山に戻す事の方が多いデッキなので乗らなくてもペルソナライドが出来るこのカードはかなり使用感が良かったです。

デッキに1枚しか入りませんがハイランダーなので基本的にどのカード1枚しか入らないから関係ないです。

レガリスピースでは藁人形もオススメです。

1枚が2枚になる爆アドカード。

藁人形でイングリットを出せればCC出来るのでかなり強いです。他のゴーストのG3にも手札以外から出した時に効果が使えるユニットが多いのでその辺りを動きに絡められるのも強いですね。

盤面の状況に応じて必要なユニットを的確に持って来ましょう。ハイランダーなので別名ユニットしか持って来れない制約はあってない様な物です。

当たり前ですが聖杯とは併用出来ないので採用はどちらかをお好みでどうぞ。

その他のオーダーでは、今回は防御札としてヴァイブラント・シンフォニーを採用しました。

1回アタックを受けている必要があるとはいえ、1枚で30k盾というVスタンダードの☆守護者並のガード値は驚異的!

このデッキは全体的なガード値が低めの為、1枚でガード値のバリューの高いカードは魅力的です。清浄の盾を既に引いていたりダメ落ちしたりしている場合のアウラのサーチ先にもなります。

他のオーダーではCBを使ってしまいますがSweet×Sweetで山からユニットを展開するのも面白いかも知れません。

とはいえあまりオーダーを増やし過ぎると本来の動きを阻害してしまうので、最低限の投入枚数に抑えた方がいいと思います。

・トリガーユニットについて

今回は☆8引3という普通の配分にしています…が他のデッキと違って効果トリガーも各1枚しか入れられないのには要注意です。

昔はリリステのクリティカルトリガーの種類数が少なかったので☆8に出来無かったのですが、無国家のトリガーが増えたので今は比較的簡単に☆8にする事が出来ます。

今はそもそもリリステのクリティカルトリガーが8種以上あるのであまつ貝君の様に馬鹿みたいにバンドリばかり入れなくても大丈夫です…が、こういうどうでもいい所こそ趣味の見せ所だと個人的には思います。特に拘りがなければとりあえず全て別名にすれば大丈夫です。

引トリガーは増やし過ぎるとガード値があまりにも乏しくなり過ぎるので厳しいですが、個人的には3枚採用しておきたいです。

Vが面展開出来る起動能力等をもっておらず、同名カード1枚である以上動きの再現性も低いので札を増やせる可能性があるのは貴重です。

10k盾の引トリガーが1枚しか入らないので、5k盾ばかりでガード値の低さが気になる場合は1枚だけ効果前トリガーに変えて20k盾を入れるのもありです。(もしくは☆を1枚減らして☆7引3前1の変則配分にする等)

効果治もお好みでどうぞ。最近はシラヌイやMyGOが多いのでスタンドに対応したカウンター治を1枚採用するのもいいと思います。

超トリガーはイドスファロを採用しました。

あまつ貝君は普段から国家超が微妙に頼りないデッキばかり握っているせいでイドスファロばかり使っているのですが、やはり一番安定感があるのがイドスファロだと思います。

横の打点が飛躍的に上がるのでリリステの国家超でもいいと思います。最終的には好みの問題になると思います。

・マリガン基準

前述の通りこのデッキはマリガンでペルソナを山に戻します。(先攻なら1枚はキープしてもいいです。また、聖杯ならキープしても大丈夫です。)

同様にライゼット等山にあった方が都合のいいカード、トリガー、守護者は山に戻します。

これでユイカ、アウラ等序盤で盤面に出したいカードを引き込むのが理想です。とはいえ各カード1枚しか入らない都合上安定した動きからは一番遠いデッキなので基本的にはその時引いた札で何とかするしかないと考えた方がいいです。

・まとめ

如何でしたか?

回る時と回らない時の差が非常に激しいデッキなのですが、連続スペリオルライドが決まってヴァンガードが何回もアタックしてくれた時の爽快感は凄まじいので一度使ってみて欲しいです!

以上、あまつ貝でした!

・最後に

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