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中身の無い絵しか描けないと悩む小学生の自分


愛を受け取れていなかった


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最近よく載せることにしたこの作品は

「私のこれまでの全てが入っている」と言われた


自分では作ったものに魂が篭っているか?


なんて分からない



小さい時から絵を
朝から晩まで描いていた

布団の上は
消しゴムのカスだらけ


でも中身の無い絵しか描けないと
小学生の頃から思っていた


なんて自分はつまらないものしか
描けないのだろう?

なんで他の人はこんなにも
篭った絵が描けるのだろう?


つまらない絵しか描けない自分に
中学生、高校生の自分は絶望した


あれだけ小さい時から絵を描いていたのに



そしてやめた



中身の無いつまらない絵に
ただ飽きただけかもしれない

人と比べて自分ばかり見ていた



それから
20代半ばで韓紙と出会う


作ろうとしても
中身のない自分は何を作っていいのか
分からなかったんだ


中身の無い自分


でもね、魂が篭ってるか?

なんて自分でなんて分かるわけがなかったんだ


だって作ったものに魂なんて目に見えないもの


でも誰かが何度も言ってくれていたんだ

「あなたの作ったものには魂が篭ってる」

そんな言葉をもらっていた



でも魂なんて見えない私は

「???」

となっていた


それをその場だけ受け取って



ちゃんと
そこに込められた愛を受けとってなかったのは
自分だった


せっかく言葉として伝えてくれていたのに
それを受け取ってなかったのは自分だった


そんな言葉だけじゃない


ずーっと愛に守られていたことに
気づいていなかった


愛をぜんぜん受け取れていなかった



作ってる時に
魂込めて、なんて意識して作るわけがない

自分でなんて分かるわけがない



何かを感じてくれているなら
自分が何かを感じているのなら


それが答えだったのに




そこにある愛に
何にも気づいていなかったんだ



そんな私に何度も伝えてくれていた


言葉でなくても伝えてくれていた

そんな風に私と向き合ってくれてありがとう



魂が篭ってるだとか
そんなの何でもよかったのにね



此処にはただ作りたいものを
作って載せてゆく


それは呼吸するより簡単なことだ


まとまりも何にもないけど
いいか


改めてここに言葉として
残しとく

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