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座波建設の新規事業:特殊洗浄事業のメンバーにインタビュー

こんにちは、沖縄県は浦添市にある座波商会の広報担当です。

今回は座波グループの座波建設株式会社でスタートした「特殊洗浄事業」について事業立ち上げメンバーの3名に事業立ち上げの流れや立ち上げ後の活動について、いろいろとお話をおうかがいしました。

<参加メンバー>
・座波 博政:
常務取締役、特殊洗浄事業の責任者
・住吉 弘充:2011年入社、特殊洗浄事業マネージャー
・山内 優貴:2023年入社、特殊洗浄事業の立ち上げと同時に入社


Q. 特殊洗浄事業について教えてください

座波:この特殊洗浄は通称「カビとり隊」という工法ですが、これは宮崎県にある株式会社九建さんが開発したもので国土交通省のNETIS※に登録された新技術になります。それでカビとり隊のフランチャイズを募集していて縁があり加盟店になり事業がスタートしました。

やることをざっくりと説明するとカビとり隊の工法を用いて公共、民間を問わず道路や施設等の特殊洗浄を行っています。

※NETISとは
公共事業が抱えている様々な問題点を解決するために国土交通省が運用する新技術提供システム。NETIS技術を活用することで効果的な施工が期待できます。

住吉:営業では滑りやすい床面や汚れている壁面を特殊な洗浄剤を使用しカビを根本まで除菌・分解することで素材を傷めずに安全や見栄えの効果を持続させる洗浄で、一般的な高圧洗浄と比較して効果が長持ちする新技術だと説明しています。

特に推しているのが床面に対する「安全面」で、特に働く環境の中でも転倒による労働災害の防止とかも含めて事業者としても対応が求められているところに提案しています。特殊洗浄は効果が長続きしますが、一般的な高圧洗浄を頻繁にやるとその分の手間もかかるし水圧によって素材も傷めてしまうので、そこが大きな違いですかね。

ーー 長期的に見たら安くなりますという話ですね。どれくらいの長期で見てますか?

座波:高圧洗浄と比較したら長持ちするのは確実なんだけど、例えば歩道の近くに湧き水があってずっと濡れてたり、落ち葉がかぶっていたり、カビ菌等を運んでくるような環境では効果は維持しにくいので、環境に大きく左右されるため具体的に何年維持できるとはあまり言えないです。

洗浄事業も普通の洗浄という言うと「美観」や「衛生面」がメインですけど、うちはプラスして「安全面」、滑りに対する安全がもう1つ軸に入ってくるので、美観と衛生面と安全面の3つの軸でアプローチしていけるというのがすごく強いかな。

安全面でいうと一般的な洗浄は清掃装置系になると屋内がメインになってきますが、うちの場合だと屋外のそれこそ歩道とかまで入っていけます。

ーー 安全面というところはユニークな強みなんですね。

座波:他社では洗浄じゃなくて滑り止めの施工(目に見えない無数の穴をあける工法)があったりしますが、それとはまた違って素材の元を変えずに素材も痛めないで長期間持つというのを屋外でもできるというのは、今のところ他では聞いたことないです。

住吉:よく話すのは「本来の姿に戻す」。汚れによって滑りや美観が年数経てば汚れてくるので、それを元の正常な状態に戻すイメージ持っていただくと仕上がりがわかりやすいですかね。

山内:施設の外壁だけではなくて、うちは内壁もできるのは他社にはない強みかなと思っています。それを可能にしてるのがカビとり隊の洗浄剤の特性で、場所を選ばずに施工ができるのは強いかなとは思ってます。

カビを死滅させることで更なる繁殖を防ぎます

ーー どんなところに導入していただいていますか?

住吉:民間だったら、いまのところは結婚式場やリゾートホテル系が多いですかね。

山内:その施設の美観がビジネスの業態に影響を及ぼす場合が大きいかなと思います。ホテルや結婚式場もありますがスーパーの施工もあります。普段から日用品や食品を買いに来るところが汚れてるとちょっと…というお話をお聞きしたりとか。あとは高級感を売りにしてるところも美観は大切にしているのでお話をいただくことがあります。

ーー 先ほど出た安全面についてはどうですか?

座波:公共の歩道や観光施設ではよく話が上がるかな。安全面に関しては施工前後の滑りやすさを数値で測定できるので、それも興味を持ってもらう事項の一つですね。施設の管理者側からすると安全面の対策として数値があるというのは、しっかりここまで対策していますと言うことができるので。

<施工実績の一部>

  • リゾートホテルの外壁

  • 公園の歩道や園内床面

  • スーパーの店舗外壁

  • 県内高校の通学路歩道

  • 観光施設の屋外床面

  • チャペルの外壁

  • 屋内天井、戸建て外壁、集合住宅外壁 etc.

歩道での施工の様子
施工例:左側が施工前、右側が施工後

Q. 事業開始のきっかけは?

座波:最初はサンテル株式会社さんからのご紹介でした。サンテルさんはセンチュリー21の加盟店で九建さんのグループ企業になります。(座波グループもマチナトハウジングがセンチュリー21の加盟店)それで九建さんがフランチャイズ加盟店を募集しているという話を聞いたことがきっかけになります。

九建さんも建設業をメインでやられていて、特殊洗浄が広がっているという流れがあり、座波グループも建設業という事業があって入りやすいというのはありました。加入するまでは1年くらい検討期間があり色々と検討を進めていましたが、安全面のところで沖縄のアスファルト舗装は石灰系の素材が含まれていることや、日差しが強いため舗装の劣化も早く、県外に比べて滑りやすいという特徴があることも決め手の一つにありました。

今回は新規事業を検討していく上で、市場を見極めるというよりは特殊な洗浄という圧倒的な技術力があったり、既存事業との相乗効果も見込めたので決めるのは割と早かったです。

Q. 事業開始までは何をされていましたか?

座波:採用の募集をかけながら、社内でもメインで事業を動かしていくメンバーを検討していました。最終的には住吉さんが担当することになったんですが、半年くらい期間は空いたと思います。

その半年の間には浦添市と一緒に試験施工をやらせていただきました。行政の皆様にも協力をしていただきながら、この技術が沖縄に合うかどうかを試していったり、その中で行政ならではの安全面に対しての苦労も聞くこともできて、技術に対する感触も良かったため沖縄にはこの新技術が必要だと思うきっかけにもなりました。

採用の話でいうと、特殊洗浄事業の立ち上げですでにいる事業責任者と2名でガシガシ事業を進めていける人を募集中みたいな感じでしたね。

山内:僕が覚えているのは、取締役と近い距離で仕事ができます、というのもありました。新規事業なので営業もかけつつ現場の施工もできる人、ゆくゆくはその現場で作業というより、その事業をある程度大きなスケールに移行させて現場の管理ができるような人、みたいな感じの募集要項でした。

ーー 山内さんは、経験者だったのですか?

山内:元々は営業をやっていたり工事の発注者側の仕事をしてたんですよ。簡単な作業は自分でやったりもしたので。それで面接の時に営業の経験も少しあるし今後は施工管理もできそうだよねと言われたのは覚えてます。

あと、僕は今までの経歴は仕事全部が未経験スタートなんですよ。だから同じ仕事を違う場所でしてますというのがほぼなくて。経歴をざっくり言うと広報の仕事から施設の管理系の仕事をやって営業やって今、みたいな感じです。

なので全然未経験というか、いろんな仕事を経験してるからこそ活きることがあるんじゃないかなって。未経験のことをするのが経験としてあるので、その経験が逆に活きるっていうのはありました。

住吉:新規事業を立ち上げて、その軌道に乗った後を想像したら、1つの部署を作ったという経験はなかなかできるとこじゃないし、それに対してチャレンジできる環境があるというのは、やってみたくなった要素の一つではあるかな。

ーー 山内さんが入社しても、まだ事業開始ではなかったですよね?

住吉:はい。まずは山内さんと2人でフランチャイズの本部がある宮崎県に3週間の研修に行ってました。研修ではありがたいことに座学より現場優先でOJTみたいな研修で、とても貴重な体験をさせていただきました。

山内:そうですね。沖縄県内ではそんなにできないような規模感の施工だったり、トンネルも県内にはそんなに大きいトンネルがあるわけじゃないので、研修の時に経験させてもらったのは結構大きかったとは思います。

住吉:それで研修後から本格的に事業をスタートした、という流れになります。

トンネルでの研修の様子

Q. この事業の楽しさ・やりがいをおしえてください

住吉:しっかり施工の計画を立てても、現場は常に環境の変化があり臨機応変な対応が必要なので、都度みんなで相談しながら工夫していくのは楽しいです。紹介等もいただいたり、ありがたいことに施工実績も増えてきました。

山内:住吉さんが言ったことに被せますが、現場では最終的に調整しながら施工をしていくのがベースにあるので、計画がハマった時とか試行錯誤を繰り返しているときは楽しいですね。施工の方法の経験値が積み上がっているのを肌で感じれる仕事なので、施工に関して言えばそこは面白いかなって。

作業もビフォーアフターがきっちりわかるので、僕たちは元々の汚れている状況から、自分たちの手で綺麗にしていく過程を1から10まで全部見れるので、そこは楽しいかな。

住吉:営業に関しては、新しくお客様とつながるのは大事なんだけど、施工した後に別の場所もやってほしいと引き続き仕事がもらえる時が、自分達の技術を認められたと感じられて楽しいですね。

山内:あと、理論として知っていることの実態を確かめるために自社で実験をすることもあります。それを根拠に資料にまとめてお客様にも自信を持って説明できたり、特殊洗浄は力仕事のイメージがあると思いますが、お客様に効果を納得していただくための理論づくりという頭を使う仕事もあります。

ーー 山内さんすごい楽しそうに話しますね

山内:詳細までは言えませんが、実験は楽しかったです。その辺も任せた!と言ってくれるので、任せてもらえるのはありがたいなと思います。でも実際に現場で数字が出ると安全だよね、お客様にも説明しやすいね、と内部で理解が深まって共通認識が取れたので、良い実験だったと思います。

ーー 逆に苦労したことはありますか?

住吉:施工方法の検討が甘く、想定よりも施工に時間が掛かってしまうことがありました。例えば、洗浄機に繋がる水圧の関係で、水をとる場所と施工場所の距離が離れてるほど大変になります。あと高い壁面かな、高所作業車の配置が難しい場所等は工夫とか安全面も含めて苦労しますね。

山内:苦労話は、僕たちは良い技術があるから説明したいけど「県内でどっかやったとこあるんですか?」と聞かれるのが多いんですよね。スタートの時期に仕事が欲しいけど実績がないので、なかなか営業の時の提案に苦しみました。ただ、1発目に取れた仕事がリゾートホテル系で規模の大きな仕事だったので、これはでかい!とテンションが上りました(笑)

高い場所では高所作業車を使います

Q. この事業の今後をおしえてください

座波:元々、この事業を始めた理由の1つに座波建設の既存事業との関係性があって、公共工事の元請けをメインにやってる会社なので受注の状況によって売り上げが安定しないときがあります。

この特殊洗浄事業を年間を通して常に一定した受注ができる事業にし、会社全体での安定的な売上を確保することで、キャッシュフローの改善に繋がっていくところまで辿り着きたいです。

あとは既存事業とのシナジーとして、例えば座波建設で物件の改修工事を受注して、そこに特殊洗浄を組み込む等、もうちょっと建設事業とか元々ある事業と絡めていきたいですね。時代的に建設業全体が新しく作るよりは維持・修繕の側面が大きくなってきているので、活躍してくれそうな事業だと思います。

山内:今あるものをどれだけ長寿命化させるかとか、どれだけコストを抑えてメンテナンスをしていくかとか、新しく建てるものに関してもメンテナンス性よく続いていけるかが昨今の流行りですよね。既存の施設を綺麗にして長く持たせましょう、というところでは特殊洗浄も力になれるのかなって思います。

ーー 特殊洗浄事業のことをたくさんお話しいただき、ありがとうございました!

<特殊洗浄事業に関するお問い合わせ>
電話:098-878-1010
座波建設株式会社(カビとり隊 沖縄店)

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