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長者

人間どこまで行っても、完全、完璧にはなれないなと思い知らされます。
まあもっとも、仮にそんな状態にいつかなってしまったら、そこから先はやり尽くしてしまったゲームのように人生にも興味を失ってしまうとも思うのでそうでない方が良いのですが。

やはり、というか当然に、その道の長者はその道の誰よりもその道に傾倒しています。
そして長者にもここで終わり、という場所は存在しません。常に学んでいます。

例えば収入で考えれば
もうそれには困っていない人ほど、そのことについて傾倒して考えています。
もう野球の世界ではNo. 1プレイヤーと言って良い、大谷翔平は誰よりも野球のことを考えていますが、彼をもってすらまだ考え、学ぶことはこれから先もずっとある訳です。

傾倒しているから、成功している。
これも事実だと思いますが多くの場合、既に成功している人よりもこれから成功したい人がそのことを学ぼうとしないというのも事実であるように思います。

収入に本当に困窮している人が、収入にはもう困っていない人よりそれについて傾倒しないってよくよく考えたらおかしいですよね。

例に出しておいてなんですが、多くの方にとって野球の世界でどんなに努力しても大谷翔平のようなプレーヤーになるのは、ほぼ不可能です。
フィジカルやセンスなどの天与の要素が占める割合が相当多いからです。

ですが、収入であれば違います。
学ぶことで誰にも機会は訪れます。
生まれも育ちも肌の色も関係ないならやるべきだと思いますが、その機会の到来も掴むことも、能動的であることが前提です。

学びに終わりはありません。
私もまだまだです。
常に成長し続けることで、いつかその道の長者と出会った時に、あ、この人と関わりたいな。と思ってもらえるような自分になりたいと思います。

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