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Road to Shinjuku②〜代々木公園〜

1週空いての更新。今回は代々木公園までの道のりを紹介する。

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3月2日。いつものように環七通りと早稲田通りの交差点からのスタート。中野駅を経由して大久保通りを2キロほど東に進み、さらに山手通りを首都高沿いに南下していく。このルートだと中野区→杉並区→中野区→渋谷区→新宿区→渋谷区と西の代表区を縦横無尽に駆けていくことになる。

都庁を横目に山手通りを駆け抜ける。


首都高沿いはスピードを出して走るのに適している。ランニングガチ勢に追い抜かれながら、代々木公園を目指す。

1時間少しで代々木公園に到着、約9キロ。これまでより起伏のあるコースで、スピードも出した。だいぶ走る感覚を持ち直してきたように思える。

前3回のランニングとは異なり、今回のランニングには明確な目的があった。代々木公園で開催されているSAKANA&JAPAN FESTIVAL 2019だ。


昨年は日比谷公園で行われたらしく、今回で2回目。魚食文化の普及を目的とし、日本全国各地の魚介量を満喫できるイベントとなっている。
会場はキャッシュレス制になっており、各店舗小気味良く自慢の郷土料理を提供している。

会場について真っ先に目に入ったのが宮城のアンコウ肝鍋。高級食材をこれでもかと投入している至高の一品であった。引いた汗で冷えた体に沁みる。身体に良くないとは分かっていながら、ビールと一緒にいただいた。

そして、小名浜さんま郷土料理再生プロジェクト「あおいち」さんも出展されていた。小松理虔さんとも関わりが深いプロジェクトで、いつもツイッターで見てはいたが、ここでお目に書かれるとは思っていなかった。

ポーポー焼きはサンマのほぐし身を味噌や薬味で味付けし、ハンバーグの様に成形して焼いた漁師飯。ソーシャルディア の方でも何度か紹介しているが、大変美味である。
またすぐに小名浜を再訪したい。ポーポー焼きとメヒカリとうまい酒が待っている。

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僕は「走る」を「鍛錬と成長」から脱却させていきたいと考えている。それは「鍛錬と成長」という文脈が「自己像」の固定化と肥大化に帰結すると考えるからだ。それに対して僕が実践する「走る」は、街という文脈を自己に取り込み、街に主体的に関わっていくという行為である。

「食べる」という行為も同様の文脈として捉えることができる。幼少の頃、親や先生から「食べないと大きくならないよ」と言われた経験がある人は多いだろう。その言葉の中心には「この身体」中心にある。しかし、「食べる」によって形成される自己の身体は、日々変わっていくし、人間の身体を経由して食べ物もまた循環していく。その営みに関わっていくことが「食べる」という事の本質ではないか。

身体を街や自然の文脈に投入し、主体性を確保すること。これを「走る」や「食べる」を通して考えているのだがどうだろうか…。

また、来週の自分に期待。

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