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同人誌を図書館へ寄贈してみた話

夏コミでパレットタウン大観覧車の同人誌を作りました。


長らく東京・お台場のアイコンであり続けましたが、再開発に伴い昨年姿を消したものです。テレビでも報じられ、乗ったことがある方も多いのではないでしょうか。

閉館直前の様子

当時その大観覧車が消えていく姿を定期的に観察してまして、フォロワーさんからの勧めもあって本に仕立てたのが新刊でした。

前半は、営業中にお台場の各所から撮影した景色、後半は解体されていく様子を定点観察し、補足としてヴィーナスフォートやゴンドラの余生を載せた3点セット・全68ページの本です。
作った経緯等については、関心あればこちらをご覧ください。

先日、その本を江東区立豊洲図書館と港区立台場区民センター図書室へ寄贈しました。
(※因果関係としては、頒布した後で内容的に贈ってみたら?と周囲から言われて調べてみた流れです)
図書館には、予めそのような方向けの質問が用意されていました。

図書館に関するお問い合わせ (koto-lib.tokyo.jp)

Q.図書館に資料を寄贈することはできますか?
図書館では資料の寄贈を随時受付けています。最寄りの図書館のカウンターまでお持ちください。特に江東区に関する地域資料や予約の多い本等はぜひご寄贈ください。

図書館に関するお問い合わせ (koto-lib.tokyo.jp)


港区立図書館|Q&A (city.minato.tokyo.jp)

図書館に資料を寄贈したいのですが。
港区立図書館では、資料の寄贈をお受けしております。寄贈いただける方は、お手数ですが、各図書館のカウンターにお持ちくださいますようお願いいたします。

港区立図書館|Q&A (city.minato.tokyo.jp)


2019年から臨海副都心(13号地・10号地時代を含め)の歴史を調べてまして、歴史が浅いことや埋め立て地・計画都市の性質上、個人的に郷土資料がなくて困った経験がありました。(街について知りたい方は下記のnoteをお役立てください)

そういう経緯から、もしかしたら何か役に立つのかもしれないと寄贈した次第です。どちらの図書館も好意的に受け取ってくださり、作り手としてはありがたい次第でした。


note的には余談ですが、大観覧車の建設・運営を行われたサノヤス・ライド株式会社さまにも資料としてお贈りしました。

最近では、郷土資料を含め地域資料と総称されてるようです。地域独自の情報を取り扱った同人誌を作っている方は地元の図書館へ贈ってみると、私のように街に関心を持った方へ、いつか何かで役に立つかもしれません。

普段からお台場の気づきにくい魅力や舞台としている「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」について発信するなかで、かれこれ4年も経つと地域資料として落とし込めるまでになるんだなぁと思いました。
(後先考えてないので、いつも振り返ってからそうなります)
これからもお台場について掘り下げていければなぁと考えてます。


「面白かった」「役に立った」など琴線に触れる部分があれば、スキなどのリアクションを頂けると今後書くモチベとテーマの参考になります🙏