アニメ虹ヶ咲 第7話から見るお台場の景色

　聖地巡礼マップ作成などの舞台を紐解く作業で手一杯になってしまい長らく感想記事が途絶えていますが、持続可能な規模に縮小して再開しようと考えた時に他の人が書いてなさそうな話題が「景色」でした。最近は屋内の描写が増えたために小ネタやうんちくに寄りそうですが、ぼちぼち遡りながら書いていこうと思います。

屋根が消えたやぐら橋

　ビッグサイトへ繋がっているやぐら橋。虹ヶ咲では大きく手が加えられていることが分かっていますが、橋が奥まで細かく描かれたのは今回が初めてでした。

海に近く雨風が強くなりがちな周辺は雨よけが整備されていますが、虹ヶ咲学園ではそれがなくなってしまったため荒天時の登下校は地味に大変そうな感じがします。

消えたはずの『Saw, Sawing (切っている鋸)』

　東京ビッグサイトで最も目立つアートワーク(オブジェ)と呼んで過言ではないノコギリ。

度々登場する『雲のオブジェ』や『7つの泉』とは違いあまりに目立ちすぎるせいか虹ヶ咲では存在を消されているのですが、今回はペデストリアンデッキにいるモブの奥に描かれています。その右には微動だにしないゆりかもめもいるため、写真から手を加えずに描き起こしたような気配がします。後に修正されるかもしれません。

ふかふかな東京ビッグサイト庭園の芝生

　あまりに手入れされて有機的な要素と無機質さを同時に感じるビッグサイト庭園。スクールアイドル同好会の子たちが部活動や食事でよく使う芝生は実際には立入禁止になっています。ここまで綺麗に芝刈りされていると居心地が良いでしょうから羨ましいですね...。

第6話アバンに出た桜が咲く季節には、ここも桜やパンジーが花を咲かせます。

教会広場の真後ろにあたる青海一丁目交差点

　近江彼方が『Butterfly』を披露するヴィーナスフォート教会広場。実際に声優のリリースイベントなどで使用されるステージで馴染みのある方も多い場所ですが、場面切替で真っ先に登場するこのカットは教会広場の真後ろから眺めたアングルにあたります。

Venus Fortと書かれた場所は幾つかありますが、意識して選んだように感じるカットで好きです。

さいごに

　アニメ虹ヶ咲の前半では学園やお台場の公園がライブステージとして選ばれ、そこに差し込まれる形で商業施設の店舗が登場してきました。それがここのところは東京ジョイポリスとヴィーナスフォートで商業施設が続いていることもあり、ステージ選びの方向性が少しずつ変わっているような感じがします。今週のしずく回はどの程度地元鎌倉が出るのか？などなど、ストーリー以外でも楽しみです。