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困窮中でも礼節を守る生き方: 私の挑戦


はじめに

こんにちはAizackです。困窮した状況を表す言葉は複数存在します。
例えば以下のようなものです。

・貧すれば鈍する
・衣食足りて礼節を知る
・武士は食わねど高楊枝

上2つは、困窮していると心の余裕をなくすという意味です。最後は武士階級の意地を象徴し、困窮してもその様子に周囲に悟らせないようにするという意味です。

さて、では生活に困窮している状態で実際にどのような状態になるのか、そして私はその状況でどのように振る舞おうとしているのか文章にしてみようと思います。

困窮している状況の精神状態

一言で言えば、精神的な余裕が全くなくなります。それまでだったら思いつくアイデアや解決策や手間に気が付かなくなります。まさに、貧すれば鈍する。自分が愚鈍になっていくのが良くわかります。

そんな状態ではコミュニケーション一つとるのも大変です。相手の話している意図を正しく理解できない程、余裕をなくす可能性もあります。

以前、療養中にスマホゲームで好成績だったと友人に話した時のことです。彼が放った何気ない一言が、私の癇に障りました。彼は「そんな上手いのなら他のゲームも向いている」といっただけなのですが、私にはそれが働くことが出来ず時間だけが余った自分への皮肉に聞こえてしまいました。

精神的な余裕がなければ、短気になり落ち着いた判断力を失うこともあるのです。上記の際には、怒りで頭が真っ白になり、私は何も言い返すことができませんでした。そのおかげで、2人の間に何も起きていません。しかし、もし反撃をしていたらどうなっていのかと今でも心配をしています。

困窮した状態で私はどのように振る舞おうとしているのか

私は衣食足りずとも礼節を知るそうありたいと思っています。

困窮して余裕をなくせば、短気・短慮になってしまうと述べました。しかし、感情のままに行動してしまうのであれば子どもと変わりません。そのため、苦しい今だからこそ、これまで以上に理性的に礼儀を忘れないよう行動するようにしています。

衣食足りて礼節を知る。とはじめにで言及しました。しかし、これから会う方々は私にとっては支援者(医者やケースワーカー・役所職員・支援員など)であることが多いのです。助けてもらう立場であるにも関わらず、短気で礼を欠く態度の人間を彼ら彼女らは果たして助けたいでしょうか?

もちろん、支援者も仕事ですから最低限は助けてくれるでしょう。しかし、彼ら彼女らも人間です。無礼な人間はできるだけ相手にしたくないでしょう。特に支援者は1人で複数の困窮者を面倒みなければならないのが福祉の現状だからです。

ただ、武士も食わねど高楊枝という訳にはいきません。支援者に嘘をついて余裕のあるフリすると、本当に助けてほしい時に助けてもらえないかもしれない。だからこそ、最低限の礼は尽くして置く必要があります。そのうえで、困っていることを適切に相談できる人間関係を築いていく必要があるのです。

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