長い梅雨:89-94

しまった。なにもしていないのに早々にサボってしまった。

94-91
やるべきことはあるのに、からだがずっしり重く動く気になれない。
晩ご飯をつくったり、サボったり。王将の天津飯はつわりのおわり?くらいからお気に入りで、妊娠期の神様なのではないかと思い始めた。なんてったっておいしいし、やさしい。飲むように食べれる。
あとはグラタンをつくったり、盛岡冷麺をつくったり、そこそこ適当にやらせてもらっている。ありがたい。
検診の日が近づいているため食事に少しだけ気を遣おうとするも、いつも上手くいかない。

・映画 劇場
をみた。これきっと原作もすごいいいやつだ、、!
下北沢が主な舞台で、夜の騒めきや通りの灯りをみてなつかしい気持ちになった。
なんだかものすごいみっともない人間くささに満ちていて、目を背けたくなるような感情が盛りだくさん。どうしようもない焦燥感とか嫉妬とか自己愛やプライドとか、感情移入してしまう。。
"東京"になにかを求めていた人たちは観ていて結構辛いかもしれない。"東京"って得体の知れないバケモノみたいだな。それは容易に人や物事に乗り移っている。
わたしも、わたしが思う「"東京"のすべて」って、やっぱり存在したよ。

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15:00-検診。
体重をチクチク言われるのが嫌だったので、トマトジュースのみ口にして向かう。
里帰り前の最後の検診ということで、いつもと違う気持ち。なんだか、ひとつの節目みたいに感じる。

尿検査、血圧、むくみも特に変化なし。
体重はまさかの1キロ減量。何か変化ありましたか、と聞かれる。ごはん、たべてます。
ブドウ糖負荷試験と貧血検査の結果もクリア。よかった。
超音波はふくらはぎがしっかりと見えた。足を伸ばして、完全に蹴りを入れているスタイル。もうすっかり人間だった、、。体重も1キロを超えていた。
子宮頸長は、短くなっていた。先生も、短、くなっ、、たねえ。。。とアリャーという様子。引き続き注意して生活してください、とのこと。先生、厳しくもなく最後まで適温で接してくださった。感謝。
帰り、支払いと紹介状を受け取るとき受付のお姉さんが最後だということでしっかり挨拶してくれた。身体に気をつけてくださいね、がこんなに沁みるとは。あったかい。めっちゃやさしくてうれしいし、さみしくなってくる。。

薬をもらい、パンを買い、ごはんの材料を買って、モンブランの元へ(催事出店ありがとう)。ここまで無事がんばれた自分にご褒美という名目よ。ここのモンブラン大大大好き。

夫に一日の報告をし、実家と相談して里帰りの日にちも決定。毎日、よくここまできたなと思いながら過ごしている。
晩ご飯のネギトロ丼とそうめんおいしかった。お茶碗いっぱいに食べるごはんはやっぱりおいしい。モンブラン超絶おいしい。

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頸管が短くなっていることがやはり恐怖なので、一日ゆっくり過ごそうと決めていた。
食べたり、寝たり、映画を観たり。

・見えない目撃者
田口トモロヲが素敵。観入ってしまう作品だけど、なんだか救われない気持ちになり、どよんとする。ドキドキハラハラが好きなひとにはおすすめ。わたしは海外スプラッターモノよりも雰囲気にドキドキした。

きょうも近所のコザクラインコたちはモチモチしていた。