気が付いたらblender沼に埋まってた話
VRChatを始めて6か月、プレイ時間も1000時間という1つの節目(チュートリアル1周目)を迎えた訳ですが、ここ1か月くらいはVRCより時間を食う存在が表れております。
みんなご存知の「blender」くんです。
フリーで使える3D制作ツールで豊富なアドオンや多くのユーザーを抱える神の様なツールです。
VRChatをやってる人なら存在は耳にした事がある人が多いと思います。
VRChatユーザーの中にはblenderを使いこなして物を作ったり衣装を作ったり、アバターやワールドの構造物まで作ってしまう人が沢山いらっしゃいます。
きっかけは”非対応衣装の着せ替え”と”フレンドが物を作ってた事”
blenderの存在はVRChatを始める前から知っていましたが、「難しそう…」って触っていませんでした。
自分でアレコレ作れたら楽しいんだろーなぁ程度には考えていましたが、腰が重かったせいもあり本格的に触ったりはしていませんでした。
ある時、フレンドのあさぴさんが衣装を作り始めて販売を開始していて、2週間くらい黙々と勉強と作業をした結果だという事を聞いて「2週間くらいで衣装まで作れるんだなぁ、凄いなぁ」って思ってました。
他のフレンドの人も自作でアバター作ってたり小物作ってたりしてて、「なければ自分で作ればいいじゃない!」って感じで楽しそうにしてた訳ですね。
blenderを触るきっかけで多く聞くのが・・・
VRChatユーザーみんな大好きJINGOさんの「フレンチ・メイド」です。
この衣装が可愛くてちょっとえっちでかつ素晴らしいクオリティ。
元はJINGOさんのアバター「イヨ」「イメリス」「竜胆」用の衣装なのですが、VRChatでは新しいアバターが出るたびに
『よし、フレンチメイド着せるか』
みたいな文化(?)があって、親の顔よりよく見るフレンチメイドになっている感じです(僕の勝手な感想です)
フレンチメイドはこちら↓
最初は操作方法とかUNITYと全然違うし知識もないのでチュートリアルから始めて~ってやってました。
BIBIさんのチュートリアルリストがあるので上から順番に作ってました。
半分以上のチュートリアルを黙々と進めて、よく使いそうなショートカットとか手法をメモに取ったりしてました。
解りやすい動画と丁寧な解説でとてもお世話になりましたし、今でもお世話になってる解説動画シリーズです。
あとは実際に衣装の着せ替えやってみるだけなんですが、それがまた難しくて「あれ?こうしたい時のやり方は・・・」「ここをこうするには・・・」と毎度毎度グーグル先生でやり方を調べて、それを試してまた調べて~の繰り返し。
時間はかかりましたが、徐々に出来上がっていく「作る楽しさ」を感じられて楽しかったです。
所々ガタガタだったりしますが「とりあえず完成すればヨシ!」って感じで終わらせました。
VCであさぴさんに画面共有してみて貰いつつアドバイスを貰いながらやったりして完成した訳ですが、作業してて楽しかったです。
とりあえず思いついた作りたいものを作ってみる!
blenderまだ始めたばっかりだし、クオリティ高いの作れないし、boothに凄い人の作品いっぱいあるし…状態の僕ですが、そこを気にしたら終わりが見えないので考えない様にしています。
凄い人と自分では経験も知識も積み重ねてきた物も全く違うので、比べずに盗めるところは盗んでいこうスタイルです。
全然初心者なので「??????」な方が圧倒的に多いんですが、最初はそんなもんでしょ!って事で調べる→メモする→やるの繰り返し。
「可愛いネコちゃんネックレス欲しいな」って事で1週間くらいかかって出来たのがコチラのネックレス。
自分用に作ってましたが途中から日頃のお礼も兼ねて贈呈する物にしようって事で製作したものですが、拙い出来でも「相手に喜んでもらえた」事がとても嬉しかった思い出のネックレスです。
BOOTHに出品してみる
今までポーズ集やらクソコラ素材やら思いついてふざけてつくった物をBOOTHに置いていましたが、初めて販売用アクセサリーを作ってみる事に。
前回と同じくネコちゃんのアクセサリーでって感じでやってましたが、気が付いたら「イヤリングも欲しいな…」「ヘアピンも作っちゃうか」って気が付いたらアクセサリー3個セットになってました。
製作期間は3~4日程度、黙々と作業してた記憶です。
めちゃくちゃな出来だったかもしれませんが、購入して頂ける方もいらっしゃってありがたい限りです。
むしろ「拙い出来でお金をもらっていいのか」って思いもありましたが、実際にどのくらい手に取ってくれるんだろうって計ってみる目的もあり有料形式にしてみた感じです。
数百円でもお金を払ってまで購入してくれた方全てに頭が上がりません。
フレンドがどんなの欲しがってるか聞いて見て作ってみる
練習と作るもののネタ集めも兼ねて、フレンドにどんなのが欲しいのか聞いてみる事に。
今回はフレンドのトムさんが「羽っぽい小物欲しいんですよね」って言ってたので練習を兼ねて作ってみる事にしました。
無料で贈呈する物なのでなるべく時間をかけずに作ろうって思いで作業してましたが気が付いたら2~3日くらいかかってました。
センスのかけらもない形になってしまいましたが、形になればヨシ!小物だから細かい部分は見えにくいだろう!って事で製作を進めました。
ですがこちらも「作ってもらって本当にありがとうございます!」ってとても喜んで貰えて、「作ってよかった」と思えるものになりました。
定期的にフレンドが欲しがってる物とか喜んで貰えそうな物を作って人を喜ばせられる人になれたらいいなぁと思ってます。
突発的な賑やかしアイテムを作れるのは便利だし楽しい
blenderで作った物をVRChatの世界に持って行っていけるって地味に大きいと思うんですよね。
この前もリアルで結婚をされたフレンドのお祝いに「結婚おめでとうキャップ」をサクッと作ってUNITYで設定して会いに行ったんですが、掴みは上々だったのでこういうアイテムも作れるようになったのはblenderを触って良かったナァって思える点です。
アクリスさんご結婚おめでとうございます!
パンツはあるけど、上がない・・・なら作ってみよう
お気に入りの下着「シンプルローライズ」※今は販売されていません
というアイテムがあるんですが、素晴らしい出来でよくアバターに履かせています。
でもパンツのみで「ブラがない」。やっぱりブラ欲しいよね?
「なら作ってみよう!」
って事で最近はパンツとブラを作っています。
シンプルな作りですが、シンプル故に難しい・・・
下着や水着って簡単そうに見えて作るのめっちゃ難しいやん・・・
やはりお上手な作り・・・
これを数百円で買えちゃうなんて素晴らしい時代になった物です。
このシンプルローライズを目標に下着を作ろうって事で作業を始めます。
パンツのベースになる形を作って、パンツと格闘する日々。
頭の中はパンツの構造やどうするかって事でいっぱいです。
文字に起こすとパンツの事をいつも考えてるヤバイ奴って感じですが、パンツを作ってるので仕方ないです。パンツ。
「パンツっていうか水着じゃん!」
下着にも水着にも使える様にすればいいじゃないという天啓を得たのでこのまま進めます。
パンツ上手に作れる人、すげぇよ・・・
ふ~ん・・・えっちじゃん・・・
とりあえずざっくり形にしたので次はブラへ。
ブラって丸み帯びてるし絶対難しいじゃんって予想は当たり・・・
ここからどういう形にするか・・・?
人生でブラなんて付けたことがないのでグーグル先生で下着やら水着を検索して、それっぽいのを探して作業して・・・
まぁこんな感じでしょ!!うん!!(ヤケクソ)
まだ途中なんですが、マジで下着(水着)難しい。
なんだこれ・・・難しすぎんだろ・・・
ここから弄っていく訳ですが、衣装とか作ってる作者様の苦労の一片を体験できた気がします。(衣装はもっとエグイ作業量ですが)
下着とblenderとの戦いはまだ続きそうです。
まじでblender終わらない・・・^p^
でも楽しいからついやっちゃうんだよね・・・
「シンプルローライズの上あったらなぁって思うんすよ」
って言ってたフレンドのづほくんが全部悪い。きっとそう。