校則について

今回は学校の校則について書きたいと思います。
筆者の通っていた高校では校則がかなり厳しかったです。
(男子学生の髪は眉、襟、耳にかかってはいけない、靴下の色は白で柄がないものなど)

今思うと、意味があるのかよく分からない校則も多々ありました。このような経験があったので今回は「厳しい校則は必要か」ということについて書いていきます。

学生たちが一つの場所で集団生活をしていくうえで、最低限のルールや規律等は必要だと思います。しかし必要以上に細かく、厳しい校則は必要でしょうか。

例えば髪型や靴下の色等の点検が定期的に行われると、勉強以外のことで時間が取られてしまいます。もちろん、教師側の負担もあります。また、校則でがちがちに縛ってしまうことで、生徒にとって選択の余地が無くなり、結果的に自分自身で考える機会を奪ってしまう側面があるのではないかと考えます。

社会人になってから、「指示待ち人間」という言葉をよく聞きます。そうならないためにも学生の時から自分で考えることは大切だと思いますが、校則が厳しすぎることにより生徒が考えることを放棄してしまうようなことがあれば重大な問題ではないでしょうか。

多様性が大切にされる時代において、上記のように校則が厳しい学校があるのはなぜでしょうか。
あくまでも完全に私見ではありますが、親の目を気にしてのこともあるのかなと思っています。

親からすると、自分の子どもが通う学校は、安心して任せられるところが良いですよね。そうなると、髪色や、髪型、服装などが自由なところよりも、校則が厳しく、学生みんなが髪を短く整え、規律正しいようなところが良いと思うのではないかと考えます。

学校側も、学生を呼び込まないといけないと思うので、校則が厳しい学校は、規律の部分を重視しているところもあるのかなと思います。 

ただ、学校側で注力すべきなのは、そのような見た目などのことではなく、勉学ではないでしょうか。服装や髪型等が自由でも偏差値が高くて、進学先が良い学校もあります。

先程、親は規律正しいかどうかを見てるのではないかと書きましたが、もちろん、偏差値や進学先もかなり気にしていると思います。

なので、学校側としては、校則に関することに労力を費やし過ぎるのではなく、その分勉学に力を入れるべきではないかと考えます。

上記の内容を踏まえて、校則自体は学生が集団生活をするうえで必要なものだと思っていますが、それは学校生活をする中で最低限必要なルールで良いと思っています。

多様性が大事にされる時代になってきていることもありますので、それに合わせて、校則も見直されるべきではないかと思います。最低限のルールは学校側から提示し、それ以外のことについては生徒たちに任せ、自分で考え、自由に行動してもらうという形でも良いのではないでしょうか。

以上です。稚拙な文章で申し訳無いですが最後までありがとうございました。