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GWの楽しかったこと

ゴールデンウィーク中に、二度目の献血に行ってきた。

今回は成分献血。

献血には全血と成分の2種類がある。

成分献血には血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。ですから成分採血は身体への負担も軽く、多くの血漿や血小板を献血していただける特長があります。

日本赤十字社公式ホームページより

全血ではないから身体の負担も軽い…らしい。

まだ全血ができる日付は来ていなかったが、成分ならできるということで行ってきた。

前回とは違う献血センターにした。予約がここしか空いていなかったのだ。

流れは以前書いたものと一緒。
前回行ったセンターよりこじんまりした施設だったので、待合いが少し狭く感じた。

受付をしてさっそくドリンクを飲んだ。温かい飲み物推奨だったので、ホット抹茶オレをチョイス。

おいしい~~~しみるぅぅぅ

診察では、以前献血した時とお変わりありませんか、血圧測定しますねーとまあ、流れ作業でさくさく進む

今回の献血前の検査は腕の血管から血を採取された。
正直ほっとした。
以前、唯一嫌だったのが検査で指先から血を採ることだった。だが、ここのセンターでは献血する手の反対側の腕から普通に採血された。
私は指先よりこちらの採決方法の方が痛みは少なく感じる。

「血管をあっためますね!!」
と、カイロを腕に巻かれた。
これが暑い…待っている間に汗をかいた。

検査の採血も終わり、ドリンクを飲みながら献血室に呼ばれるのを待つ。
てか、気が付いたけど初回の方が受付の人も毎回確認してくれたなあ
献血にもビギナーズラックというものは存在するらしい。

などと考えている間に献血室へ呼ばれた。
ベッドに腰かけて、テレビを見ながらただ、待つ。

献血の大部分は「待つこと」だと思う。
その間に雑誌や漫画を読むのもいいし、スマホをいじるのもいいし、テレビを観るのもいい。
だが、「ボケッとする時間」が必ず出てくる。飽き性な私は尚更だ。
だから、ボケッとできる人が献血には向いているのだと思う。
また、普段ボケッとする時間が取れない人も向いているだろう。嫌でもボケッとしないといけないから。
頭を空っぽにして、ただただボーーーッとする。
これ、意外と手持無沙汰になる。この私ですらなった。

今回は成分献血なので全血より少し時間がかかる。
私の血が巻き取られるのは古いレコーダーみたいな機械だった。
血を採って、返してくれるから、レコードが回っているようだなあと思った。

採血が始まる。針を刺した時はやはり少し痛い。
だが、それからはぼけっとテレビを観ているだけ。
大谷翔平選手のニュースをぼけっと見ていた。
かっこいいなーすごいなー
大谷翔平選手はいつまでもヒーローだなあ

なんて思っていると、少しだけ血管に痛みというか、んん?と思った。
たぶん返血が始まったのだと思う。
痛いわけではないんだけど、なんか違和感…
私は血管が細いこともあり、頑張ってくれていたのかな。
血管よがんばれ!!!
と、我が血管にエールを送る。
痛みが本当にあったら看護師さんを呼ぼうと思ったが、そこまでではないので様子見。

またテレビを観ていた。普段見ない時間帯のテレビだったので新鮮だった。
だが、少し飽きてしまい、スマホを見たり、ひたすらボーっとしたり。

来ている方は圧倒的に男性が多かった。たまたまだと思う。
献血室を見渡す限り、女性は私しかいないことに気が付いた。
みんなテレビを観たり、ボーっとしたりしている。

みんなゴールデンウィークなのに献血しに来てえらいなー
私もえらいなー
後で何か食べようっと。
何がいいかなーオムライスとかいいなーー

そうしていると、看護師さんが来た。もう終わったのか。
まだまだボーっとできたのに。。

「ゆーーーっくり立ち上がってください」
と、言われたので(本当にこれくらい伸ばしていた)、
ゆーーーっくり立ち上がった。
立ちくらみもなく、待合まで歩いた。

終わってから、記念品をもらった。休憩して帰るようにいわれたので、更に2杯ほどドリンクをいただいた。
ホットカルピスと、ホットカフェオレだ。
おいしいーーー

というわけで、特に何事もなく、2回目の献血を終えた。
なんだ、こんなもんか、と思うでしょう。
そうです、こんなもんなのです。

ただ、一つ変わったことがある。
献血までに少しのケガでもしないように気を付けたことだ。
治っていないケガがあると、献血を断られる場合がある。
だから、指先のささくれもめくらないようにしていた。
いつもならすぐにめくってしまって少し血が出るのだが、献血をすると決めてから、しないようにしたのだ。

献血というのは、誰かのためにするものだと思ったが、自分を大事にすることでもあるんだなあ。

そう思うと誰かのために頑張る自分も、悪くないと思えた。

献血、なかなか楽しめている。早くまた行きたいな。
まさか自分がこんなことを思う日が来るなんてね。


献血はずっとできるものではない。だからできる今のうちに、沢山行っておこう。
誰かのために、自分のために。

いただいたサポートは今後の活動のため、とっても大切に使わせていただきます。