z8ved

adhdを持つ学生。いつか死ぬ日までの記録。

z8ved

adhdを持つ学生。いつか死ぬ日までの記録。

最近の記事

特別支援学級の元児童がmarchの底辺大学生になるまで③高校編

はじめに加筆と修正を加える場合があります  本文はadhdを持つ私が子どもから大学生になるまでの顛末をまとめたものです。自己満足で書きましたが、誰かの参考にでもなれば幸いです。 *医学的根拠に基づくものではなく、主観的体験を文章にしています。発達障害については専門家にご相談ください。 *本文では一部自殺について触れています。精神的調子が優れない場合、読むのはお控えください。 ③では大学生までの経緯を述べる。 ②は下記からどうぞ それまでの経緯小学校で特別支援学級に適

    • 弱さ

      酒が足りない。おんおん 泣いてもないても。でる涙は止む事を知らない。 精神安定性を学校に忘れてきた、寂しい夜。 酔っ払って、泣き喚いて、 裸足で道路に飛び出した 静寂が耳をつんざいた 私は獣になって夜の街を駆けた。 わんわんわんわん 喚きながら、無我夢中で走る とっくに人間だった頃の記憶なんて無くした 気がつくと、ベッドの上 また、虚無の日常が目の前に現れた 愕然とした。 私の夜は、涙と吐瀉物に埋もれて散った。 悲しみと、自責にまみれた朝。 弱さを内包

      • 死にたいくん

        死にたいと思った事があるだろうか。 「死にたい」と聞くと、ドキッとする。 しかし、実はそこまで珍しい感情ではないらしい。 無力に感じる時、言葉で言い表せない感情の波が押し寄せてきた時、疲れた時、あいつは心の中に突然現れる。 もたもたしているそばからムクムクとその体を巨大化させて私の心を占拠する。 私はまだあいつとの付き合い方がわからない。心に蓋をして見ないふりしても、居座り続ける。 憎めない奴だ。私が落ち込んだ時、傍に立って慰めたのはあいつだった。 「もう終わりにし

        • 社会システムから弾き出される身体性

          障害を持っている。 何の疑いも持たずに、無邪気に育った。 そこからいい事も悪い事もあって、それなりに普通の人間に育った。 けれど、段々と社会の理想と自分の体の距離感がわかって、周りとの距離感も離れてきていると感じる。 ああ、自分はこの体で走り抜けなきゃいけないのか。 そう思うと胸の辺りがムカムカする。 配られたカードで勝負するのが人生だ。 そうする事しか出来ない。 「社会の理想」の恩恵を受けている人は、この現実を変えようとはしないだろう。 私もそちら側にいたら同じよう

        特別支援学級の元児童がmarchの底辺大学生になるまで③高校編

          特別支援学級の元児童がmarchの底辺大学生になるまで②フリースクール編

          はじめに ※本文はあくまで個人的な体験に基づくもので、全ての人に当てはまる訳ではありません。また、時代背景も現在とは異なります。医療情報は専門家へご相談してください。  なお、内容を加筆修正する場合があります。  私は発達障害の疑いがあり公立小学校の特別支援学級に在籍していたが、問題行動が悪化し民間のフリースクールへと移った。 ①は下記へ フリースクール小学校高学年フリースクール入学  小学校3年生の時私は、通っていた公立小学校での問題行動の悪化に伴い、親の判断でフ

          特別支援学級の元児童がmarchの底辺大学生になるまで②フリースクール編

          20230219うつ状態って何?

           個人的に今後の参考にするため、たまに日記を書こうと思います。 ※うつとは何ぞやと気になる人も参考になればと思います。しかし、医師ではないため、あくまで参考程度にとどめて下さい。  うつ(状態)はうつ病とは異なり、うつ病のような状態のこと(自信ないのでググって下さい)で、病気ではない。    うつの何が辛いって、気分の落ち込みも辛いけど、何もできなくなることが何よりもこたえる。今日は気分が落ち込んでいる。本当なら、勉強もしたいし、読みかけの本の続きを読みたい。でも、何をしよ

          20230219うつ状態って何?

          特別支援学級の元児童がmarchの底辺大学生になるまで① 幼稚園・特別支援学級編

          はじめに※2023.09.24一部を加筆修正しました。  本文の目的は、特別支援学級の元児童が、フリースクールと普通科高校を経て、鬱期や発達障害の正式な診断の末、大学進学するまでの体験を自身で振り返ると共に、参考にしてもらう事である。本文では基本的に時系列順に体験談を載せていく。従って、ストーリー仕立てで読めるようになっている。尚、参考にしてもらうと言っても、体験談は全て主観に基づくものであり、必ずしも事実を正確に反映しているとは限らない。また、内容に誤りがあったり不十分

          特別支援学級の元児童がmarchの底辺大学生になるまで① 幼稚園・特別支援学級編