看護師が電子カルテがある職場を探すには?

現代の医療機関において、電子カルテの導入は急速に進んでいます。
実習先や勤務先で電子カルテを使ったことがあるという看護師は多いでしょう。
従来主流だった紙カルテを使っていた看護師も、一度電子カルテを使うとその便利さ・効率の良さに魅了されてしまいます。
そんな電子カルテの導入は、看護師が就職先の医療機関に求める条件の一つとなってきています。

就職先を探す際、勤務形態や給料などで探して絞っていきますよね。
その際、カルテが電子か紙かの確認を忘れがちです。
なぜなら電子カルテが導入されているかどうかは、医療機関のホームページや求人情報に載っていないことがほとんどだからです。
医療機関の規模や新しさだけで判断してはいけないところがポイントです。

その地域の医療を担っている大きな病院でも、従来からの紙カルテを使い続けている場合があります。
改修を繰り返していて外観や内装が新しく見えるところもありますが、カルテは紙のままという病院も多いのです。
クリニックの場合は、新しく開業したところは比較的電子カルテを導入している場合が多いでしょう。

しかし、提供する医療や患者さんの数によっては紙カルテの場合もあります。
まだまだカルテの種類は混在していますので、電子カルテ導入は当たり前という考えは捨てましょう。
自分自身で判断せず、求人担当に確認したり、見学時に確認することをおすすめします。

電子カルテの方が圧倒的に仕事がしやすいという看護師にとっては、その導入は重要なポイントです。
カルテを使う場面でストレスなく入力や確認ができるかは、その職場で楽しく、長く働き続けられるかに大きく関わります。
電子カルテを導入している職場なのか、忘れず確認しておきましょう。

また、電子カルテを導入している医療機関であっても看護師がその操作に不慣れな場合、しばらくはストレスになってしまうでしょう。
電子カルテの使用に不安がある看護師は、操作方法のコツが掲載してあるサイト等を参考にしてみるのも良いかもしれません。