2024.7 都知事選と進次郎


お世話になります。
いつも読んでくれてありがとうございます。
あなたが今ここにアクセスしてくれたことに、本当に本当にずっと感謝をしています。

仕事の話を毎月書いていましたが、
毎日悪夢なのか、現実なのか判断がつかないとこまできてしまいリタイア。
書くこともないような毎日です。

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都知事選について

最近は江東区にいます。
都知事選の少し前から、街宣カーが多く走る中とても印象に残った街宣カーが1台。


「このゴミのような江東区を良くしたいんです!」
「江東区、犯罪多いですよね!どうしようもない街に成り下がりました!そんな江東区を、変えたい!」
「この場でゴミ拾いをさせてください!」
(ゴミ拾い=政治改革的な意図のはず)


と話す政治家がいて、江東区のとある駅の前でこんな話をする度胸、「すげぇな」と独り言を声に出してしまったものです。

大きな声で元気に悪口を言えば、そんな風には聞こえないのかもしれないと思いました。
これ悪口ですよね?
いや、悪口ではなく事実?
変えたいという前向きな言葉を使ってるからOK?
このモヤモヤとした気持ちだけで帰りの電車はスマホをいじらずに過ごせました。

私はインターネットが本拠地なので、石丸さんに対してはあまり悪い印象を持っていませんでした
YouTubeの使い方が上手いな
世の中のうるせえジジイババアに向けたアンチテーゼ、スカッとするな、と言った感じでショート動画は見ていて面白いと感じていました。

しかし都知事選へ出馬後、私は「2位になって次戦のお立ち台にでもするんだろう」とは思っていましたが、思っていた以上にボロが出まくる。

選挙が終わった頃には彼の口調は石丸構文とされてネットのおもちゃ。
選挙前後でネットの書き込みがこんなに変わる政治家いるのかしら。

このモヤモヤも、やはりスマホを閉じるきっかけになります。

そんな中で株を上げているのは小泉進次郎議員。

石丸構文より先にネットでは「進次郎構文」が出回っており時々うまい物には座布団1枚の代わりにRTやいいねがあたえられています。

ネットでは少しバカにされがちな小泉進次郎ですが、私はこの人が心底好きです。

2年前の7月1日

江ノ島へプチ旅行に行きました。

Instagramで集めた情報からアワビの有名なお店へ行き、アワビの刺身の硬さとステーキのやわらかさに感動してました。

その時のアワビステーキ

入店遅く、会計が14:00ごろ。
お店を切り盛りするおばあさまから

「若い人は政治に興味無いだろうけど……」

と言われ咄嗟に
(めんどくさいやつだ)
と思ってしまったのを覚えています。

「このあと店の前に、進次郎さんがきますよ」

「選挙があるからうちの店の前に車を停めて、この辺でお話しますから聞いてあげてちょうだい」

私が咄嗟に「小泉進次郎ですか?」
と聞くと、ほがらかに「そうそう、もう、くるかな?」とニコニコ答えてくれました。
私はよく事態が飲み込めず、とりあえず進次郎が来るんだ?くらいの感じ。

店を出ると本当に、出た瞬間に、ワンボックスカーが到着。

SPと思われるスーツのおじさんに続いて出てきたのは爽やかなポロシャツの進次郎。

私、当時23歳のあの日、政治家を初めて生で見たんです。

高校生の時にたまたま当時の天皇陛下を駅で見ました。(これも凄いとはわかる)

そのインパクトを超えてくる出会いは今後ないと思っていたけれど、たまたま見れた進次郎は同じくらいのインパクト。

進次郎は、とてもとても、眩しいのです。

街宣で多く回ってるんだろうと思われる黒い肌に、すごく爽やかなスマイル。
ちらりと見える白い歯。
ハンサム、とはこの人のことを指すのかと思いました。

周りから「キャー!」とおばさまの歓声が聞こえてきて、目を向けると進次郎はひとりひとりグータッチと写真撮影をしておられました。

巡って私のところにも来てくれて、
「どこからきたの?」
と進次郎が声をかけてくれます。

「栃木です」
「栃木のどこ?」
「○○です……」
「ああ!(地元のそこそこスポット)があるところだ、昔行ったよ(キラッ)」

「若い人の1票が大切だから、是非投票に行ってね」的なことを仰った後、写真を頼むと
「もちろん撮りましょう!」
と撮ってくださって、私と進次郎のグリーティングは終了。

正味1~2分?
まじであれは神対応でした。

我に返り、なぜ進次郎は私の住む地域の微妙なスポットの名前まで知ってるんだ、これが……有名政治家!!!!と感動。

遠巻きに対応や演説を見ていましたが、ただただ爽やか。

中身が無いことを言う小泉純一郎の息子で、
孝太郎の弟

から

小泉進次郎()

へ私の彼への認知は変貌を遂げたのでした。

その日の進次郎。焼けた肌がハンサムを演出

確かに中身は無い気がしないでもないですし
若干お父様と比べてキレは鈍りますが、
初めての政治家の街宣で、あんな対応されたら誰だって好きになっちゃいます。

あの日わかったのは悪い人ではなさそう!という
ただそれだけだけど、そこがとても印象的。

中身がないならないで、
こんな人が総理になる未来があるなら、
この国は平和に暮らせるんじゃないかと思います。

今の日本だって、中身がなさそうに見える人が上に立ってるお陰でなんか平和そうな感じでとりあえずまわっていますし、

この日から私は政治に興味を持って、
色々と本を読み、25歳の同年代と比べると派閥も政策もその他もろもろも割と詳しくなれたと思います。

しかし、いきなり進次郎のインパクトが強すぎたせいでこの江ノ島プチ旅行の感想は
「進次郎に会った!!!!!!!!」
が全体の90%超を占めてしまいました。

アワビのお味は思い出せず、あの日の進次郎からの良き香りと浜風を思い出します。

2年経っても、江ノ島の話になれば最終的に進次郎に辿り着く、それ程インパクトのある出来事でした。

これが他の政治家ならきっとこうならなかったんだろうな〜

それにしてもどうして、進次郎は進次郎、と呼び捨てにしたくなってしまうのか。
進次郎でなかったら、小泉進次郎 とフルネーム。

きっと彼が総理になっても私は
「進次郎」と呼んでしまうのでしょう。

またなにか思い出したら更新します。
またね

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