見出し画像

ROTTENGRAFFTYで踊る

ROTTENGRAFFTYは、1999年に京都府にて結成された日本のミクスチャーロックバンドである。略名は『ロットン』。

1999年7月、ツインボーカルの5人編成「ロットングラフティー」を結成。
2010年、「ROTTENGRAFFTY」に改名。
バンド名の由来は N∀OKIいわく、バンド名が決まる前にライブが決まっていたこともあって、自身が結成前に行っていたバンドの曲名にあった「KYOTOグラフティー」とセックス・ピストルズのジョニー・ロットン、昔好きだったという MAXUS の曲名「ROTTON」の「ロットン」からかけ合わせた造語として決定。
当初意味としては「腐った青春を取り戻せ」という意味で「ロットン(腐る)グラフティー(青春)」としてつけたが当時は「グラフティーを「青春」の意味だと思っていた」とのこと。そのため、英語表記時の「GRAFFTY」の綴りは、落書きの「graffiti(グラフィティー)」とは異なっている。また、発音で「ロットングラフィティー」と間違われるのはそのため。

MAXUS の曲名「ROTTON」は初期SEとしても使用されている。
「古都のドブネズミ」をシンボルとし、グッズにもドブネズミが使用されている。
独自企画として毎年12月に「ポルノ超特急」を行う。また、6月10日はゴロ合わせで「ロットンの日」、その逆にあたる10月6日は「逆ロットンの日」というイベントを企画。

京都市にあるライブハウス「KYOTO MUSE」をメインとして活動。現在では「KBSホール」「京都パルスプラザ」など京都の大型会場でもライブを行う。
同郷で同世代の10-FEETとは親交が深い。また、Dragon Ashやマキシマム ザ ホルモン、RIZE、山嵐、SiM、THE冠など交流の深いバンドは多い。先輩バンドにはブッシュマン、後輩にUVERworldなどが当たる。

メジャー第一弾シングル『悪巧み〜Merry Christmas Mr.Lawrence』は、坂本龍一による「戦場のメリークリスマスのテーマ」にロットングラフティー流のアレンジを施し、自身のオリジナル曲の「悪巧み」を融合させた意欲作。
アルバム『SYNCHRONICITIZM』のプロデューサーにDragon AshのIKUZONEを迎えている。これはIKUZONEからの申し出から叶ったことであった。

2003年に参加した『BOØWY Respect』では「MARIONETTE」がやりたかったが、N∀OKIの「モラルの無い『MORAL』やりたい」というところからカバーする経緯になった。
アルバム『Walk』収録の「D.A.N.C.E.」は急死した馬場育三へ向けて作られた歌で、歌詞中にも「IKÜZÖNE」が登場する。

お笑いコンビ・野性爆弾と非常に仲がよく、野性爆弾の二人がメンバーに名を連ねるインディーズバンド・盆地で一位と共演したこともある。
ちなみに、野性爆弾の城野がアルバイトをしていた大阪心斎橋のダーツバーの壁には、ロットングラフティーのサインが書かれている。

また、お笑いコンビ・麒麟のライブDVD「キリン!キリン!キリン!」のSEに「悪巧み~Merry Christmas Mr.Lawrence」が使われており、舞台の出囃子でも流されていた時期がある。自主イベントのポルノ超特急では、お笑い芸人の出演もあり、上記芸人も出演している。

私は2012年のCOUNTDOWN JAPANで初めて観た。
京都には10-FEET以外にもカッコいいバンドがいるのに感心した覚えがある。
また私が行きたいけれどまだ叶っていないフェス『京都大作戦』にも常時出演しているようだ。
今年こそは京都に行きたいものだ。

そこのあなたも今夜はロットンで踊ってはいかがですか。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?