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ドレスコーズを知っていますか

ドレスコーズは、日本のロックバンドである。
所属レコードレーベルはキングレコードの内部レーベル・EVIL LINE RECORDS。

2012年、毛皮のマリーズのボーカルだった志磨遼平を中心に結成。
当初は志磨と丸山康太、菅大智、山中治雄による4人組ロックバンドだったが、2014年をもってバンド編成での活動を終了。
以降、志磨のソロプロジェクトとなり、メンバーはライブやレコーディング毎に流動的に入れ替わるようになる。

2012年1月1日未明、東高円寺U.F.O.CLUBでのカウントダウンパーティーに志磨遼平と丸山康太、菅大智が「ドレスコーズ」名義で飛び入り出演、カバー数曲と新曲を披露(この日のみ、志磨がベースを兼任)。

2月にベースの山中治雄が加入し、4月1日にドレスコーズ結成が正式にアナウンスされる。
ゲリラライブをこなしながら7月に日本コロムビアよりシングル『Trash』でデビュー。
同曲は山下敦弘監督作品「苦役列車」(東映)主題歌となる。
12月には1stアルバム『the dresscodes』を発表。

2013年、初の全国ツアーとなる“TOUR 1954”(全11公演)を敢行。
2ndシングル『トートロジー』(アニメ「トリコ」(フジテレビ系)主題歌リリース。
2ndアルバム『バンド・デシネ』発表。
志磨自らが監督した収録曲“ゴッホ”のMVにはリリー・フランキーが出演し、話題となる。
アルバムリリース後は“More Pricks Than Kicks”ツアー(全9公演)がスタート。

2014年、"京都磔磔における初期のドレスコーズ”の公演中にキングレコード/EVIL LINE RECORDSへの移籍を発表。
初の日比谷野外音楽堂ワンマン公演“ゴッドスピード・サマー・ヒッピーズ”を成功させるも、移籍第一弾EP『Hippies E.P.』リリースと同時に志磨を残しメンバーが脱退。

出演が予定されていたイベント“MINAMI WHEEL 2014 EXTRA -MIDNIGHT EDITION-”のオープニングに志磨ひとりで登場。
ラジカセ(リズムボックス)とギターだけで4曲を演奏。
ベース以外のすべての楽器演奏を志磨が手がける、初の単独制作アルバム『1』をリリース。

2015年、『1』のリリースにともなう“Don't Trust Ryohei Shima”ツアー(全3公演)にて、毛皮のマリーズ時代の楽曲も含んだセットリストを披露。
ドレスコーズが「志磨のキャリアを総括したプロジェクト」となる。

野外フェスティバル“JAPAN JAM BEACH 2015”に全員女性からなる「dresscodes FEMME」で出演。
以後ライブ、レコーディング毎にメンバーが流動的に出入りする、というスタイルでの活動を始める。

曲毎にメンバーを組み替えて制作されたアルバム『オーディション』リリース。
中村達也(ドラムス)、アヒト・イナザワ(ドラムス)、有島コレスケ(ベース)、そして元・毛皮のマリーズの越川和磨(ギター)からなるメンバーで“Don't Trust Ryohei Shima JAPAN TOUR”(全6公演)を敢行。
12月にはオフィシャル・ファンサイト『ドレスコーズマガジン』が創刊された。

2016年、「過去にあまり演奏されなかったレア曲のみ」を披露する“R.I.P.TOUR”(全6公演)開催。
ツアー期間中は一切セットリストが漏れなかったことも話題となった(観客には箝口令が敷かれていた)。
フル3DCGアニメーション映画「GANTZ:O」(東宝)主題歌『人間ビデオ』をリリース。
同作には志磨自らが出演した映画「溺れるナイフ」(GAGA、山戸結希監督作品)主題歌の“コミック・ジェネレイション”も収録される。

2017年、5thアルバム『平凡』リリース。
それに合わせて”the dresscodes 2017 “meme” TOUR”(全8公演)を敢行。

2018年、初の舞台参加となる『三文オペラ』(2018年 ブレヒト原作・KAATほか)音楽監督・生演奏担当。

2019年、6thアルバム『ジャズ』リリース。
それに合わせて”THE END OF THE WORLD PARTY” TOUR”(全9公演)を敢行。

2020年、メジャーデビュー10周年記念ベスト盤『ID10+』リリース。
キービジュアルは鋤田正義が撮影。
10月、鶴屋南北戯曲賞と岸田國士戯曲賞の史上初の二冠に輝いた劇作家・谷 賢一 新作『人類史』(KAAT)音楽監督担当。

2021年6月、7thアルバム『バイエル』リリース。
それに合わせて”バイエル(変奏)” TOUR”(全6公演)を敢行。
12月、寺山修司が「天井棧敷」結成前、1963年に書いた未上演の音楽劇『海王星』(2021年 寺山修司原作・PARCO劇場ほか)音楽監督・生演奏を担当した。

今夜は、志磨遼平の創り出すオルタナティブ・ワールドにあなたも浸りませんか。

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