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岡崎体育を聴こう

岡崎体育は、日本の男性シンガーソングライター、俳優である。
ソロプロジェクトの名称としても用いられる。
本名は岡 亮聡(おか あきとし)。
所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ、所属レコード会社はSME Records(ソニー・ミュージックレーベルズ)。
公式ファンクラブは「Wallets」。

自身の音楽スタイルを「盆地テクノ」と位置付け、英訳した「BASIN TECHNO」を自らのアルバムやライブで着用するパーカーに用いている。
岡崎の出身地・京都盆地に因んで命名されたものである。
これについて岡崎は「J-POPやテクノポップ寄りの音楽性だが、テクノという言葉が格好いいし、でもこれをテクノと言っては怒られてしまうので『盆地テクノ』と名付けて、お茶を濁している」「同じ曲でも、何回見ても楽しんでもらえるように少し変えたり足したりするのが盆地テクノ流。そこを怠れば盆地テクノじゃない。山があり、盆があり、また山がある。変化が無ければ、ただの平地テクノになっちゃうから。」と語っている。

母子家庭で育つ。
また一人っ子であることから、親からは「堅い仕事に就いてほしい。4年やってメジャーデビューできなかったらあきらめろ」と言われていた。
そのためインディーズ時代から「27歳の夏までにメジャーデビューします」と言い続けており、2016年5月(26歳時)にその目標を達成した。
「岡体育」という名前で活動をしようかと考えていたが、語呂が悪かったのでMC業をしていた母親の「岡崎」という芸名を襲名し、芸名を「岡崎体育」とした。
なお、母親が「岡崎」という芸名を名乗っていたのは、岡という名字の人間が2人いたからである。
また、「岡崎は苗字ではなく、『岡崎体育』という一つのワードなので岡崎と体育の間にスペースはいらない」とananの紙面上で訴えたことがある。

このほか、活動初期より掲げていた目標に「30歳までにさいたまスーパーアリーナでワンマンライブを行う」がある。
大学生時代同所のイベントに行った際無名のアマチュアが観客を沸かせた事に感銘を受けたためだという。
ライブやフェスなどでもこの目標を「言霊」として残しており、実際に2019年6月(29歳時)に実現することとなった。

メジャーデビュー後もしばらく京都府宇治市の実家に住んでおり、楽曲制作やレコーディングは実家にある学習机で行っていた。
以前は節約のためマイクの風防に母の使用済ストッキングを使用していた。

2019年8月に実家を出て東京で一人暮らしを始めたことを公表した。
「寿司くん」名義で岡崎の楽曲MVを制作しているヤバイTシャツ屋さんのボーカル・ギターのこやまたくやは宇治市立宇治中学校の後輩にあたる。
ただし在学時に面識はなく(3学年違いのため同時に在学していない)、こやまの自主制作アニメ『寿司くん』を岡崎が見て興味を示したことが交流のきっかけとなっている。

パフォーマンスが口パクであることを「Explain」の歌詞で告白しており、後にテレビ番組『ミュージックステーション』で同曲を披露した時も口パクでパフォーマンスした。
しかし、ワンマンライブでは生歌を披露することも多く、テレビ出演時にも実際に歌唱することが増えている(CDTV「感情のピクセル」、ミュージックステーション「Narutal Lips」など)。

作曲には音楽制作ソフトCubaseを全行程にわたって使用しており、販売元であるスタインバーグからインタビューを受けたこともある。

最も好きなアーティストは電気グルーヴで、芸名も石野卓球を意識して付けた。
メジャーデビュー後、2016年7月に東京・LIQUIDROOMで行われた電気グルーヴのライブ『LIQUIDROOM 12th ANNIVERSARY』のオープニングアクトとして出演し、彼らとの競演を果たした。

星野源、Fukase(SEKAI NO OWARI)、きゃりーぱみゅぱみゅ、ヒャダイン、川谷絵音らが好意的なコメントをしている。
自身がTwitterに投稿した「レシピを英語風に読んだネタ」は2016年時点で17万リツイートを記録している。
その後、2017年3月にトヨタ自動車「C-HR」のラジオCMでセルフカバーした。楽曲「Natural Lips」はこのネタをもとにして生まれている。

ピアノやギター、ベース、ドラムなど複数の楽器を演奏できるが、高校を卒業するまでは全く楽器ができなかった。
ニコニコ動画で活動しているゲーム実況グループ「ナポリの男たち」のファンであり、視聴者プレゼントにも個人的に応募するほどである。

2018年、NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で俳優デビューを果たす。
MONKEY MAJIKのメイナード・プラント、ブレイズ・プラントとはのちに、このドラマでの共演がきっかけでコラボレーション楽曲「留学生」を製作している。

やっている音楽がネタ要素の強いものが多いため、パッケージングしてしまうと鮮度が落ちるという危惧から、ライブDVDを作ることを避けてきたが、2019年、初の映像作品となる『岡崎体育ワンマンコンサート「BASIN TECHNO」@さいたまスーパーアリーナ』を岡崎体育の第一章として記すために発売することを決意した。

今日は、岡崎体育の創り出すポップなサウンドでみんな踊ろう。

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