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10月27日の日記「いんたぁねっと見聞録/未成年は飲酒をしない」

・今日は映画を見に行くので早めの日記になります。RRRを見に行くので。3時間あるらしい。長すぎないか?

・本場のインドだと途中休憩とかもあるらしい。日本の映画とかだとあまりないシステムだ。でも、演劇とかだと途中休憩があったりするので、インドではそういう枠のものなのかもしれない。

・今日は早めで特に書くこともないので、インターネットで見たものの話を書いておくか。

・確かにそうだ。親世代からは酒を高校時代に飲んだなんて話をよく聞く。冠婚葬祭であった時に飲酒を進めてくる親戚とか、大体そうですね。そういう親戚に話を聞くと大体未成年の内から酒を飲んでいる。

・今の世代があれぐらいの年齢になった時に酒を進める人種になるかというと、たぶんそうじゃないよな。コンプラ的な、やってはいけないことリストにもう入っていると思う。

・母方の祖父なんかは田舎では珍しく夜間高校に通うために東京に出ていたらしい。で、1年留年して卒業したんだけど、その留年の理由が「晩酌をして夜寝てしまうから」らしい。何のために夜間なんだ。ちなみにガッツリ未成年です。次年度からはしっかりと反省して、晩酌をした後に車を運転して夜間学校に行くことにしたのだとか。ツーコンボだ。

・こういうたぐいの話はよく聞くし、恐らく今の世代では全然ないことだと思う。少なくとも高校時代クラスメイトが酒を飲んでいたという話は聞かなかった。煙草も含めて耳にしていない。飲んでいた奴もいないではないだろうけど、少なくとも学生間でもそれを公言しない暗黙の了解があったわけだ。

・て、こんな指摘があったわけなんですが。個人的にはこれはちょっと違うと感じた。

・未成年飲酒はもちろん犯罪なのだが、それをする(できる)理由は「犯罪者として見られることに抵抗がない」わけではなくて、「犯罪としての重要度が低いから」だと思う。

・こういう話が上がるたびに例として出すんだけど、僕は「1Km/hの速度違反をしたところで心は痛まないし、警察も捕まえない」とよく言っている。

・明らかにルールに違反してもどうとも思わないし、それを取り締まるはずの警察も捕まえない。それは何故かと言えば、犯罪としての重要度があまりにも低いためだ。

・未成年飲酒も一緒だ。昔は「犯罪ではあるけども、それほど悪いことではない」という立ち位置にあったものが、今は「重大な犯罪」に変化したのだ。そしてその理由は、恐らく若者の意識の変化ではなく、社会が未成年飲酒を許さなくなったためだ。

・刑法は昔より厳しくなったし、今ではどんな店でもお酒を提供する場合は年齢確認を挟む。コンビニでもタッチパネルを操作させられるし、僕の働いている店では風営法もあって、お酒関係なくまず年齢確認を行う。そこから、お酒を飲まないとか、夜何時までに帰るとかタッチパネルを操作させられる。そういう積み重ねによって、未成年飲酒は重大な犯罪という認識を刷り込まされていくのだ。

・↑のツイートはもちろん、確かに「(飲酒が重大な犯罪であって、だから重大な)犯罪者を見る目で見られることに抵抗がある(ので軽犯罪であれば抵抗はない)」と補足してあげることもできるけど、まぁ結構大変なので字義どおりに読み取ってもいいだろう。昔から(重い)犯罪は犯罪者として見られていたが、今はその(重い)犯罪の範囲が広がっている──とみるのがいいと思う。あくまで若者たちの意識が若者たちの間で変化したのではなく、大人の要請によって変化したとみるべきだろう。

・あとはこんなツイートもあったな。実は僕も昔大使館の車にぶつけられたことがある。その時もなんか全然悪びれた感じはなかったな。

・駐車場で渋滞していたところに、何故か変な向きでバックしてきた車があって、それが大使館の車だった。僕は後部座席に乗っていて、変にバックしてくる車を「なんかぶつけてきそうだな」と思いながら漠然と眺めていたんだけど、本当にぶつけてきた。

・バックのスピードだったので車に大きなへこみなどは無かった。本当に「コツン」みたいな感じだった。お互い驚いて車から降りた後、傷が無いかを確認し合ったが、なかったみたいだった。

・普通車をぶつけたら傷がなくとももうちょっと揉めると思うんだけど、大使館の人たちは「じゃ、傷がないならこれで」と言ってどこかに行ってしまった。両親も大使館を相手にしてもいいことがないとわかっていたので食い下がらなかったが、あまり面白そうではなかったな。

・あれって何だったんだろう。国民性(本人の性格)なのか。それとも特権があることを理解したうえでの行動だったのか。「まぁ、傷がなければいいか」みたいな雰囲気的に前者みたいなところも強そうだったけどな。異文化コミュニケーションがうまくいかないという点でも、大使館の車にはぶつけない方がよさそうだ。

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