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2ヶ月の息抜き期間を経て

2020年3月末

最近はテレビをつけてもSNSをみても
コロナウイルス、感染者、自粛、中止、転売、差別
そんなワードが飛び交いまくっている。

他国や政府の対応の粗探しをしてはそれを取り上げて
誰が悪いとか何が悪いとかそんな報道ばっかりで
みんなも誰かを悪者にしては叩きたいんだろう。
誰も悪くないし、対応の正解なんてないのにね。

世界中に不穏な空気が流れ続けていて
とにかく気分が滅入る。

個人的にも
楽しみにしていたライブが中止になってしまったり
卒業式も入社式もなくなってしまったり
なんでよりによってこの時期なの?!と、
とにかく悲しくてむかついて
でもその感情をどこにぶつけたらいいのか
わからなくて。

3月初旬、宮古島に行った時の話。
この場所は時がゆっくりと流れていて
私たちが普段どれだけ時間に追われ
窮屈な世界で生きているのか痛感した。

今日の空は綺麗だなあ
空気がおいしいなあ
風が心地いいなあなんて自然を感じながら
目的もなくゆっくりと自転車を走らせる
そんな日があってもいいなと思った。

私は今までずっと何かに追われながら
忙しく生きてきた。
何の予定もない日が嫌いだった
予定を詰めることで日々に充実感を覚えていたからだ

こんな風に、常に何かに追われがちな私(たち)に
きっと神様が人生の夏休みを与えてくれたのだろう
ゆっくり自分と向き合う時間を作りなさいって
伝えてくれてるんだろうな
そう思うことにしたら気分が軽くなった

2020年5月末

緊急事態宣言が発令され、2ヶ月が経とうとしている。
正直、こんなに長く続くとは思わなかった

新しい土地に引っ越していきなり2ヶ月も新居に軟禁状態、近所に知り合いもいない、地震もめっちゃ来る、正直気が狂いそうだった

でもこの2ヶ月で、たくさんの人のあたたかさに触れられた。
スーパーや薬局、八百屋のおばちゃん、こんな状況なのに、リスク背負ってるのに、みんなニコニコで優しくて、そのあたたかさにかなり支えられた。

もし普通に仕事が始まっていたら、こんなご時世じゃなかったら、頻繁にスーパーへ行くことなんてなかったし、きっとレジの人の印象なんて残らなかっただろう

私もついに、6月から働き始めることが決まった。
パートのおばちゃんのあたたかさに支えられてきたように、私も誰かにとってそんな存在でありたいという目標ができた。
不安な毎日を少しでも和らげる存在でありたい
少しでもハッピーな気分になって欲しい
そう思います

残り1週間でしっかり準備して
良いスタートを切るぞ


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