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特別な事とは

(2019/08/16加筆あり)
高知よさこいから帰宅途中、鈍行列車に揺られて書いている。いまだに余韻が抜けないというか、特に8/11,12あたりは夢の様なひと時でいまだに頭の理解が追いついていない。

詳しくは自チーム代表の國友裕一郎さんのfacebookやブログ、ダンサーの菅原小春さんのツイッターやインスタ、写真家の阿部祐介さんのfacebookやインスタを検索してみてください。

他にもツイッターのハッシュタグ#菅原小春 で検索しても情報は見つかるかと。

目の前で起きていた出来事、上記のSNS情報を積み重ねると、自チームに起きた事は映画化してもええやんと思えるような事が起こっていたことに気付く。奇跡のような出来事。特別な瞬間。

しかし、それは他のチームも同じなのではないか。

高知よさこい参加の約200チームが同様の特別なストーリーを持っていたとしたら?

そして、それは踊り子一人一人にも言えること。

ざっくり、例えば1チームに100人としたら、200チームだから20000人の特別なストーリーがある。

さらに、各会場の方々。受付や給水、メダルを与える方々、準備した方々、商店街の人たち。
さらに、踊り子を乗せて市内を走り回るバスの運ちゃん、お弁当屋さん、踊り子でパンパンになってもっと詰めてーっと難儀したとでん(路面電車)の運ちゃん、そして、全ての人の各家族、、、とまぁ、直接的にせよ間接的にせよ、たくさんの人の物語がある。

小春さんが舞い降りたこと、実は直前まで高熱だったこと(8/12高知新聞朝刊の記事、実はきちんと読んでなくて、さっき知りました。。。)、先頭で踊る姿はあたかも須賀先生のようであったと、、、そして、その中にいたことは、私にとっては特別なこと。

でも、他のチーム、他の人にとっては、もっともっと印象的なことがあったかもしれない。

それが、例えば、
初めて帯屋町筋を踊りきったぜyeah!とか、
初めてメダルもらったぜ、とか、
ウチの子が初めて踊ったの!とか、
夫婦で!とか、
チームで初めて高知に来ましたとか、
あの会場がいっぱいでカットして残念!とか、まぁ、いろいろあることでしょう。

何が言いたいかというと、
私にとっての特別なことは、あなたにとっては特別ではないかもしれない。
あなたにとっての特別なことは、私にとっては特別じゃないかもしれない。

小春さんと同じチームにいられた事よりも、そんなん知るかい、帯屋町筋ですっ転んだけどきちんと駆け抜けたぜよ!ということの方が特別な人だっている、かもしれない。

全て、特別ではないかもしれない。
全て、特別なことなのかもしれない。

そういうのが、結びつきあって、折り重なりあって、高知よさこいという、あの祭りが存在していたという事。それが66回続いているという事。

というか、高知よさこいに限らず、全てに言える事なのでしょうけど。

すごいことだよなぁ。

素敵な瞬間の集合体、特別なことの連鎖、これからも続いていくといいなぁと心から思います。

えらい壮大な話になりましたが、自チームである須賀IZANAI連にいなかったら、こんな事思わなかったでしょう。ただただ、感謝です。

壮大な話になりましたが、ひとまずこんな所で。

写真は本編とは全く関係のない、岡山県の津山駅の駅舎の天井。

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