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陰謀論と言われて、本質を見失う国民は、今既に起きつつあって、これから最悪の事態を迎えようとする、様々な問題に飲み込まれてしまいます。だからこそ、どう見ても日本を貶めようとしているようにしか見えない「NHK」「朝日新聞」に代表される「敵方情報工作組織」が垂れ流す「工作情報」に惑わされることなく、ネットを通じて、一次情報から、自らの手で、情報を取り出し、吟味して判断する必要があるのです。

アメリカ大統領選挙の結果はアメリカ国民が決めるものですが 、その結果がもたらす影響は凄まじいもの。特にアメリカに付き従っている国は、政権が変わる度に振り回されることになるでしょう。アメリカが強固なときは問題ありませんが、弱体化したとき、共に沈みかねません。
2022年ロシアのウクライナ侵攻以降、独自の動きをし始めたのが、中東であり、グローバルサ ウスと呼ばれる新興国。
2024年からBRICSが 10カ国体制になり、さらなる拡大をする可能性があり、かつてのアメリカ一強の世界秩序に戻ることはもう難しいでしょう。
つまり、今まで以上に世界情勢を注視しなければならない時代が到来しているのです。本書を手にしている方はご存じのことではあると思いますが、日本のメディアは偏った情報ばかりを垂れ流していて役に立ちません。特にここ数年で、もはやプロパガンダ機関のようになっています。
国民一人ひとりが自力で「誤情報」「陰謀論」という言葉で隠されている真実を見極められなければ、知らず知らずのうちに混沌とした世界情勢の荒波に呑み込まれてしまう時代だということを肝に銘じなければなりません。
本書を通じて、自ら情報を得る姿勢が必須なこと、一次情報に触れることの大切さが伝われば幸いです。

『日本人が知らない陰謀論の裏側』やまたつ著 (徳間書店刊)より抜粋

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