【人斬り】居島一平・坂本頼光の暗黒迷画座 第66回【映画紹介】

11月25日は三島由紀夫氏の命日にあたります。作品の中で、三島由紀夫氏が演じる田中新兵衛が登場することから、この映画の話で盛り上がります。
「幕末四大人斬り」と呼ばれる田中新兵衛、河上彦斎、岡田以蔵、中村半次郎、そして新撰組の沖田総司、大石鍬次郎らの活躍する時代を切り取った独特な作品となったようです。
解説中、三島由紀夫氏の演技に関して、翌年の市ヶ谷での切腹されるまでの思想的な葛藤や当時の背景と絡んで、両方を眺めることで、一層三島氏の心情を考えると、胸が締め付けられるような思いに駆られると述べられています。
また、居島氏、坂本氏の映画への造詣やほとばしる知識が、五社英雄監督が、勝慎太郎の座頭市を監督したらどうだったか、など非常に興味深く解説されています。

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