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波乱万丈の年明け

百田尚樹チャンネル会員の皆さま、新年明けましておめでとうございます。旧年中は当チャンネルを御愛顧いただき誠にありがとうございました。

2023年は年末になって、わたしにガンが見つかり多くの方々にご心配をおかけしましたが、新年早々の手術でさっさと悪いところを取ってしまい、「百田尚樹チャンネル」「あさ8」そして「気まぐれライブ」で、またいつもの元気な姿をお見せしますので本年もよろしくお願いいたします。

そしてガンは“見つかった”ものですが、今年は“見つける”いや、“見つけなくてはならない”ものもあります。日本保守党は「日本を豊かに、強く」するための同志募集を開始しました。腐敗した現在の政治を改革し、子供たちに誇れる未来を作るための国会議員、地方議員の候補者を一般公募するのです。年末ぎりぎりのスタートにもかかわらず、既に多数の応募をいただいておりその中には将来光り輝くダイヤモンドの原石もいらっしゃることでしょう。早速書類審査を開始していますが応募者と面接でお会いするのがいまから楽しみです。

そんな多くの日本国民が『2024年も頑張ろう!』と心も新たにしたであろう1月1日、北陸地方を大きな揺れが襲いました。午後4時10分ごろ、石川県能登地方で最大震度7を記録する地震が発生したのです。自然災害に盆も正月も関係ないのは当然ですが、それでも元日の夕方という1年で一番ゆったりとするときだけに、無防備の中での突然の出来事に驚きました。テレビには1階部分がつぶれてしまった家屋が映しだされています。阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震等、大きな地震の度に法律が改正され建築物の“耐震基準”は厳しくなっていますが、写真や映像を見る限りこの地域では対策前の昔ながらの重い瓦葺きの家も多いことで被災家屋も増えたようです。

ちなみに対策後の「震度7でも大丈夫」と謳う家も大丈夫なのは1回目の揺れに対してだけで、それが繰り返されるとどんどんその効果は弱まり倒れやすくなります。能登地方はここしばらく震度5程度の地震が頻発しており、それも倒壊の要因になっていたのかもしれません。該当地域の方々には、お見舞い申し上げますとともにまず命を守ることを最優先していただくことをお願いいたします。

われわれ日本保守党、また百田尚樹個人としても連日報道される被害の様子を見て「いても立ってもいられない」ところですが、救援活動を円滑に進めるためにも状況を見極めたうえで自身にできる支援をさせていただきたいと考えています。いま外部から被災地に入っていいのはその場所での有効なスキルを持ち合わせている人たちだけです。警察、消防そして自衛隊の隊員には本当に頭が下がります。彼らは年が改まり“正月気分”でいたところを地震発生後すぐに招集され被災地に向かうのです。そしてその任務は救助活動、インフラ整備、道路の復旧工事、さらに被災者のケアと多岐にわたり復興の道筋がつくまで続けられます。

日ごろ「街を迷彩服(自衛隊のユニフォーム)で歩くな」や「自衛隊なんかいらない」とその存在を否定していた人たちは、今その姿をどう思って見ているのでしょう。それでも同じことが言えるとしたら、本当のクズです。

百田尚樹のニュースに一言 令和6年1月6日号より

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