好きのきっかけ。

正直、分かりやすく私はミーハーでオタク。
好きが多い。
応援をしているクラブは柏レイソルだけだけれど、好きな選手は日本全国に多数居るし、国内に囚われず海外で頑張っている選手にも沢山いる。

直ぐに好きとか可愛いって言うよねって良く言われる。
言い返す言葉は全く無いし、言い返すつもりも無い。
好きも可愛いも沢山。盛り沢山。
それでもイケメンが好きだよねと言われる事には言い返したい。
私の推しの中に所謂イケメンはいるのか←

随分前から色々とあってレイソルサポーターになったものの、レイソルというクラブが好きで所謂箱推し。
ユニフォームの背番号を誰にするかが全く決められないという時期が長く続いた。
好きな数字、で選んでいた事もある。
そんな私が2009年初めて、サテライトの試合で杉山浩太を見た瞬間に、ひと目で落ちた。
雷が落ちたとか、運命だとか、そんな言葉では表せない位にひと目で虜になった。
私はこの人が好きだと直感が働いた。
こんな出会いが自分にあるなんて思わなかったから凄く驚いたし、自分的にも衝撃的だった。
そこからこの人にずっとついて行こうと思った。

浩太のレンタルが終わって清水にエスパルスに帰るとなった時に、それはもうこの世の終わりかというレベルで泣いた。
あの時の私には、ここにいない、が全てだった。
レイソルの選手ではない事が世界の終わりだったから。その後、エスパルスの杉山浩太を受け入れて応援するのはまた別の話。

もう泣きたくない、別れを経験したくない、辛い思いをしたくないからと思って箱推しに専念した。
推しは作らない、に徹底した。
それをそんな私の心をあっさりとぶち破って来たのが伊東純也でした。
名前と顔は知っていたけれど、2016年1月、日立台で、初めて練習している姿を見た時に、浩太の時と似ている感覚を覚えた。
あぁこの子が好きだなと、そう直感で思った。
大卒2年目。無名の彼はとても、誰よりも楽しそうにサッカーをして、ボールを蹴っていた。
その笑顔に惹かれて虜になった。
きっとこの子はすごい世界を見せてくれるってそんな風に思った。
これからどんどんと活躍して日本を背負って、世界に羽ばたくんだってそう思った。
そうやって伊東推しとして日立台に通う日々の中で、予想だにしない出会いがあった。

新加入選手、について調べていたら、好きな食べ物が私の好きな食べ物だった。
ファンサで、グミが好きなの?って聞いたら、なんで知ってるんですか?!って驚かれた。笑
好きが同じな彼との会話はとても心地が良くてずっと前からの知り合いみたいだった。
それから少し経ってのファンサの時に、まだ一度しか話していないのに、あーーー!!って叫んで笑ってくれた人、それが小池龍太。
こんな。こんなにサポにファンに嬉しい言葉をくれる人がいるんだなと思って、そこからこの人を応援しようって強く心に決めた。

好きになるきっかけなんて人それぞれで、それぞれであって良いし、私のそれも否定して欲しくないなと思うのと同時に、どんな好きになるきっかけであろうと、その人が好きで幸せを祈って、サッカー選手の成功を祈る事に変わりは無いということ。
思いを形にするには、現地に行くとかユニフォームを買うとか、ゲーフラとか目に見えるはあるかもしれないけれど、それをしていない出来てないからってファンじゃないなんて事はない。好きは比べる物では無いし、好きの大きさに違いなんてない。
好きだと思う気持ちがあれば、それだけ、それだけだ。
推しは推せる時に推せ、は引退の時期は私達には選べないが大きいから。
その日は突然やってくるし、お別れ所かお疲れ様もありがとうも言えない事もある。
だからこそ好きには全力で、突っ走りたいし、皆にも突っ走しって欲しいと凄く思う。



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