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ウェイコン立ち上げ舞台裏⑪

今日はウェブサイトのSEO対策の勉強やクライアントとのやり取りをしていました。

雑談で上がったお金の話題について、私の持論を述べます。お金についてですが、結論から言うと、お金を直接追い求めている人ほどうまくいっていない、つまりそれほど儲かっていないというのが私の印象です。貧乏な人ほど、全財産の中で割とすぐに引き出せる普通預金の残高が高いように思います。例えば、金持ちの人たちに資産がいくらかと尋ねると、正確には答えられない人が多いです。これは誤魔化しているとかではなく、株や不動産の価値が日々変動しているからです。お金持ちになると、数百万、数十万単位の変動は誤差であり、確定できないことが多いと思います。

でもお金って直接価値があるわけではなく、それを何かと交換できる時に初めて価値が出るわけです。ただ、このお金は不安定なものです。デフレもあればインフレもあり、為替レートもどうなるか分かりません。これは太陽と建物の関係で考えると非常に分かりやすいと思います。太陽の角度によって影が長くなったり短くなったりしますが、建物の価値は変わりません。でも、この影の長さが現代社会におけるお金だとすると、影の長さで一喜一憂している印象があります。

結局、私たちがやるべきことは、建物の高さを高く保つことです。太陽が低ければ影は延びますが、これがいわゆるバブルの状態です。太陽が真上に来れば影はほとんどなくなり、資産がほとんどなくなるわけです。これは結局、自分たちが操作できる範囲のことではなく、運命に左右されるものであり、意識しても仕方がないことです。

まずは、建物を高く積み上げておくことが重要だと考えています。私はSUUMOマンションで働いているんですが、この価値の変動、つまり影の長さの変動をよく見ています。これは、土地の価格が値上がりし、数年・数か月の間に建物の価格が数千万単位で動きます。しかし、物理的に考えた時、影の長さは全然関係なく、実際はその建物に価値を感じるわけです。そう考えると、影(お金)だけを追いかけることには懐疑的なわけです。

特に若い世代にとっては、自分自身に投資すること、つまり建物の高さに投資することが非常に重要だと思っています。私も書籍やスクールなどにおいて、おそらく100万円くらい溶かしている人間です。さらに、海外での経験も含めると、とんでもない金額を使っていますが、それでもやはり自分自身の「建物の高さ」、すなわち自分の価値や能力を高めることになんらか役に立ったのではと思っています(思い込んでいます)。

この「建物の高さ」を面白い指標で考えている学者もいて、国際的な指標として見るときにビッグマックを基準にすることがあるんですね。

キャプションはちょっと古いかも


ビッグマック一つを食べる価値は、世界中でほぼ同じレシピで作られているため、ほぼ同じだと考えられます。このビッグマックの価格を基準にすると、自国の平均給料で割ることで、ビッグマックが通貨のように機能します。お互いの国の通貨では話が通じにくいですが、月給でビッグマックが何個分になるのかという視点は、世界共通の尺度になります。

例えば、日本の若手社員の月給が30万円ほどだとして、ビッグマックが500円だとすると、600個分のビッグマックが買えることになります。これが、中国やアメリカではどうなるのか。結局のところ、お金はどこまでいっても紙切れに過ぎず、本当の経済危機が来たら、先ほど言及した「建物」やビッグマックのような実物資産の価値が問われます。

私が長々と何を言いたいのかというと、私自身、積立NISAや個別株の投資も楽しくやっていますが、正直、もったいないと思う瞬間があります。1年間ちょこちょこ動かしても20万くらい。そんなことなら、自分自身の「建物」の高さ、つまり自分の能力や価値を高めるための取り組みや投資に、もっと注力すべきだったと思うからです。ウェイコンを初めて気が付きましたが副業で年間20万を稼ぐなんて一瞬でできます。自分の建物を高くするチャンスは何度もあったように思いますが、この「建物」を高く積み上げることにもっと焦点を当てるべきだったと感じています。

その点では、ウェイコンでお金を稼ぎながら、さらに異なる「建物」を建造するなどに資源を回せたらいいなと思っています。


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