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ワクワクをどう創るか

ウェイコンを始めて4か月。

ウェイコンの思想は、夢中が非凡に成る。でも、この夢中ってどうやって作り出すのか。ワクワクする→夢中になる→非凡に成ると考えています。今日は、このワクワクの醸成について。

仕事(報酬が発生する)でワクワク感を作り出すのは困難だと思いこんでいました。以前は、新しいことをやるだけでワクワクしていたもんです。しかし最近、自分たちができることが分かってきて、作業が仕事っぽくなり、本業に似てきたと感じています。これはみんな、似たような感覚を持っていると思います。なぜこんなことが起きたのかというと、今までは全く何もできなかった荒地から少し形が見えてきたのが最近だからです。

要するに、本当に明日何をしているかわからないという状態から、だんだん1週間先は何をしているか分かる状態になってきたのです。だからこそ、少し余裕が出てきたというと語弊がありますが、そういうことが起こるようになってきました。少し慣れが出てきたので、没頭感や没入感、わくわく感が少し減ってきた感覚がありました。

一昨日、経営者の方と相談していたとき、「ベンチャーの良い所は、他の大手企業では稟議が下りないような少しグレーな企画や尖った面白いことができること」というコンセプトを持つと良いよとアドバイスを受けました。今僕がやっている作業は、大手が本気を出せば真似もできるし、一撃で吹っ飛ばされるようなことです。

大手が攻めきれない部分はどこなのかを考えると、倫理感の問題が出てきます。例えば、超大手企業が合コン斡旋業に手を出すかというと微妙です。しかし、世の中にタブーとされていることには需要があるもんです。特に大手出身の僕はいつのまにか"綺麗なことをしないと!"という頭に染まっていたんです。

アドバイスをもらって頭では理解していましたが、身体で理解できていない感じがありました。しかし、昨日こんなことがありました。知り合いの社長から「システムのUIを手伝ってほしい」と依頼が来ました。このクライアント先は大手企業で、自社開発もできる企業がわざわざベンチャーに依頼を投げているのです。

なぜこんなことをしているのかというと、社内では思いつかないような奇抜なことをやってほしいというオーダーだからです。小さいことですが、納品する資料は、できるだけ奇抜で人の頭に残ることを意識しています。今回たまたまそれが目に入り依頼が来ました。

正直UIなんて作ったことがなかったけれど、奇抜なことを考えるのはとても楽しかったです。まさに夢中になり、今までの作業から解放されるような気分になりました。これって言葉では言い難いのですが、大手ではできないんえですよね。なぜなら、炎上リスクがあるものは法務的にはじかれます。。社内の稟議申請/リーガルチェックしたことある人はわかると思いますが、とにかく厳しい。。

別案件で、求人広告にも取り組む予定で、企業の紹介ムービーを撮ります。最初はTikTokで流行ってる企画を真似しようと思っていましたが、今は趣向を変えて、その会社の飲み会に潜入するなど、他の企業ではできないことをやろうとしています。

自分たちの事業は、それが自分にとってどう楽しいのか(=ワクワクするのか)を全員に問いただしながら進めていくことが重要だと学びました。これは、非常に良い気づきのあった1週間でした。なんか良い取り組みが生まれそう。

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