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梅と柿

田舎に行けばどこの家にも昔から梅と柿の木がある。昔の人は梅と柿が体に良い優れた食品ということを知っていた証拠。今の子どもたちは、安くていつでも簡単に手に入るお菓子の方が美味しいと、梅や柿には見向きもしない。アトピー、花粉症などアレルギーの原因は現代の食品事情からきているという話を良く聞く。
自由競争、経済優先の社会が昔ながらの日本人の食文化、風習を壊し子供たちの健康を害してきている。いや子供たちの健康の問題だけにとどまらない。
動物は小動物や植物を食べ、その排泄物を微生物が食べ、微生物が分解したものを植物が吸収する、この食物連鎖は、地球が永続可能な素晴らしい仕組みだ。それぞれがそれぞれの役割を全うすることで循環が活性化し、生命あふれる素晴らしい世界が広がる。企業は便利さから、化学食品、農薬、化学肥料、プラスチックなど自然界にない加工品を作りだしたが、その回収をしないから、自然界の循環の仕組みが途切れ、環境破壊が止まらず、絶滅する種が増え続け、生命あふれる緑の地球は今や青息吐息だ。企業はまだ利益を優先するのか?消費者はそんな企業の作ったものを買い続けるのか?
人間社会はお金にしばられすぎている。一番大切なのは、永続可能な地球環境だ。お金があっても生物の活力のない場所では幸せな生活はおくれない。
コロナは地球が送った刺客、地球にとって人間は悪でしかない。偉い人たちはそのメッセージを無視し、それでもまだお金を稼ぐ仕組み(経済)の立て直ししか頭にない。
これではコロナは収まらないだろう、仮に収まったとしても人類がお金お金と言っているうちは、地球(自然界)は第2、第3のコロナを出現させるのは間違いない。永続可能な仕組みが地球の法則なのだから。
私達はもっと知らなければいけない。生命あふれる緑の環境の素晴らしさ、それが何にも変えられない幸福であることを。そして、緑の地球が今にも消えてしまいそうなことを。

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