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とりあえず半歩

【文章を書きたい】


そう思いnoteに登録して1年が経ったらしい。
久しぶりにログインしたら通知がそう教えてくれた。
まさに、行き当たりばったりな性格だと言われているようだ。

昔から文章をだらだらと書き連ねることは好きだった。

夏休みの課題である読書感想文では、出だしに教科書に載っていそうな良い感じの問いかけをノリノリで書き、その次に私だったらこうだ、これはこう思うと自分の感想をいくつも並べた。そして最後に申し訳程度のまとめ。
文脈も伝えたいこともぐちゃぐちゃ。
走り出したは良いものの、止まり方がわからず壁にぶつかる感じ。

親の手がかかった感想文が佳作として選ばれたことはあったが、案の定自身で綴った文章が大人に褒められたり、賞を取ったりしたことはない。多分。それでも、私は満足していた。自らの力で文章を書くのが好きだから。

しかし、文章を書くのが好きな私でも長続きをした事が1度もない。

かの有名なブロガーに憧れてはてなブログで日記を書いてみたり。
羞恥を覚え消してみたり。
中学デビューと共に始めたアメーバブログで同級生と揉めたり。
親に止められ消してみたり。
授業で使うノートを1冊日記用にしてみたけれど、三日坊主どころか一日坊主で終わったり。
他にも夢小説やSSをこっそりと投稿していたこともあったが全て完結まで行かなかった。

それでも私は満足していた。
手元に何も残らなくても、私の心の中で文章を書いていて楽しかったと言う記憶が残っているから。つまり楽しい思い出になればそれでいいのだ。

きっと今回も、更新していくうちに羞恥に悶え消そうか消さないか悩むだろう。はたまたそそくさと削除ボタンにカーソルを持っていくのか。

大人になった今、また新しい場所で憧れ、奮起している。
この日記を書き続けていく中で沸き起こるいろんな感情やその葛藤さえも楽しんで取り組みたい。自分らしく、マイペースに。

このブログ・日記を閉じるまで。
私の気持ちを整理する掃き溜めとなり、私の楽しい記憶の血肉となってくれるだろう。

p.s. 読んだ小説の紹介とか、好きな音楽の話とか、お出かけして見たもの感じたものとか、その日の出来事とか、推しに関するものとか、自由に書いていきたいです。機能もうまく使いこなしたいです。


【今日のカバー画像】

「あのときのぼく(2018年3月ごろ)」 Illust:やや

ゆめかわいいに夢を見ていたころの自撮り。
自分で切り揃えたぱっつん前髪。
サンキューマートで買ったスマホカバー。
手作りのアイロンビーズネックレス。
従姉妹のお下がりのワンピースを改造したスカート。
どれをとっても当時の「ぼくなりのかわいい」なのだ。


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