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WOW! BASE 参加レポート

はじめに

今回は、2023年11月6〜13日に参加した、株式会社リクルートが主催する「地域ブランディング提案プログラム 〜ニセコでのニューノーマルな働き方を提案せよ〜​」に参加した感想や学びを記事として残したいと思います。(以下敬称略)
また、プログラムの内容までは公開されていないので、詳細の公開は控えさせていただきます。予めご了承ください。

今回参加したプログラムは?

WOW! BASEは「人生と、社会課題が、出会う場所」をコンセプトに、ワークショップ、講演会、フィールドワークを開催しています。

WOW! BASEとは | WOW! BASE | 株式会社リクルート
株式会社リクルートが運営するWOW! BASEでは、学生や社会人が参加できる社会課題解決プロジェクトを開催しています。

いろんなイベントが開催されている中で、今回は『マチリク』 の社員が、地域の雇用課題関するインプット・フィードバックなどで伴走する役割としてサポートしてくださった、ニセコ町でのニューノーマルな働き方を提案するイベントに参加させていただきました!参加したきっかけは、私は元々「世の中に新しい価値観や体験を届けるために企画する」ことがすごく好きで、ゲーム開発に熱中していました。その中で、地域という大きな組織が抱える課題をか解決するという、ゲーム企画ではできなかったような頭の使い方を学ぶことができる部分や、提案した企画をそのまま実行に移せるチャンスがある部分に惹かれ、参加したいと思いました。参加には書類選考があり、選考を通った人だけが参加できる形でした。

参加前に行った事前準備

リクルートのノウハウが詰まった自己分析方法により、自分のあらゆる部分を言語化しました。過去を振り返る中で、「そういえばこんな経験したなー」という気づきや、「今回参加する目的」を明確にしました。(自分はやることに対して常に「ゴール」がないとモチベーションがすごく下がる人間なので、事前にこうした意識確認ができてよかったです)

プログラムを通じて気付いた学び

「参加して良かった」に尽きます。
プログラムの途中でインフルエンザにかかってしまいましたが、なぜか企画している時は体調がしんどくなるどころか、やる気が出てきて、ずっと集中できていました。
書きたいことがたくさんあるのですが、学びに関しては以下の点がありました。

  • 現地の声を聞くことが、課題を見つけるまでの効率が良い

  • 導き出した課題に対して、ペルソナ・インサイトをどれだけ深堀れるかがアイデアを出す上で重要であること

  • とにかくチームメンバーの些細な一言にもリアクションすることで、案外話が進む

今回のプロジェクトの一環に現地の人から、現在の地域状況をお聞きしたり、質問できる機会がありました。インターネットを調べることで現代では色んな情報を得ることができますが、限られた時間の中で正しく有益な情報を得る効果的な手段は「実際に携わる人の意見を聞く」なのではないかと、プロジェクトを通して学びました。

また、現地の人の意見から導き出した課題設定をもとに、「誰が携わっていて、どんな暮らしをしていて、普段何を考えながら過ごしているのか?」を細かく考えたことで、その後のアイデア出しにとても役立ちました。

会議の進め方についても学ぶことがたくさんありました。ゲームを企画していてもよくあるのですが、ずっとアイデア出ししていると、どうしても詰まってしまう or みんな黙ってしまうことがよくあります。今回もそういった場面があったのですが、自分は「チームメンバーの独り言にリアクションしてみる」ことが企画出しの際に有効手段になると思いました。私は考えが詰まっている時は、誰かのボソッと言ったことからアイデアが発散・収束できることが多かったため、今回は「メンバーの独り言をみんなに届ける」役割を積極的に担いました。結果として、コミュニケーション量を増加させ、何も考えない時間を減らすことで、企画出しがスムーズになり、会議の目標はある程度達成できることが多かったです。

また今回は新規事業立案制度「Ring」のノウハウをもとにした起案方法が学べたりと、リクルートさんについても理解が深まることができました。
印象的だったのが、マチリク社員の方が「日本の社会を変えるために様々なプロジェクトを起こし、日々行動している。その中でもニセコ町が将来的に何か日本を変える指標となるのではないか?と思い、今回学生さんの力をお借りした」とおっしゃられていました。リクルートの社員さんが、こんなにも日本の未来をより良くするために行動するその姿勢を見て、自分の新しい価値観につながりました。現在就活している最中なのですが、今回リクルートさんの姿勢を見て、選社軸として「その仕事を通じて、日本の経済をより良く出来るか」という点も大事だなと考えるようになりました。現在、日本は経済的にとても良い状況とは言えず、このままだと自分が受けてきた恩恵を子供達に届けることが難しくなったり、自分の持つ選択肢が狭まっていくと予想できます。こうした状況を少しでも変えるために、社員の持つ未来のビジョンを受け入れ、一丸となってプロジェクトを動かせる会社さんで働きたいと思うようになりました。

プログラムを通じて気付いた自分の強み

  • チームが詰まっている時の打開力

  • 「負の解消」にも、モチベーションがあること

メンターさんからは以下のようなFBをいただきました。

  • 主軸としてチームをまとめながらも、裏で回しているのが良かった。

  • 数字的にも、こういうところ足らないよみたいなところを指摘しているのも良かった。

最後に

結果的には優勝することができず、悔しい結果になりましたが、チャレンジして本当に良かったと思えるプロジェクトでした!こうした誰かの課題を解決するためのスキルはまだまだだと気づけたし、将来的に自分のやりたいこともはっきりできたのは非常に良かったと思います。

解決策を一緒に作り上げてくれたチームメンバー、フィードバックして頂いたメンターさん、プログラムを支えてくださった運営の皆さん、本当にありがとうございました!

4回生にチャレンジしたいことがたくさんあるので、WOW! BASEで学んだことを活かしていきます!

※北海道新聞さんにも掲載していただきました!(自分が考えた図が写真に採用されてたの嬉しい!)


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