私、ただ勉強がしたい、それだけなのに

去年の5月。嫌というほど自殺のことを考えた。考えたくないのに、脳がそうしむけてきた。部屋にあるもの全てが自殺を示唆する道具に見えて布団から出れなくなった。大学にも行けなくなった。
ある日突然、プツンと鬱の糸が切れ、軽躁状態に切り替わった。私は電車に乗り、バスターミナルに行き、地元行きのチケット購入した。一旦大学に戻り、教室に入ろうとした時だった。あの子の声が聞こえて、動悸がし始め、呼吸がしずらくなり、頭が真っ白になった。突然、ここから逃げなければ死んでしまう、そう思った。そこからの記憶はなく、気がついたら夜の9時半。私は実家の玄関の前に突っ立っていた。


私、ただ勉強がしたい、それだけなのに
どうして

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