自分の中の ”ダメ出し” くん
「今のあなたは、随分と、乱れていますね」
私の状態を見てくれた人から、そう伝えられた。
自分でも、落ち込み気味とは感じていたけれど、
そんなに状態が悪かったんだ! と思った。
それでも、身体のバランスを整えていくにつれ、
元気が戻って来た。
「随分と、状態が、よくなりましたよ!」
体の凝りは、心の凝りでもあるんだなあ、と思いながら、
体のバランスが整って、スッと気分も良くなった。
「いつでも、体と心がいい状態でい続けられる方法がありますよ」
と、言われて、
それができたら、いいね! と思った。
そして、同時に、
「いろいろな環境の影響を受けて、バランスを崩している自分は、ダメ」
という思いが、自分の中を、ふっとよぎったのを、感じた。
「やっぱり、自分はダメなんだ」
「でも、自分がバランスを崩しているから、バランスを崩している人の気持ちは、わかるよ!」
「いつでも自分がいい状態だったら、バランスを崩している人の気持ちが、わからないんじゃない?」
「私は、身体を動かすと、スッと気分が変わって、いい状態になれるよね」
「バランスを崩した状態と、いい状態と、両方を行き来できる方が、
人に寄り添えるんじゃない?」
「”バランス崩している自分は、ダメだ” って、決めつけるの、止めよう!」
自分の中で、無意識に出てくる ”ダメ出しくん” に、気づいて、
また一つ、手放せた。
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