見出し画像

自分の中の古いルールを、今に合わせて調整する

年末は、大々的に大掃除をするものだ、というイメージがあって、
だから、やらなくちゃいけない、と、毎年、頑張っていた。

でも、だんだんと、大掃除よりも、自分にとって大切なものが出てくると、
大掃除をする時間を取るのが、惜しくなってくる。

それなのに、「年末は、大々的に大掃除をするものだ」というイメージが、
変わらず自分の中にあるから、
その「あるべきイメージ」と、「実際の自分ができていること」のギャップが、広がっていく。

実は、「年末は、大々的に大掃除をするものだ」と思っているのは、
家族の中では、私一人で、
他の家族は、「ここだけやれればOK!」くらいの、軽~いイメージだから、
特に悲壮感もなく、ちゃちゃっとやって、あとは、他の事をしている。

「ちゃんとやらなくちゃ」「こうあるべき」の思いが強かった私は、
「そんな適当なのは、ダメだよ」と思って、頑張って掃除してきたけれど、

自分にとって大切なことが、
大掃除から、別の事にシフトしてきているのなら、

いつまでも「そんな適当なのは、ダメ」と言っていないで、
「こうしたい」内容を、自分にとって最適な内容に、調整すればいい。
そうしたら、「やるべきことが、できていない!」と、
自分で自分を責めて、悲しい気持ちにならなくて、済む!

小さな頃から、いつのまにか刷り込まれた生活習慣ほど、
自分にとって、当然のことになっているので、
他の人から見たら、「その古い思いを、サッサと捨てればいいのに」
と、いつまでも古い観念にしがみついている姿が、可笑しく見えても、
本人は、変えることに、結構な抵抗感を感じる。

でも、自分にとって大切なことが、変わっているのなら、
そして、自分にとって大切なことを、大切にしたいのなら、
当たり前すぎると思っていることも、今に合わせて見直して、
新しい自分の習慣を作っていけると、
「やれていない自分」から、「自分の思い通りに生きている自分」に
なれている気持ちがすると思う。
私も、そんなふに身軽になることを、選ぼう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?